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「カフェテリアプラン」とは？カフェテリアプラン制度のメリットをご紹介！

求人票や採用情報でたまに見かける「カフェテリアプラン」とは？福利厚生の一環で導入している企業も多いカフェテリアプラン制度について解説します！

―目次―

1．カフェテリアプランとは？
2．カフェテリアプラン制度が使えるメリット
4．カフェテリアプラン　メニュー例
5．カフェテリアプランはどのように使うの？使い方や仕組みについて

カフェテリアプランとは？

カフェテリアプランとは、「選択型福利厚生制度」とも呼ばれており、企業が設定した多くの福利厚生のサービスの中から、従業員がサービスを選び一人一人に割り振られた一定額の補助金（ポイント）を消費してサービスを利用することができる福利厚生の運用形態です。自分の好きな食べ物や飲み物を好きなように選ぶことのできるカフェテリアのあり方に由来した制度です。

一般的な福利厚生制度は、企業が自社で用意した制度を従業員が受動的に享受する仕組みになっているのに対し、カフェテリアプランの場合は、社外サービスと提携しているため、従業員は提携先ラインナップの中から自分で受けたいサービスを選んで利用することができます。

カフェテリアプラン制度が使えるメリット

カフェテリアプランのメリットについて従業員の立場と企業側の立場に分けてみていきます。

〇従業員側

一般的な福利厚生制度では、例えば、住宅手当のように、一人暮らしや結婚世帯にだけメリットがあり、実家暮らしの社員にはメリットがないといったような差がでてしまいますが、カフェテリアプランは従業員一人一人のライフスタイルに合ったサービスを福利厚生として受けることができ、全員に一定額分のポイントが付与されるため、使わない福利厚生があり損をするといったことがありません。

〇企業側

従業員に対して一定のポイントを付与するため、福利厚生のコスト管理がしやすくなります。また、利用されていないサービスをメニューから外すこともできるため、無駄なコストを減らすこともできます。

従業員はライフスタイルに合ったサービスを利用できるため、従業員の「使わない福利厚生があり不公平な気がする」といったような会社の待遇への不満が減るということも考えられます。

企業が自由にメニューを作成することができるため、従業員各自に能力を上げてほしいと考えている場合、自己啓発のメニューを充実させるなどといったように、企業側から従業員に向けてメッセージを盛り込むこともできます。

また、カフェテリアプランを導入していることで、福利厚生が充実しており、従業員のニーズに応えている会社という印象を与え採用活動において有利になる場合もあります。

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カフェテリアプラン　メニュー例

ここでは実際にカフェテリアプランのサービスにはどういったメニューがあるのかについてみていきます。

主なメニューとしては次のものが挙げられます。

住宅…住宅費用の補助、引っ越し費用の補助、リフォーム代の補助

財産形成…持株会補助、財形貯蓄の補助、生命・損害保険の補助

健康…人間ドックの費用の補助、歯科治療費の補助、マッサージ利用の補助メンタルヘルス関係費用の補助

育児…保育補助、託児所補助、ベビーシッター利用費の補助

介護…介護費用の補助

自己啓発…資格取得費用の補助、通信教育費用の補助、各種スクール費用の補助

余暇支援…旅行・宿泊補助、交通機関のチケット補助、スポーツクラブ利用補助、食事利用の補助

このようにカフェテリアプランのメニューには様々なものがあるため個人のライフステージやライフスタイルに合ったサービスが受けられる仕組みとなっています。

カフェテリアプランはどのように使うの？使い方や仕組みについて

基本的にカフェテリアプランのポイントは1ポイント＝100円や1ポイント＝1円のように換算されます。そのポイントが従業員に一定額付与され、決められたサービスの中から利用したいものを選び、ポイントを利用してそのサービスを受けるという仕組みになっています。PCやスマートフォンから専用サイトで利用の申請をして、現地では本来の金額と使ったポイントとの差額分を支払うというものになっています。

また、カフェテリアプランでのポイントを利用する際には、課税されるサービスと非課税のサービスがあります。

課税されるものとしては、ポイントを現金に換えられるような換金性のあるものとされており、非課税のものは企業から現物給付されるものに限るとされています。