製造業(メーカー)の現状や採用動向、転職成功までの道筋など詳しく解説!

 

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こんにちは。メーカー専門の転職エージェント「タイズ」です。

「製造業は雇用・給与ともに安定していそうだから、今度の転職はメーカーにいきたい。」
そう思い立ったことはないでしょうか?2005年に創業以来、メーカー一筋の弊社だからこそわかる、メーカーの現状・将来・そしてメーカー転職の方法と可能性について解説します!

タイズの強み

  • メーカー特化型エージェント
  • 技術職への深い知見
  • メーカーとの太いパイプと
    転職支援実績

01. 製造業(メーカー)とは?職種や業種、年収、働き方など解説!

製造業の現状

製造業(メーカー)とは?きつい?やめとけと言われる理由とは?

メーカー(製造業)とは食品や化粧品から自動車など、私たちが生活するうえで利用している様々な製品を生産する企業のことを指します。各社の製品ごとに、食品メーカー、化粧品メーカー、自動車メーカーといったように多岐に渡って分類されます。

メーカーのビジネスモデルは、製品の販売相手に応じて「B to B」と「B to C」の2種類に大別することができます。ここでは、それぞれのビジネスモデルについて解説していきます。

B to B(Business to Business)
B to Bは「Business to Business」の略です。企業から企業に対して商品やサービスを提供するビジネスモデルです。例えば、製品を製造するメーカーと、その製品の部品や素材を製造・供給するサプライヤーの関係性などが挙げられます。

B to Bの特徴としては、商品単価が高く、市場が大きい傾向にあることが挙げられます。また、対象顧客が企業であるため、継続的な取引関係に結びつきやすいのが特徴です。

一方で、B to C企業よりは一般的な知名度が低い企業が多いことも事実です。

B to C(Business to Consumer)
B to Cは、「Business to Consumer」の略です。企業から消費者個人に対して商品やサービスを提供するビジネスモデルです。例えば、自社生産で全工程を一貫して行っているメーカーはこちらに属することが多く、私たちが店頭で購入する商品のほとんどはこのビジネスモデルによって提供されています。

B to Cの特徴としては、対象顧客が個人であるため商品単価は低くなりやすく、より沢山の商品を売ることが必要になってきます。一方で、商品や企業名の一般的な知名度は高く、人気のある企業も多いです。

製造業で働くデメリットや、やめとけと言われる理由

製造業で働くデメリット、やめとけと言われる理由は以下の通りです。

  • 3K(汚い・くさい・危険)のイメージが強い
  • 立ちっぱなしの職場もある
  • 単純作業の職種もある

詳しくはこちらの記事で説明していますので併せてご覧ください
製造業とは?種類(業種)や仕事内容、年収、向いている人、働くメリットは?

製造業(メーカー)の業種一覧をご紹介!

メーカーの業種は様々であり、大きく以下の業界に分けられます。また、各業界について知りたい方は他記事も併せてご覧ください。

業種 会社例 詳細
食品メーカー
  • 日清食品HD
  • 日本コカ・コーラ会社

など

食品メーカー・業界とは?主な企業や職種別の仕事内容、平均年収を解説
化学/素材メーカー
  • 旭化成株式会社
  • ENEOS株式会社

など

化学メーカーへの転職は未経験では難しい?向いている人の特徴や成功のコツも解説

素材メーカーとは?主な業界や職種、現状・将来性などを解説

機械メーカー
  • 株式会社クボタ
  • 川崎重工株式会社

など

機械メーカーとはどのような業界?職種別の仕事内容や年収・向いている人の特徴を解説
自動車メーカー
  • ダイハツ工業株式会社
  • 三菱自動車株式会社

など

自動車メーカー・業界とは?関連の深い企業や主な職種・最新動向まで解説
電気/電子機器メーカー
  • パナソニック株式会社
  • 株式会社村田製作所

など

機械メーカーとはどのような業界?職種別の仕事内容や年収・向いている人の特徴を解説
医薬品/医療機器メーカー
  • 小林製薬株式会社
  • 塩野義製薬株式会社

など

医療機器メーカー・業界とは?企業一覧・年収・職種別の仕事内容・やりがいまで解説
コンピュータ/通信メーカー
  • エレコム株式会社
  • セイコーエプソン株式会社

など

半導体メーカー
  • 株式会社村田製作所
  • 株式会社SCREENホールディングス

など

半導体メーカー・業界とは?種類や主な職種の仕事内容・将来性まで解説
鉄鋼メーカー
  • 株式会社神戸製鋼所
  • JFEホールディングス株式会社

など

鉄鋼メーカー・業界とは?主な企業や職種別の仕事内容、現状・将来性を解説
その他メーカー
  • 株式会社シマノ
  • 日本たばこ産業株式会社

など

上記で紹介した業界だけでなく、より細かな分類にするとさらに多くの業界が存在しています。

分類の仕方も様々ありますが、総務省が定めている日本標準産業分類では、メーカーは以下の24種類に分類されています。

食料品製造業 窯業・土石製品製造業
飲料・たばこ・飼料製造業 鉄鋼業
繊維工業 非鉄金属製造業
木材・木製品製造業(家具を除く) 金属製品製造業
家具・装備品製造業 はん用機械器具製造業
パルプ・紙・紙加工品製造業 生産用機械器具製造業
印刷・同関連業 業務用機械器具製造業
化学工業 電子部品・デバイス・電子回路製造業
石油製品・石炭製品製造業 電気機械器具製造業
プラスチック製品製造業 情報通信機械器具製造業
ゴム製品製造業 輸送機械器具製造業
なめし皮・同製品・毛皮製造業 その他の製造業

参考:総務省

こちらの記事では代表的な企業もご紹介していますので併せてご覧ください
製造業とは?種類(業種)や仕事内容、年収、向いている人、働くメリットは?

02. 製造業(メーカー)で稼げる職種は?一覧をご紹介!

製造業の現状

メーカーの職種は多岐にわたる

メーカーの職種は多くあります。大きく2つにわけると「技術系」、「営業・事務・管理系」に分けられます。「技術職」に就いている方を一般的にエンジニアと呼びます。また、それぞれにおいて専門性が高いことが特徴です。

メーカーの職種一覧

ここではメーカーの代表的な職種と概要を紹介します。

技術職 研究開発 新しいものを理論的に解明する役割を担う「基礎研究」と、既存の研究結果を応用する役割を担う「応用研究」があります。
生産技術 生産ライン全体の設計、管理を行う仕事です。

効率の良い生産体制を築くために、品質と効率をバランス良く向上させる役割を担っています。

生産管理 製品を生産するにあたっての「品質(Quality)、原価(Cost)、納期(Delivery)」の3つの要素を管理し、最適化する役割を担っています。
品質管理 製品不良について原因を特定し、生産ラインの仕組みを改善することで品質の安定性を維持します。
品質保証 製造工程の管理や改善を行います。

顧客に安心や満足を保証する役割を担っており、経験のある人材が多いことも特徴のひとつです。

組み込み系 あらゆる機器を動かすためのシステムを開発します。

単にプログラミングをするだけではなく、要件定義から設計、実装、テストに至るまでが、組み込み系エンジニアの担当です。

プラントエンジニアリング 工場設備や生産設備のシステム開発や管理を行います。

「機械系」「化学系」「電気系」「土木系」といった4つの専門領域に分かれ、E(設計)P(調達)C(建設)の流れでプラントを作ります。

回路設計 回路設計の仕事は、大きく分けて「デジタル回路」と「アナログ回路」の2種類があります。

回路設計の技術は、これまでに無かった機械や機器を生み出すことができます。工夫次第で機械や機器の性能を上げたり、小型化したり、省電力化したりすることが可能です。

機械設計 機械設計は、消費者の要求に合わせて、立案・スケジュールの確立・コストの算出・機械の製造までの一連のフローを行います。
金型設計 自動車や電気製品といったあらゆる工業製品の生産に必要な金型を設計する仕事です。

要望どおりの金型となるよう、素材や機能性、強度、コストといったポイントを考慮しながら設計します。

製造オペレーター・保全 工場の生産ラインや機械の監視、機械の操作を行います。

具体的な仕事内容は、機械の監視、機械の操作、機械の保全(メンテナンス)です。ほかに、検品や検査、組立を行うこともあります。

施工管理 建設工事の現場監督として工事の管理を行います。

4大管理と呼ばれる「工程管理」、「原価管理」、「品質管理」、「安全管理」を遂行することが重要です。

サービスエンジニア 納品後の機器製品の保守やメンテナンスを行います。

機器トラブルに対するヒアリングを実施し、修理対応を行うほか、日常的な点検や定期メンテナンス、部品交換などをすることもあります。

営業・事務・管理系職種 セールスエンジニア 主に営業現場で活躍するエンジニアです。

専門知識を活かして販売からアフターフォローまでを担当します。自社が提供する製品やサービスに関する専門的な知識が必要です。

営業 法人営業と個人営業に分類され、メーカー企業では法人営業の方が比較的多いです。

また、新規営業よりもルート営業うの方が多い傾向にあります。

購買・資材調達 製品を生産するための素材や材料の仕入れを行います。

購買・資材のコストダウンは企業の利益にも直結するため、非常に重要なポジションです。

企画 新商品の企画や既存製品のリニューアルを担当します。
宣伝・広報・マーケティング 自社や自社の製品についての情報を社外に発信し、広く世の中に知ってもらう役割を担っています。

製造業(メーカー)の年収は低い?働き方は?

製造業(メーカー)の年収を他業種と比較!

下記は、厚生労働省が発表している令和5年度の他業種と年収・給与(月収)を比較した表です。

製造業の年収は16業種のうち、10位で416万3,999円となっています。 最も年収が高い業種は「電気・ガス・ 熱供給・水道業」で570万1,397円となっています。その次に高い業種は「学術研究、専門・技術サービス業」で540万2,292円です。

最も年収が低い業種は「宿泊業、飲食サービス業」で338万7,496円となっています。その次に低い業種は「生活関連サービス業、娯楽業」で350万6,670円です。

順位 業種 給与(月収) 平均年収
1位 電気・ガス・ 熱供給・水道業 41万200円 570万1,397円
2位 学術研究、専門・技術サービス業 39万6,600円 540万2,292円
3位 金融業、保険業 39万3,400円 535万6,358円
4位 情報通信業 38万1,200円 524万5,621円
5位 教育・学習支援業 37万7,200円 504万4,923円
6位 鉱業,採石業,砂利採取業 36万6,700円 488万4,185円
7位 建設業 34万9,400円 470万5,128円
8位 不動産業,物品賃貸業 34万800円 453万7,192円
9位 卸売業、小売業 31万9,600円 418万645円
10位 製造業 30万6,000円 416万3,999円
11位 複合サービス事業 30万2,000円 405万8,922円
12位 医療、福祉 29万8,000円 386万697円
13位 運輸業、郵便業 29万4,300円 387万835円
14位 サービス業(他に分類されないもの) 28万5,700円 363万9,566円
15位 生活関連サービス業、娯楽業 27万8,700円 350万6,670円
16位 宿泊業、飲食サービス業 25万9,500円 338万7,496円

※平均年収は各業種の平均夏季賞与額と月収12ヶ月分で算出しています。
参考:厚生労働省 令和5年度賃金構造基本統計調査の概況

製造業の年収・給与は16位中11位という立ち位置ですが、他業種と比較して極端に低いというわけではありません。

また、製造業の中でも年収が高い業種、低い業種があり、最も年収が高い業種では667万円となっています。製造業以外の業種と比較しても非常に高いことがわかります。

詳しくはこちら
製造業(メーカー)の年収は?業種別・企業別・年齢別・学歴別などで紹介

タイズ経由で転職した方の年収をご紹介します。

  • 機械系エンジニアの年収
大手企業・正社員 中小企業・正社員
20代 400~550 380~500
30代 500~750 450~650
40代 700~900 650~700

単位:万円
引用:2023年度 タイズ経由での「機械設計」転職者の理論年収実績

  • 回路設計エンジニアの年収実績
大手企業・正社員 中小企業・正社員
20代 400~600 400~550
30代 550~750 500~650
40代 650~900 600~700

単位:万円
引用:2023年度 タイズ経由での転職者の理論年収実績

  • 生産技術エンジニアの年収実績
大手企業・正社員 中小企業・正社員
20代 400~500 380~450
30代 500~700 450~600
40代 650~900 500~750

単位:万円
引用:2023年度 タイズ経由での転職者の理論年収実績

メーカーでの年収についてより詳しく知りたい方はこちらの記事も併せてご覧ください
製造業(メーカー)の年収は?業種別・企業別・年齢別・学歴別などで紹介

製造業(メーカー)は働きやすい!

メーカーのワークライフバランスについて

メーカーのワークライフバランスは比較的「良好」です。

職種毎に見ると、機械設計・回路設計・社内SEなどは内勤メインの業務になる傾向があります。サービスエンジニア・営業などは他社へ訪問する機会が多いでしょう。 また、プラントエンジニア(施工管理)などは、どうしてもプラント施設が地方に多いことから、会社によっては長期の出張が多くなりがちです。その分、手当がつくことも多く、高い給与水準になります。

メーカーは転職後の「定着率」は高水準

ワークライフバランスを判断する基準のひとつとして、「離職率」・「定着率」があります。

業界別の離職率についても、厚生労働省が平成29年8月に雇用動向調査結果の概況にて発表しています。
下記は離職率の低い業界をランキング化したものです。

順位 業界 離職率
1位 複合サービス事業※ 7.7%
2位 建設業 8.4%
3位 製造業 9.4%
4位 情報通信業 10.5%

メーカーは3番目に離職率の低い業界といえます。
※複合サービス事業とは:郵便局等のように信用事業、保険事業、共済事業と併せて複数の大分類に渡る各種のサービスを提供する事業所のこと

さらに詳しく見る

製造業で働くメリットは大きく3つ!

製造業で働くメリットは以下の3点です。

  • ワークライフバランスが取れる
  • 高収入を目指せる
  • スキルアップ・キャリアアップができる

詳しくはこちらをご覧ください
製造業とは?種類(業種)や仕事内容、年収、向いている人、働くメリットは?

製造業(メーカー)に向いている人とは?

製造業に向いている人は以下の通りです。

  • 顧客視点で考えられる人
  • 効率化が好きな人
  • 他部門と連携が取れる人

詳しくはこちらをご覧ください
製造業とは?種類(業種)や仕事内容、年収、向いている人、働くメリットは?

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    転職支援実績

03. 日本における製造業(メーカー)の現状とは?

製造業の現状

メーカー業界の売上規模について

国内生産額(売上に相当)の産業別構成比をみると、「製造業」が30.8% と一番比率が高くなっており、「サービス業」の22.9%、「商業」の10.0% と続いております。

我が国において製造業の役割が重要であることが見て取れます。

日本の製造業の売上規模は、2022年で約390兆円です。日本の製造業は、自動車、電子部品、化学工業、機械工業、食品工業などの分野で世界をリードしています。また、日本の製造業は、輸出産業であり、日本のGDPの約3割を輸出によって生み出しています。

メーカーにかかわる就業者数について

就業者に占める製造業の比率は中国が30% 程度となっています。日本・ドイツ・韓国は20% 弱。アメリカ、イギリス、フランスは約10% となっています。

日本におけるメーカーの仕事に関わる人の比率は、先進国の中でも比較的多いといえるでしょう。

国名 比率
日本 約18%
ドイツ 約20%
韓国 約18%
マレーシア 約18%
タイ 約17%
ロシア 約15%
フランス 約12%
アメリカ 約10%
スウェーデン 約10%
イギリス 約9%

参考:データブック国際労働比較2023 p86

04. 【2024年最新】製造業(メーカー)の採用動向は活性化

製造業の現状

【2024年度】製造業(メーカー)の中途採用市場を詳しく解説!

中途採用の転職市場は活発・今後も活性化が期待される

製造業はサービス業などと比較してもコロナの影響を受けにくく、市場は順調に推移しております。一方、日本における生産年齢人口の低下に伴い、メーカー内での中途採用は活発と言えます。

実際にタイズとお取引のある企業様からも「中途採用の強化」と「人員の確保」のお声日々高まっており、メーカー業界の転職市場は今後益々、加速するでしょう。

グラフは直近のタイズが保有する求人数の推移です。特に大手企業様の求人が急激に増えていることが見て取れます。2020年9月は2247件なのに対して、2022年3月には5423件と2倍以上の求人数となっています。2024年にはさらに増加傾向です。

「求人数=メーカーのニーズ」と言えるため、このグラフからもメーカーの採用意欲は徐々に高くなっていることがわかります。

メーカー転職の現状

製造業(メーカー)が求めるスキルや人材とは?

DX人材の需要は特に増加傾向

特にDX人材の需要は増加見込み

職種にもよりますが、メーカー業界でも急激にDX化が進んでおりますが、現在、人員不足が慢性化している状態です。DXに関して専門知識を有した人材は益々、メーカー内での市場価値が高まるでしょう。

製造業の現状

参考:IT人材白書2020「独立行政法人情報処理推進機構社会基盤センター」

メーカー(製造業)では、DX化に伴い、とりわけシステム開発・IT企画・社内SEなどの需要が増加しています。各社、早急にDXに精通している人材を獲得するため、積極的に採用活動を実施されています。そのため待遇面はかなり良く、年収1千万円を超える求人も少なくありません。以下の記事でも詳しく解説しています。

エンジニア転職まるわかり!中途採用でメーカーが求める人材とは?

【企業の声を紹介】「人を大事にする」社風が多い

メーカーは「人を大事にする」社風が多い

メーカーの人材採用様と日々コミュニケーションを取っているタイズのコンサルタントは、メーカーの求める人物像をキャッチしています。 そのうえでメーカーの中途採用に対してのスタンスには傾向があることがわかりました。

それは「せっかく転職し入社したのなら、長く働き、社内で成長・活躍してほしい」というものです。あくまで会社によりますが社員を大事する社風が伺えます。 ここでは実際の企業様の声をいくつか紹介します。

株式会社GSユアサ 人事部の方

「転職されるときには真剣になって「次は辞めないぞ」という考えで選んでいただきたいです。そういう想いが面接で伝わってくれば嬉しいですね」

GSユアサのインタビュー記事を見る

株式会社タクマ 人事部の方

「社風に馴染めることが定着していただけるポイントだと思っており、入社されたからには長く働いていただきたいと考えています。」

タクマのインタビュー記事を見る

ハイスピードのキャリアアップを考える人には選択肢が少ない

外資系企業やIT系企業にみられがちな、「短期間で転職を繰り返しキャリアアップしたい」と考える人には、メーカー業界での転職は選択肢が少ないと言えるでしょう。

【企業の声を紹介】中途採用で求める人物像とは?

スキルにくわえて人間性も重視される

専門的なスキルはもちろんのこと、積極的なチャレンジ精神や・コミュニケーション能力など人間性を求められる事が多いです。 実際にタイズがインタビューした企業様では「求める人物像」について 以下のように語っておられます。

パナソニック株式会社 採用担当者様

「弊社は大手企業でありながら、個人の裁量も大きく、またチャレンジできる環境が広がっておりますので、そこを魅力に感じて頂ける方に是非ご応募いただきたいと思います。」

パナソニックのインタビュー記事を見る

株式会社村田製作所 ソフトウェア部門の社員様

「自分たちで組織や仕組みをつくろうと思えるようなモチベーションがある人が良いですね。人脈を作って人を巻き込みプロジェクトを引っ張っていけるようなコミュニケーション能力を持っている方を求めています。」

村田製作所のインタビュー記事を見る

株式会社クボタ 人事部長様

「1つ目は「自らの成長を求めてチャレンジし続ける姿勢」、2つ目は「誠実に粘り強く取り組む姿勢」、3つ目は「多様性を受け入れてチームワークを尊重する姿勢」です。」

クボタのインタビュー記事を見る

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05. 【年代別】製造業(メーカー)の転職は難しい?未経験でも可能?

製造業の現状

未経験からのメーカー転職可否は職種による

未経験からメーカーへの転職は可能です。ただし職種によるところが大きいです。

メーカーの職種は多岐にわたります。

具体的には、機械設計・回路設計・など専門的な職種は、理系大学を卒業しており、一定の知識以上を要する必要がある可能性が高いです。さらに第二新卒であるなら将来性を評価されることもあります。 研究・開発などでは大学院卒が条件の求人もあります。 また、SIerが大手企業の社内SEとして転職するケースもあります。

専門性の高い技術職の転職についてはこちらの記事でも詳しく解説しております。
技術職とは?転職成功の秘訣や向いている人の特徴を解説

一方、サービスエンジニア・営業などは文系出身でも可能性はあります。BtoBおよびBtoCどちらの業界においても、他業界での営業経験を活かしメーカーへの転職後も活躍されている方もいます。

20代

20代の場合は未経験の場合でも充分転職できます。

企業が20代の転職者に求めるのは将来性であるため、学生時代の経験や自身に向上心があること、すぐに社風になじむことができる柔軟性などをアピールしましょう。

30代

30代以降は未経験の場合転職の難易度はかなり上がります。

しかし、経験者の場合は需要が高いです。製造業界は中途採用の強化と人員の確保を行っている企業が多くあり、業界知識がある30代の経験者は転職しやすいと言えます。

詳しくはこちらをご覧ください
製造業への転職は難しい?未経験からでも成功させるポイントと3つの事例を紹介

40代

30代と比べると求人数は減り、企業から求められるハードルも高くなるため、難易度は高くなります。
40代の場合は管理職での採用が増えてくるため、マネジメントスキルが求められてきます。

マネジメントスキルと高いレベルでの専門知識が必要となってきます。これらをアピールできれば、40代でも転職を成功させることができます。

50代

50代の場合は40代以上にマネジメントスキルが求められ、即戦力である、というだけでは転職が難しくなってきます。

また50代の求人数はかなり減るため、転職活動に時間がかかります。

転職エージェントなどを活用して自身に合った求人を紹介してもらいましょう。

タイズはメーカー特化型で多くの優良メーカーの求人をご紹介することができます。

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06. 製造業に転職する秘訣や道筋は?

製造業の現状

Step1.転職エージェントに登録する

転職エージェントに登録するメリットは以下の通りです。

  • 応募書類の添削や面接対策をしてもらえる
  • 非公開の求人を紹介してもらえる可能性がある
  • 求人情報の収集や応募手続きの一部をエージェントに任せることができる

エージェントに登録することで、時間の節約だけではなく、面接や書類の通過率が上がり、効率的な転職活動を行うことができます。

▶併せて読みたい参考記事
転職エージェントは使うな?メリット・デメリットや使うべき人を解説!

タイズはメーカー専門の転職エージェント

メーカー転職を実現させたいなら、転職エージェントの利用がおすすめです。 中でもタイズはメーカーに特化しています。メーカーやエンジニアの業務内容や実情を把握しているメーカー出身のコンサルタントが多数在籍しています。

詳しく知りたい方は下記ボタンよりご相談ください。

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    転職支援実績

一概にメーカーといっても職種・業種が様々であり、自分で転職先候補を複数選択するのは簡単ではないです。メーカー経験者であっても、自分のキャリア・経験がどのくらいの価値があるのか?あるいは、他のどのような業種で通用するのか?タイズなら第三者的な立場で的確なアドバイスができます。

タイズはアナログマッチング®︎で厳選した求人を紹介

タイズでは、ご登録後の丁寧な面談を通じて、職種・給与だけではなく社風・価値観など、その人にあった企業を紹介します。

他のエージェントのように、「とにかく多くの企業に応募を勧める」ことはしません。この姿勢にはこだわりを持っており、「アナログマッチング®︎」と呼んでいます。※アナログマッチング®︎はタイズの商標登録です。

以下の記事では20年以上の弊社ベテランコンサルタントがアナログマッチング®︎について語っております。

【コンサルタントインタビュー】タイズのアナログマッチング®︎とは

タイズの実績

タイズは多くの大手企業様から表彰を頂戴しております。パナソニック社から頂戴したベストエージェント賞・クボタ社から頂戴したベストエージェント賞・オムロン社から頂戴した優秀パートナー賞などです。

製造業の現状

詳しくはこちらの記事もご覧ください。
転職エージェントは使うな?メリット・デメリットや使うべき人を解説!

Step2.書類対策をする

タイズの書類選考通過率は高水準

中途採用における第一の難関は書類選考です。一般的な書類選考の通過率は10%程度といわれております。しかし、タイズは企業様によっては40%を超える通過率を誇っています。

何故、そんなに高い水準なのでしょうか?その答えを特別にお教えいたします!

タイズでは履歴書の書き方はもちろん、メーカー業務に精通したコンサルタントが職務経歴書の添削を行います。ご登録いただければ、それぞれの職種に合わせたテンプレートをお渡しし、面談を通じてコンサルタントと二人三脚で、採用担当者にアピールできる職務経歴書をつくることが可能です。

職務経歴書の書き方ガイド

推薦状まで「質」にこだわり作成

履歴書と職務経歴書とは別に「推薦状」をつくります。

推薦状とは、転職エージェントがその人の強みやお人柄、転職理由などを文章化して面接に繋いでもらえるようにPRする推薦文です。タイズの推薦状は、一人ひとり「質」にこだわり作成しています。これも選考通過率の高い理由です。

<例文あり>転職エージェントの推薦状は書類選考に影響する?

転職エージェントによって書類選考通過率が違う

そもそも転職エージェントによって書類選考通過が違うことをご存じでしょうか。

理由は、コンサルタントの口頭情報によるものが大きいです。書類に加えて、コンサルタントからの電話などでの推薦コメントを重視する採用担当者もいます。例えば「この方は書類では分からない部分でこのような魅力があり、御社での活躍が期待されるので、是非一度会っていただきたい」といったものです。

タイズではメーカー様との長いお付き合いにより、深い信頼関係があります。企業様によっては「タイズさんからの推薦なら」と書類通過することも多々あります。

企業様のタイズに対する評価を見る

詳しくはこちらの記事もご覧ください
【テンプレ付き】履歴書の書き方は?採用担当者が見ているポイントなど基本を解説!

【職種別フォーマットあり】受かる職務経歴書の書き方と見本・例文

Step3.【実例も紹介】面接対策をする

中途採用における面接の目的とは?

中途面接の目的はあくまで、希望者が応募している職種で入社した際、「自社で活躍してくれるかどうか」を見極めるためです。 総合職採用が前提の新卒採用との違いはここです。 以下の動画では、ベテランコンサルタントが中途面接の目的を詳しく解説しています。

【面接対策】はじめての転職の方は必見!中途採用面接の企業の狙い、新卒面接との違いを解説!

 

実際の質問内容を公開

メーカー面接における質問内容はある程度パターン化しております。 タイズは面接実施後に必ずフィードバックを行い、今後の転職希望者のために情報を収集しています。ここでは実際に合格を勝ち取った回答例を質問意図と併せて一部ご紹介します。

Q:仕事ではどんなことを大切にしていましたか?

【質問意図】あなたの仕事への取り組み方を知ろうとしています。

A:【回答例】 私は「協調性」を最も大切にしています。 社内のメンバーはもちろんのこと、クライアントやパートナー企業含め、すべての関係者が納得できる形で業務を遂行していくことを最も重視しています。

Q:当社を志望した理由を教えて下さい。

【質問意図】求職者が企業のことをどれだけ勉強しているのか、企業が求める人材と求職者がどれだけマッチしていそうかを測るための質問です。

A:【回答例】 私はこれまで飲料メーカーでマーケティングリサーチを担当する部署におりました。そこでは市場調査や消費者インタビューなどを担当し、顧客のニーズや心理を読み取る力を身につけることができたと思っています。 御社は別の業界ではありますが、今後toC向けの市場に向けた業務を展開する上での人材を採用しているということですので、私の経験やスキルは十分に活かせると感じて応募をしました。他の回答例は以下記事で掲載しております。

キャリアアドバイザーが教える、絶対に押さえておきたい【面接中の質問20選】

面接では逆質問も重要

たいていの場合、面接の終盤に面接官から「何か質問はありますか?」と聞かれます。「特にありません」という回答は絶対にNGです。必ず質問をしましょう!

具体的な質問内容ですが、面接時のやりとりの中で疑問や確認したいことや、話に出なかった細かな点を深堀りすると、積極性を持った人材だと印象付けられます。

ただ、繰り返しの質問や、会社案内等をみればわかる質問をすると評価を下げかねないので注意が必要です。以下動画では、逆質問のノウハウを公開しています。
【面接対策】中途採用面接の逆質問を攻略!合格する逆質問のノウハウ3選

WEBでの面接実施が増えている

コロナの影響もあり、数年前からZOOMやSkypeを使ったオンラインでのWEB面接も増えてきています。

実際に会ってお話をするより、コミュニケーションが取りづらく感じる方もいます。またWEB面接ならではのマナーやルールもあります。経験がなく不安になる人もいるでしょう。

タイズではWEB面接のノウハウもお教えすることが可能です。
WEB面接について詳しく見る

メーカー採用担当者が実際の面接で重視するポイントは?

タイズが実施したインタビューの中で語っていただいた「面接時に重視するポイント」をご紹介。実際に面接官をされる可能性もある方の貴重な声です。

株式会社村田製作所 情報技術企画部の方

「心に少し余裕があり、先のことも考えている。そんな器の大きさなども重視しています。あえて突拍子もない質問をして反応を伺いますね。」

村田製作所のインタビュー記事を見る

プライム プラネット エナジー&ソリューションズ(PPES株式会社) 人事担当者様

「面接で私が重視しているのは、お話をしていて素直に物事を考えて「なぜなんだろう」と思うことを自分で考え自分の言葉で語れるかどうかです。」

PPES社のインタビューを見る

株式会社ダイセル人事担当者様

「自分が持っているスキルはこれで、このスキルを活かしてこんな風に活躍したいということをきちんと説明できる方です。」

ダイセルのインタビューを見る

タイズの強み

  • メーカー特化型エージェント
  • 技術職への深い知見
  • メーカーとの太いパイプと
    転職支援実績

07. 内定後にすべきことや、転職成功者の働き方、【地域別】年収600万円以上の求人をご紹介!

内定後にすべきこととは?内定後にすべきことは以下の通りです。

  • 労働条件の確認
  • 内定承諾の連絡
  • 退職手続きと引継ぎ準備
  • 雇用契約の締結

タイズでは内定後の退職サポートや給与交渉までのまでフルサポートしております。

めでたく内定が出た後もタイズのフォローは続きます。現職との退職交渉のサポートなどもいたします。また、内定先での給与面などの条件交渉にも尽力します。内定者に代わり、企業様と粘り強くやりとりいたします。その結果、タイズ経由の転職者で、前職より給与が大幅にあがったケースも多数あります。

転職成功者の働き方をご紹介

タイズから第一希望のメーカーに転職実現した方は多数います。多くの方が充実したキャリアライフを送っておられます。ここでは実際の転職成功者の声の一部をご紹介します。ぜひご覧ください。

大手マテハンメーカーに転職成功された男性

「入社して一か月ほどですが、一言でいうと天国です。ワークライフバランスは劇的に良くなり、やりたかった仕事ができています。勤務時間も待遇も仕事内容も業界もすべてに満足しており、楽しい毎日を送っています。」

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【転職体験談】大手マテハンメーカーに転職された機械設計の方にインタビュー!

大手家電メーカーに転職された男性

「2回面接を受けて、その時の雰囲気がフランクで穏やかな会社だという印象を受けましたが、やはり思っていた通りの社風でした。現職の会社はみんなが一丸となって仕事をしていく雰囲気があります。現職の人間関係も良好で満足度は高いです。」

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【転職体験談】大手家電メーカーに転職された技術開発の方にインタビュー!

メーカー転職なら「タイズ」

メーカー転職を実現させたいなら、メーカー専門の転職エージェントのタイズにご相談ください。タイズでは中途採用におけるシェアNO.1の企業様も多くございます。在籍するコンサルタントはメーカー専門のプロ集団です。最高の転職活動をお約束します!

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【地域別】年収600万円以上の求人をご紹介!

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タイズの強み

  • メーカー特化型エージェント
  • 技術職への深い知見
  • メーカーとの太いパイプと
    転職支援実績

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長友 美悠

株式会社タイズ

  • 関西メーカーへの高い合格率に自信あり。メーカーへの深い知見、太いパイプを活かした転職のご支援をさせていただきます
  • 「勤務地・給与」といった条件だけではなく「働きごこち・忙しさ・社風」など転職の軸を丁寧にヒアリングさせていただきます。
  • 転職成功者の満足度は92%! ※当社経由でご転職に成功された方へのアンケートより
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