年齢が40代半ばだったということもあり「目に見えない年齢制限」に苦労しました。

タイズのサービスで印象的だったこと

タイズのコンサルタントはとても親身に相談に乗ってくださって感謝しています。特に印象的だったのは、職務経歴書の添削。私は当初、職務経歴書の書き方ひとつをとっても手探り状態でした。「これで大丈夫だろうか」と不安になって、他社の転職エージェントにも見せたのですが「大丈夫ですよ」としか言われず余計不安に…。でもタイズのコンサルタントは、本当に事細かく職務経歴書をチェックしてくださいました。

「この内容は、下部じゃなく上部に移して、もっとアピールしましょう」「その内容も、謙遜せず自信を持って書いてください」等々。色々なアドバイスをいただきつつ書き上げたら、見違えるような職務経歴書になって驚きました。「経験とスキルについては、読んでもらったらわかる」というレベルまでブラッシュアップできていたからこそ、面接もスムーズに進んだのだと思います。自分の経歴を棚卸して整理して人に伝えるという面でもとても勉強になりました。

転職を考えたきっかけ

前職企業では20年近くの間、海外顧客サービス部門で国際業務を担当していました。受注から輸出までトータルなグローバル物流に携わり、多くのことを学ばせていただきましたが、オペレーション業務が中心だったため、経験を活かしてそれ以外の仕事もやってみたいという思いが強くなり、転職活動に踏み切りました。

転職活動の流れ

転職活動開始

まず「転職活動とはどんなものなのか？」を知るために色々な転職サイトを見て、会員登録することから始めました。「どんな条件でどんな仕事があるのか」「同じメーカー系でも、他社はどんな職種を募集しているのか」など下調べも兼ねて多くの求人情報を見ました。その中から、自分で30社ほど応募しました。

転職エージェントにも登録していたのですが、初めての転職活動ということもあり当初はタイズを知りませんでした。登録していた転職サイト経由でタイズのコンサルタントからスカウトメールをいただき、「関西のメーカー系に特化した、実績ある転職エージェント」と初めて知りました。タイズからの紹介で1社、他エージェントからの紹介で1社、計2社の最終面接に進み、結果的に一番やってみたい仕事と近かった現職の企業に入社を決めました。

一次面接

一次面接は配属先部署のトップとプロジェクトリーダー、お2人との面接でした。前職・現職での経験や、具体的にどのような部品を月にどのぐらい扱っていたか、発注・在庫管理はどのように行っていたかといった質問をいただきました。

書類選考前に、タイズのコンサルタントに職務経歴書を添削してもらっていたので、面接ではお2人とも「この応募者はどんな職務経験を持っているか」をすでに詳しく理解してくださっていました。ですのであまり突っ込んで聞かれることもなく、終始なごやかなムードで安心しました。

最終面接

最終面接は、社長、副社長、一次面接のお2人、プロジェクトマネージャー、計5人との面接でした。大人数でしたので最初はとても緊張してしまったのですが、ほとんど「こんな人が入社しますよ」という顔合わせ的な面接でした。

実は最終面接が予定されていた時期に、勤めていた会社で台風の被害があり所属部署も対応に追われて大変な状況でした。それでも、事情をお伝えした上で快く待っていただけたので嬉しかったです。

その企業に決めたポイント

転職活動中に色々検討した中でも、結果的に最も自分のやりたいことに近い仕事でした。母体は安定した大手メーカーでありつつも、組織としてはまだ若い戦略子会社。その中で、グローバルな在庫管理の仕組みを新たに立ち上げる、プロジェクトチームの一員として働けることに大きな魅力を感じました。前職では、ルーティン的なオペレーション業務がどうしてもメインになりがちでしたが、その経験を活かしつつ、新しいものを今度は自分たちで作りあげていける。通勤時間が今までより少し長くなるというネックも、補って余りある環境だと思いました。

最終面接まで進んだ、もう1社の企業は外資系だったのですが、売上高や売上推移といった情報の開示がなく自社サイトもなかったため、就職先として不安になり辞退しました。

転職活動で苦労したポイント

年齢が40代半ばだったということもあり「目に見えない年齢制限」に苦労しました。企業側は原則として、求人情報に「◯◯歳までの方」とは記載できないため、求人情報を見ただけでは求める年齢層がわかりません。「本音では中高年より若い人が欲しい」という企業が実際のところは多い状況下で、転職サイトから直接応募する時にも「自分が応募していいんだろうか…」「応募しても無駄になるのでは…」と、暗中模索するような感じでした。

その点、転職エージェントは私の年齢を最初から知った上で紹介してくれるので、心強かったです。もちろん年齢だけでなく、私の経験や志向にも合う企業とピンポイントで引き合わせてくださり、直接応募よりも遥かにスムーズでした。最初は一人で少しずつ進めていた転職活動でしたが、結果的に半年もかからず終えられました。

転職して良かったこと

現職の企業に入社してまだ半年ですが、仕事面でも環境面でも満足しています。まだ新しい組織ですから若手の同僚も多く、オフィスに活気があります。

前職ではルーティンワーク的なオペレーション業務が中心でしたが、現職はそれだけでなく、さらに踏み込んだ仕事ができるようになりました。グローバル規模での新たな在庫管理の仕組みを構築するプロジェクトにメンバーとして携わっています。出来上がったものでなく、仕組みそのものを自分たちで作っていく過程に大きなやりがいを感じます。新たに学ぶことも本当に多くて日々刺激的です。

これから転職活動を行う方へのアドバイス

私自身の転職活動を振り返ってみると、「もうちょっと早く、行動に移しておけば良かったな」とは思います。転職を考えつつ迷っているうちに、求人市場はどんどん変化していきますし。もしタイミングを逃していたら、今回の出会いはなかったかも…と考えると少し怖いですね。

だから転職活動は、思い立った時にすぐ始めたほうがいい。とりあえず1回やってみるのが大事だと思います。やってみた結果としてもし転職しなくても、自分の市場価値を知ることができますし「ここをもっと勉強して伸ばさねば」という新たなモチベーションにもつながるのではないでしょうか。

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