タイズのサービスで印象的だったこと
「今回はタイズ以外にも何社かエージェントを利用されての転職活動だったと伺いました。」
そうですね。今回は4社、転職エージェントを利用しました。
「タイズのサービスで印象的だったことはありますか？」
はじめに利用していた大手エージェントの担当者は、求人案件をたくさん紹介してくれたのですが、初回時に提案された求人の選考状況が難航すると、その後はサポートが薄くなっていきました。
そこで、もともと関西・中国地方での転職を志望していたので、そのエリアのメーカーに強みがあるタイズにお願いすることにしました。
タイズの担当者は、私が最終的に内定をいただくまで、しっかりサポートしてくれたのが印象的です。
「はじめは書類選考がなかなか通過せず、転職活動が難航されていたとのことですが・・・」
他社で活動していた頃は、何十社応募しても書類審査が通らず不安に感じていました。当時は「とにかくたくさん応募しましょう」と言われ数多くの求人に応募していたのですが、「年齢的に厳しい」という理由でほとんど落ちていましたね。
タイズは求人に応募する前に、担当の田熊さんが「40代でこんな経歴を持った人がいます」と企業に事前打診をしてくれていましたので、最終的には5社に絞って応募をし、3社書類通過することができました。今から思えば採用枠が少ない40代の転職活動だからといって、大量応募する必要はなかったのかもしれません。
その後も担当して下さった田熊さんの対応がとにかく丁寧で、応募先の会社情報や、採用担当者の想いなど詳しい情報についても伝えてくれていましたので、しっかり準備して面接にのぞむことができました。
結果、転職活動スタートから約4ヵ月で内定をいただくことができました。
転職理由について
「10数年勤務されていた前職を辞めて、転職しようと思った理由は何ですか？」
転職理由は２つあります。
１つは、関わっていた仕事が会社的に大きな投資をできる事業ではなくなってしまい、だんだんチャレンジングな仕事ができる環境ではなくなったからです。
2つ目は、部署の編成があり、配属先が新しい提案をすることに対して前向きではなかったことです。
前職ではそれなりに評価をいただいていたので、この先管理職となって働き続ける道もありましたが、「このまま“つまらない”と感じながら仕事を続けていいのか」という思いが強くなり、転職を考えました。
応募する求人選びについて
「今回、どのような軸で求人を選びましたか？」
「自分が経験してきたことや持っているスキルが活かせること」と、家族がいますので年収は現状維持以上」であることを条件にしていました。
また、できれば実家が近い関西圏や中国地方での勤務を希望していましたね。
「求人はどうやって探しましたか？」
エージェントに自分の希望条件を伝えて紹介してもらいました。また自分でタイズの求人サイトでも探しました。
応募書類の作成・審査について
「書類審査は何社位応募して通過しましたか？」
タイズでは5社、他社エージェントも含めると30～40社位応募しました。その中で通過したのは10％位、3～4社でしたね。
「書類審査に落ちた理由は聞かれましたか？」
他社のエージェントを利用していた時は「とりあえず書類をたくさん応募しましょう」と言われていたので、何10社も応募しましたが、すぐに書類審査で落ちていました。
不合格の理由を聞くと「要望している人物像と違う」との返事ばかりだったので、しばらくして「本当の理由は何ですか？」と担当者に聞くと、「今の求人は、30代前半のニーズが高いので、40代になると難しいんですよ」と言われました。
その後、タイズさんにお願いすることになった時に「40代での転職はもう難しいですか」とお聞きすると「40代でも採用枠がある求人もあるので調べます」と動いていただきました。実際、いくつか求人を紹介してもらい、書類審査も通過しました。そこから面接で落ちた企業もあったのですが、落ちた理由を聞くと「今回は40代の採用枠が他の人で埋まってしまった」とのことだったので、やはり40代でも先方との募集のタイミングが合えば可能性はあるのだなと思いました。
「応募書類作成にはかなり時間をかけられたとのことですがポイントは何ですか？」
タイズにお願いするまでに、他社エージェントで数多くの求人に応募していましたので、その段階で職務経歴書や履歴書をかなりブラッシュアップしていました。
はじめは、「前職で10数年も勤務していた仕事内容を詳しく書いても、先方には伝わらないだろう」と思い、ざっくりとした内容にまとめていましたが、「この内容ではあなたがどんな経験をしてきたのかが分からない」と言われましたので、例えばどんな利益を生んだのか数字で分かるように明記するなど、最終的にはかなり詳しい内容に書き変えました。
面接について
「面接対策や企業研究はどのように行っていましたか？」
タイズから、『質問想定問答集』をもらいましたので、まずは書いてある質問に対する回答を文章で作成しました。後は、コンサルタントの方と電話面談でロープレ練習をして「もっとこういう回答をした方がいいでしょうか」など相談しながらしっかり対策をしました。
また、企業研究に関してもタイズからいただいた資料を読んだり、あとは自分で企業のホームページから情報収集を行ったりしていましたね。
「面接中、回答に困った質問はありましたか？」
どこの会社も「転職理由」は必ず聞かれますので、先ほどお話した内容を伝えていました。わりと「そうですか」といった反応で深くつっこまれることはなかったのですが、現職の会社だけは「それで本当に辞める理由になるのですか」と、転職理由について深堀りするような質問を受けました。
「転職理由を話すときは、前職の会社の悪口になるような言い方はマイナスイメージになりますので気を付けて下さい」とアドバイスを受けていましたので、言い方にはかなり気をつけましたね。
「上司に新規提案が受け入れてもらえないなど不満はあったものの、私のプレゼン力や数字の出し方が不十分だったことも原因です」といった伝え方をして転職理由を詳しくお話した結果、最後には「そこが分からない上司だったらダメだよね」と面接官の方に言っていただけました。ただそれに対しても「ハイ、そうなんです」という答え方はしなかったです。
その企業に決めたポイント
「その企業に決めたポイントは何ですか？」
前職の時から、会社のことは知っていたので、気にはなっていました。タイズのコンサルタントから詳しい説明を受けてみると、これまでに自分がやったことのない仕事も経験できる外資系企業で、”スキルアップできる環境”だと感じましたので転職を決めました。
これから転職活動をする方へのアドバイス
「これから転職活動をお考えの方にアドバイスをお願いします」
私は20代の時にも転職を経験しましたが、その時は書類選考も面接も次々と受かりました。しかし、40代になってからの転職は、書類選考がほとんど通過しなかったので、焦りや不安がありました。ただそんな時でも、例えば私の場合は「スキルが活かせる仕事」「年収」「勤務地」など、自分で決めた転職軸を曲げないで活動することが後悔しない転職につながりましたので、これから転職活動をされる方や、いま転職活動が難航されている方も、転職軸はブレない活動を是非してほしいと思います。
転職してよかったこと
「今の会社にご入社されてから3ヶ月がたったかと思いますが、転職して良かったと思うことは何ですか？」
現職は大きいくくりでいうと一つの製品しか作っておらず、また成果重視の外資系企業ということもあり、仕事を進める推進力が非常に強い職場だと感じています。「何とかみんなでやり切ろう！」という、仕事に対して真摯に向き合うバイタリティのある社員が多く、仕事スピードも速いですし、とにかくガンガンやっていく会社です。やることが日々たくさんあります。そういう成長できる環境に身を置くことができたのは、私にとって非常に良かったなと思います。
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