■タイズのサービスで印象的だったこと
「今回、複数の転職エージェントの中からタイズを選んだ理由は何でしょうか？」
「関西の大手メーカー系に強い」と聞いていたからです。東京から関西へのUターン転職を希望していましたので、タイズに登録しました。
他の転職エージェントも3社ほど登録していたのですが、当時の私の勤務エリアのせいか、どうしても東京など関東圏の企業を紹介されることが多かったです。そんな中、タイズの山本さんはUターンのサポート経験も豊富で信頼感がありましたし、私の希望する転職先を丁寧にヒアリングし、関西メーカーの求人を紹介してくださいましたので「この人に転職支援をお願いしよう」と思いました。
「タイズの転職支援サービスで印象的だったことは何ですか？」
印象的だったことはスピーディーかつ的確な提案でしたね。
最初の電話打ち合わせで、1時間位かけて私の要望や不安に感じていることなどを聞いてくださり、その上で「この企業はどうですか」という提案を、早い段階で幾つか出してくれました。詳細なヒアリングが基になっているからブレがなく、核心を突く提案だったと思います。
1時間もかけて丁寧にヒアリングをしてくださる転職エージェントは他になかったので、かなり印象に残りました。また、山本さんは応募先の採用担当者に私の応募書類をただ送るのではなく、ヒアリングを通じて私の経歴や強みなどを把握し、先方にアピールしてくれました。
プラスアルファで私のことをしっかり推薦してくださり有り難かったです。
山本さんとは東京と大阪で距離が離れていましたので電話とメールのみのやり取りでしたが、特に不便を感じることもなく、最後まで本当に親身に対応していただいたと思います。ここまで短時間で実のある転職活動は、他ではできなかったかもしれません。本当にありがとうございました。
■転職理由とタイズに登録した経緯
「今回、どのような理由で転職活動を始められたのでしょうか」
2つありまして、1つは地元へ帰りたかったからです。私も妻も大阪出身で、いずれは地元に戻りたいと前々から考えており、子どもが生まれるタイミングでUターン転職を決意しました。
2つ目は、「より深く製造業に関わる仕事がしたい」という想いがあったからです。前職は製造業をクライアントとしたソリューション提供に携わってきましたが、どちらかというと機能重視の提案やパッケージの提供などが多く、今後は「モノづくりの業務全体を把握し、日本のモノづくりの更なる向上に貢献するようなソリューションを提供していく仕事がしたい」と考えておりました。
■求人選びと転職軸について
「今回、タイズ経由で4社に応募されましたが、どのような軸で応募先を絞りましたか？」
最初は「ITコンサル」、もしくは「製造業の情報システム部門」という、2つの軸で求人をいくつか検討していました。その後、「製造業という知見のある領域で働く方が、自信を持って強みを発揮しやすく、更にスキルを伸ばしていける」と考え、現職の村田製作所を含めた関西の大手メーカー4社に絞り、応募を進めました。
■選考/面接について
「書類選考に際して、何か工夫された点はありますか？」
面接での質疑応答を想定しながら経歴書を作成した点です。
例えば今後の製造業の中でキーワードとなるのは「デジタルトランスフォーメーション」ですが、そうしたキーワードに関連して自分がどのような取り組みを行ってきたかを、経歴書に盛り込むようにしました。
「村田製作所での実際の面接はいかがでしたか？何か印象に残っていることはありますか？」
最終面接でかなり深い部分まで突っ込んだ質問があったことが印象的でしたね。
現在の配属部門の部長が面接を担当していたのですが、私が前職で参加した、あるプロジェクトに関して「その時、プロジェクトに対してどんな思い入れを持ち、どんな役割を自覚して取り組んだのか」といった詳細な質問を受けまして。正直想定していなかった質問でしたので、少し焦りましたが、社員一人ひとりからのボトムアップを重視している村田製作所ならではの質問だったなと思います。
私も質問に対して、「前職ではどんな気持ちで仕事に向き合ってきたか」自分の仕事に対する熱意が相手に伝わるよう、腹を割ってお話ししました。
■その企業に決めたポイント
「村田製作所を含め、2社から内定を獲得されていましたが、最終的に村田製作所に入社を決めたポイントは何ですか？」
実は、村田製作所の選考では、もともと私が応募していた求人の採用枠では内定を出せないとの選考結果を受けていました。しかし「この採用枠では残念ながら採用できませんが、別の採用枠でなら活躍していただける可能性が高いので、ぜひ一緒に働きませんか」と連絡をもらったのです。
面接を通じて私のできること、できないことを理解した上で、適材適所を逆に提案してくれたことが本当に嬉しかったです。私にそこまでしてくれるなんて・・と感激しました。内定が出ていたもう1社も非常に魅力的な企業でしたが、「村田製作所で頑張ってみたい」という思いが強くなりまして、最終的に入社を決めました。
■職場の雰囲気・働きやすさなど
「職場の雰囲気や、働きやすさはいかがですか？入社前とのギャップなどはありませんでしたか？」
ギャップは特になかったですね。「誠実で真面目な社風」という印象は、入社してからも変わりません。
また、働きやすさの観点でいうと、村田製作所はキャリア採用も積極的に行っているため、中途向けの教育プログラムが非常に充実しており、立ち上がりまでしっかりサポートしてくれます。職場の雰囲気もよく、入社当時は新しい環境への戸惑いもありましたが、会社と配属部署が無理なく馴染みやすい雰囲気をつくって下さったのですぐに馴染むことができました。
今は時節柄できませんが、部課単位での飲み会や近場の他部署とも気軽に飲みに行くような社員同士の交流が活発な職場ですので、同期のいない中途入社組としては、部署をまたいで同僚と関係を築いていけるので、嬉しいですね。
■転職活動の期間と苦労した点
「転職活動にはどのくらいの期間がかかりましたか？」
タイズの山本さんにコンタクトをもらってから、1〜2ヶ月ぐらいでトントン拍子に決まりました。かなりスムーズだったと思います。
「転職活動中に苦労された点などはありましたか？」
東京から関西へのＵターン転職でしたので、前職の業務をこなしつつ最終面接などで関西へ赴く必要があり、時間を捻出するのが大変でした。
また、10年以上も勤めた前職の会社へ退職を伝える時はとても不安でしたし、申し訳ないという気持ちも強く、どう退職を切り出せばいいのかと悩みましたね。
当時山本さんに「自分の人生のために選んだ転職なのだから、新天地への前向きな気持ちだけを強く持って、冷静に切り出しましょう」と背中を押していただき、とても心強かったです。
■転職活動をする人へのアドバイス
「転職を考えている方に、ご自身の経験から何かアドバイスをいただけますでしょうか」
転職を考える時、無理に「今の職場でまだやれることがあるのでは」とこだわる必要はないと思います。ステップアップを目指すためであれば、新しい環境に1歩踏み出してみることも必要ではないでしょうか。実際、私は前職企業でも自身が成長する余地はまだまだあったと思うものの、新たな場所で新しいことに挑戦するやりがいは、また格別だと感じています。
今は社会が大きく変わりつつありますが、転職エージェントを活用するなどの方法をとれば、不安なく転職活動ができるはずです。是非、今の職場や世の中の情勢に囚われることなく、「自身のキャリアアップ」のために1歩踏み出してみてください。
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