企業インタビュー
[ ヤンマー株式会社 ]
[ヤンマー株式会社] 小形エンジンの生産を支える中途採用のエンジニアにお話を伺いました。
エンジン事業本部 小形エンジン統括部 生産技術部 製造技術グループ 松延有祐様
メーカー専門の転職サイト「タイズ」に求人を掲載しているヤンマー社エンジン事業本部の松延有祐様に、エンジンの生産技術の業務内容、転職でヤンマー社を選択した理由、中途入社の社員の視点から見たヤンマー社の特徴について、コンサルタントがインタビューさせていただきました。
タイズの強み
- メーカー特化型エージェント
- 技術職への深い知見
- メーカーとの太いパイプと
転職支援実績
インタビュー
エンジン事業本部 小形エンジン統括部 生産技術部 製造技術グループ 松延有祐様
今実際にされているお仕事の内容を教えてください。
私は生産技術の仕事をしています。生産技術の仕事は、開発されたエンジンをどう安く作るか、どう早く作るか、どう品質良く作っていくかというところを考える部署です。いくら開発部門がすばらしいエンジンを設計しても、思い通りに生産できなければその商品の価値が薄れてしまいますので、生産ラインは売れる製品を作る上で非常に重要だと思っています。そうした、いかに効率よく生産するかということを日々検討しています。
又、生産量など将来の様々な周囲の変化にあわせて、工場をどう変えていくかを計画していく必要もあります。新規ライン設置や、既存ラインの設備増設などを検討しながら計画を立て、実行していく仕事です。
常に先を読む仕事かと思いますが、やはりそういった点がご自身に合っていると思われますか。
前職でも生産技術をやっていて、すごく自分に合っているなと思っていました。私は数学が好きなのですが、生産技術はけっこう数字を扱うことが多い仕事です。工場内では様々な設備が動いていたり、多数の人が働いていたり、生産システムも単純ではありません。パッと見ではわからないことでも考えていくうちに「あっ、こういう法則があるな」と自分で見つけて、「こういう法則だから、これからこうなるんじゃないか」と先の予想を立てながら、自分なりに計画し、思ったとおりの結果がでたときにこの仕事の面白みを感じます。
ヤンマー社に中途入社されたきっかけを教えてください。
前職では、家電メーカーで生産技術をやっていたのですが、そのときに私が担当していた工場の生産プロセスを一新するプロジェクトに参加することができ、設備の立上げやプロセスの評価など生産技術者として一通りの経験をさせてもらいました。そのプロジェクトも軌道に乗って一段落したタイミングで、年齢的にはその時27歳だったのですが、生産技術者として成長するために、もっと色んな経験を積みたいという思いがあり、転職しようと考えました。
転職活動でヤンマー社を選んだ理由を教えてください。
転職活動をする上では、業界研究等をするわけですが、機械加工とか組立の技術って色んなところで使われていて、活用先が多く、その経験をしておいて絶対に損はないなと思ったんです。なので、機械加工や組立に携われる仕事を中心に転職先を探しました。
ヤンマーを選んだ理由は、ここへ面接を受けに来た時に、私の「素」を出せたかなと思ったからです。面接官の方も生産技術の出身の方だったのですが、生産技術者として自分の持っている知識で緊張すること無く話すことができました。又、びわ工場というヤンマーの小形エンジン生産の中核で働けるということも大きな魅力でした。面接の後に工場見学もさせてもらえたのですが、工場に活気があり、すごく働きやすそうだと感じたのも理由のひとつです。
家電の生産技術に比べて、エンジンの生産技術は違う点もあるかと思いますが、違和感はありませんでしたか?
逆に違和感を求めていました。新しいことをやりたかったので。新しい分野でたくさんの知識をつけ、技術の幅を広げられる環境だと思いました。前職とは異なる部分もありますが、ヤンマーも自動化はかなり進んでいるのでその部分は前職とも共通する部分ですね。
休みは十分にありますか?
基本的に土日は休みですが、生産技術部門は工場停止時に設備の改造を行うなど、工場が止まっている時に本領発揮みたいなところもあるので、そういうときは平日にお休みをいただくこともありますね。
松延さんは今おいくつですか?
30歳です。生産技術も最近若くなってきていまして、年齢としては20代~40代ぐらい。上司も40代ぐらいです。私はグループの中では真ん中ぐらいですね。
この会社に入って良かったと思うことはありますか?
仕事の守備範囲がとても広いので、色々な人と関わりながら、幅広くできるという点と個人の裁量に任せてもらえることが多いので自分のやりたいことができるという点です。生産技術が活躍できる機会もすごく多いです。又、働いている人も親切な人が多く、転職してきた人でも戸惑うことなくすぐに溶け込むことができる会社だと思います。
拠点間の交流はありますか?
拠点間で技術テーマごとに交流会があります。たとえば切削技術の交流会とか。私も今参加させてもらっていて、ヤンマーの他工場や、グループ会社の方々が集まって、情報交換しています。又、中途入社すると知り合いが少ないのでこういう交流会は知り合いを増やせるいい機会でもあります。
これから入社される方で、一緒に働くならどんな方がいいですか?
まず一番は、協調性のある人です。仕事は様々な人と協力していかなければ進めることができません。特に生産技術という立場はその傾向が強いと思います。
あとは競争心のある人です。競争しながら仕事をできれば、お互いに高めあうことができ、ヤンマーの生産技術はよりレベルの高い組織になっていくのではないかと思います。
本⽇は、貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました。
-担当コンサルタントより-
当日、実際にびわ工場を見学させて頂きましたが、年間50万台見込(4秒に1台)でエンジンを生産しているということや、多品種(2100機種)混合生産となっており、最終工程の検査工程に搬送されるエンジンは同じ機種が連続して完成することがほぼ無いことに驚きました。4つのラインの内2ラインは自動化率が高く、省人化がかなり進んでいる印象でした。またこの工場を1995年に省人化社会に向けた生産体制を構築すると決めた経営の先見性を感じました。なお、びわ工場がマザー工場となり、増産に対応する為、滋賀県・中国にもエンジン工場があり、今後の増産・改善活動を見据えた生産技術職の求人も頂いております。
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