■タイズのサービスで印象的だったこと
「今回、他の転職エージェントを併用して転職活動をされていましたが、その中でタイズのサポートはいかがでしたか？」
フレンドリーで親身だと感じました。私の事情をすごく親身になって聞いていただける姿勢が他のエージェントとは違っていました。特に大手のエージェントは事務的な対応で、深い話をすることもなく表面的なお話ばかりでした。
はじめてお話した時も、他のエージェントでは20～30分程度だったのですが、タイズの佐々木さんとは1時間ほど電話していたことが印象深いです。「人によっては1時間以上お話しすることもありますよ」と佐々木さんに言われて「えー、そうなんですか！」と驚きました。
「選考中のサポートで印象的だったことはありますか？」
一次のリモート面接では先方に指定されたリモートアプリをインストールしても、なぜかPCで立ち上がらず、以前使用したことのあるスマホで面接に臨んだのですが、これが大失敗でした。複数部門の方とリモート面接を行いましたが、自分の映像が向こうに映らず、相手の映像をこちらが見られないというトラブルが起き、てんやわんやの状態になりました。何とか大目に見ていただけましたが、二次面接の前には佐々木さんがカメラテストを兼ねてリモートで模擬面接をしてくれて、おかげで無事に面接を受けることができました。
■転職理由とタイズに登録した経緯
「今回、どのような理由で転職したいと考えたのでしょうか」
給与面でかなり苦しいところがあり、給与アップをして生活の質を上げたいというのが転職を考えたメインの理由です。若いうちはまだいいのですが、昇給もあまり期待できない会社だったため将来的に苦しくなると考えました。
また、前職は中国地方の勤務でしたが、実家のある中部地方にできるだけ近いところで働きたいという思いもありました。
「タイズには、どのような経緯で登録されましたか？」
最初から転職エージェントを利用しようと考えていましたので、全国規模のエージェント2社に登録しました。2社のエージェントから求人案件を紹介してもらいながら、自分でもサイトを使っていろんな求人を探していました。そんな時に興味を持った求人案件を見つけたのですが利用していた2社のエージェントでは取り扱いがありませんでした。そこで社名検索から求人を探すとタイズさんのサイトにその会社の求人が掲載されており、取り扱っているのはタイズさんだけでしたので登録することにしたのです。
■求人選びと転職軸について
「何社の書類選考に応募し、何社通過され、内定は何社から得られましたか？」
2社のエージェントとタイズさんを合わせて20～30社の書類選考に応募しました。面接を受けたのは6～7社でした。タイズの佐々木さんからは10社位の求人を紹介してもらいました。その中で自分の経験を考えた上で書類審査を通過できる可能性の高いもの、方向性が合っているものを2社選んで応募することにしました。自分で見つけた求人の書類選考には通過できませんでしたが、もう1社の求人には通過することができ、それが転職先の会社です。
「今回、どのような条件で求人を選びましたか？」
年齢を考えると自分が今まで担当してきた業務で勝負するしかないと思っていたので、経験やスキルを活かせる求人を重点的に紹介してもらいました。勤務地の第一志望は中部地方でしたが、コロナの影響で求人が減っていたので、勤務地にはこだわりませんでした。給与についても前職の給与が低かったためどんな求人でも転職すれば確実に高くなることは分かっていたので強くは要望しませんでしたが、長期的に安定経営が見込める会社で働きたいという希望はありました。
■選考/面接について
「経歴書の作成などでは、どんな工夫をされましたか？」
私が担当していた業務は3つあり、それぞれの方向性がまったく違うものだったので、書くのがすごく難しかったです。逆に言うとそれだけ業務を担当していたので書くことはたくさんありましたが、どれか一つの業務に絞ることは最後の最後までできませんでした。
ただ、受ける求人によって記述のバランスは変えることはありました。将来的に一番やっていきたいと考えていたのは化学系の業務で、その分野の求人に応募する時は全面的にその業務経験に書き換えました。
「面接対策では、どのようなことをされましたか？」
タイズの佐々木さんから想定質問に関する資料をいただいたので、面接までに回答を準備していました。
企業情報についてもサイトで情報を収集しつつ、情報を提供してもらいました。
「面接はいかがでしたか？」
転職先の募集要項では分析業務となっていたので、私も佐々木さんも分析業務で書類選考を通過したと思っていました。それで面接では分析業務の経験についてお話ししていたのですが、先方が興味を持っていただいたのは検査業務だったことが分かりました。まったく予想外でしたが、その当時はむしろ検査業務の方を重点的に行っていたので、逆にこれはチャンスだと思いました。分析業務での面接は初めてでしたが、検査業務については面接を受けたことがあり、ある程度の備えはあったのでスムーズに答えることができました。
「面接ではどんな質問を受けましたか？印象に残っている質問などは？」
一次面接は「分析業務で不具合が起きた時にどんな対策を行ったのか」などの実務内容に関する質問が中心でした。二次面接は部門責任者の方が面接官でした。これまでの面接と一番違っていたのは、私が話している時間と同じ位、いろんな説明をしてくれたことです。実際にどんな業務を行っているかなど、ネットで調べても分からない情報を教えていただきました。
「面接では何を評価されたかお聞きになりましたか？」
佐々木さんからお聞きしましたが熱意を感じていただけたことと、これまでの仕事に対する取り組み姿勢を評価していただけたそうです。
■その企業に決めたポイント
「転職先の会社を選ぶ時に迷いはありましたか？」
迷いはありませんでした。今の年齢ではなかなかチャンスをいただけることが難しいですが、評価していただき、内定をいただいて、チャンスをいただけたと思っています。せっかくいただいたチャンスなのでチャレンジさせてもらいたいと思いました。
今の担当業務と大きくは変わりませんが、検査業務だけに集中できるので、これからはもっと高い専門性を身に付けたいと考えています。
■転職活動中に苦労した点
「今回、転職活動中に何か苦労されたことなどはありましたか？」
3年前から転職活動を行っていました。当初は「気に入った会社に受かればいいな」くらいの気楽な気持ちで活動していましたが、30歳になるまでには転職しようと今年に入って本腰を入れて転職活動に取り組みました。苦労したのはコロナ以前の対面の面接で、働きながら遠方に行くとなると宿泊が必要となり、基本的に土日とくっついた金曜日や月曜日に面接をお願いしなければなりませんでした。コロナ以降はウェブ面接の形式になったので楽になりました。
■転職活動をする人へのアドバイス
「転職を考えている方へ、ご自身の経験から何かアドバイスをいただけますか」
動く必要があると思った時に行動する力が大切だと思います。
少しでも転職したいと考えているなら、今のうちから職務経歴書や履歴書などに対する心構えを作っておくことが必要だと思います。職務経歴書は今すぐ書こうと思ってもなかなかうまく書けません。私も最後の最後まで手直ししていました。転職したいと思ったら、すぐに行動できるように下調べなどの準備をしておくことをお勧めします。
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