「株式会社ダイセル」企業徹底解説

メーカー専門エージェントのタイズが「転職のコツ」を教えます。

「株式会社ダイセル」(以下、「ダイセル」)の中途採用情報・求人情報です。転職をお考えの方に向けて、事業内容や今の業績、転職・入社された方の年収例なども徹底解説します!「転職のコツ」など、実際にダイセルへの転職支援実績を重ねてきたタイズしか知りえない情報もありますので、ご覧ください。

松本 和香

記事監修

担当コンサルタント
松本 和香

1. 中途採用について

 中途採用のイメージ

1-1.中途採用は積極的にやっている?

ダイセルの中途採用は長年積極的に行われています。

とくにダイセルは2019年に100周年を迎え、社長も交替し「変革期」に突入したことを背景に、人材採用を強化しています。採用意欲は非常に高い状態にあると言えそうです。また、主力事業を4つ展開し、景気の変動を受けにくい事業形態であることからも、毎年安定的に採用をされています。

1-2.中途採用の難易度は?

「狭き門」ということではないですが、やはり人気の大手企業ということもあり、難易度は高い傾向にあります。
また、ダイセルの選考では、スキルのマッチ度はもちろんですが、社風とお人柄のマッチングを重要視されているのも特長です。
タイズではダイセルに詳しい担当コンサルタントがいますので、「どういう人を求めているか」を適切にお伝えさせていただきます。転職をお考えの際はお気軽にご相談ください。

1-3.どういうスキルや経験が必要?

学歴や業界にはこだわらずにご経験・お人柄重視で選考されています。求人によって求められるスキル・経験は異なりますので、一概にすべてが高いレベルで必要というわけではありません。お人柄の良さで入社されたケースもありますよ。
また時期によっては未経験可や第二新卒歓迎求人が募集されることもありますので、業界経験やスキルがなくても転職するチャンスはあります。

求人情報

タイズの強み

  • メーカー特化型エージェント
  • 技術職への深い知見
  • メーカーとの太いパイプと
    転職支援実績

2.募集している求人情報

2-1.中途採用している職種

ダイセルでは以下の職種で求人募集されています。

生産管理
設計開発
品質管理/品質保証
電気/機械系プラントエンジニア
設備管理
技術開発

※上記は一例で、時期によって異なります。

2-2.募集している求人情報 ※一例

タイズの強み

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3.ダイセルへ転職する方法

3-1.求められる人材

選考対策の前に、まずはダイセルが求めている人材を把握しましょう。公式サイトより、押さえておきたいポイントをまとめました。

ダイセルは、基本理念に「価値共創によって人々を幸せにする会社」を掲げています。ダイセルでの価値共創とは、多様なパートナーと共感・共鳴し合い、共に価値を創造していくことです。
また、この基本理念のもとに示す「サステナブル経営方針」に基づき、真摯にモノづくりに向き合いながら、サステナブルな社会の実現と企業の発展、成長を両立していきます。
私たちは経営方針が示す「愛せる未来」実現の原動力として、次のような人財を求めています。

引用:求める人物像

ダイセルは外部のノウハウやエッセンスを取り入れるため、採用活動を積極的に実施。若手・中堅人材の採用だけではなくハイキャリア人材など、ダイセルスピリッツに共感できる、世界中のさまざまな考え方や文化を持つ人を受け容れ、未来に向けて変革していく企業を目指しています。

3-2.応募書類は何が必要?面接は何回?

選考は以下の流れで進行します。

  1. 書類選考
  2. 筆記試験
  3. 一次面接
  4. 最終面接
  5. 内定
  6. 入社

3-3.転職成功させるコツは?

これまで何人もダイセルへ転職成功させている担当コンサルタントに、転職成功のコツやポイントを聞いてみました。

松本 和香

担当コンサルタント
松本 和香

ダイセルの採用では「求める人物像」にも記載があった通り、「相手の視点に立ってコミュニケーションを大切にできるか」「情熱と愛着もって課題を最後までやり抜くことができる人材か」が1つのポイントになります。経歴・スキルだけではなく「人物面」も重視した採用になりますので、面接の中でしっかりご自身の伝えたい事・想いを整理し準備して臨んでいただくことが、転職成功への1つのポイントになります。

Webサイトで記載できる内容は限られてしまいますが、求人へのご応募・転職支援サービスのお申し込みをいただければ、もっと具体的な情報をご提供させていただきます。

連日、ダイセルとやりとりしているコンサルタントが、

  • ダイセルが求めている人材
  • 現在の状況や想定される年収
  • 応募書類や面接のアドバイス

など詳細にアドバイスさせていただきますので、転職をご検討の方はお申し込みください。

タイズの強み

  • メーカー特化型エージェント
  • 技術職への深い知見
  • メーカーとの太いパイプと
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3-4.ダイセルとタイズの関係は?

株式会社ダイセル 採用ご担当者様の声

当社を理解して頂いているからこそ、“ヒット率の高い”
エージェントです。

当社が期待する人材は、高度な専門知識に加え“人間力”を持った方です。
タイズ社には当社の求める人材を理解いただき、いつも優秀で貴重な人材をご紹介いただいています。一人一人のコンサルタントが、企業担当、キャリアアドバイザーの双方を担当しているため、求職者との距離が近く、ご紹介いただく方のマッチ度が高いことが、一番の特徴と考えます。またタイズ社からご紹介いただく方々は、当社の理解が深いキャリアアドバイザーのカウンセリングを受けているためか、内定後の辞退率が非常に低いことも、大変ありがたく感じている点です。

タイズからダイセルへ応募するメリット

関西のメーカーに特化した転職エージェントだからこそ、伝えられる情報が数多くあります。
ダイセル社とも、長年のお付き合いがあり、求人票に書かれている募集要項や仕事内容のみでなく、社風や企業様の求める人物像まで、アナログな情報が多く蓄積されているからです。タイズではこのアナログな情報によるマッチングを非常に大切にしております。
また、タイズのコンサルタントは、一人一人が企業担当とキャリアアドバイザーの双方を担当しております。現場や工場にも積極的に足を運んで得たリアルな情報を、ダイレクトにお伝えする事が出来ます。逆に、あなたを企業様に「直接」売り込むことも可能です。双方の事をよく理解し、ご紹介に繋げている為、ダイセル社からも、タイズからのご紹介はヒット率が高いとのご評価を頂いております。

タイズの強み

  • メーカー特化型エージェント
  • 技術職への深い知見
  • メーカーとの太いパイプと
    転職支援実績

4.年収について

年収のイメージ

4-1.年収はどれくらい?

30歳:年収590万円(配偶者手当、住宅手当含む)35歳:年収710万円(配偶者手当、扶養手当、住宅手当含む)と業界内では比較的高い水準

ダイセルの年収モデルは、30歳:年収590万円(配偶者手当、住宅手当含む)35歳:年収710万円(配偶者手当、扶養手当、住宅手当含む)となっており、比較的業界内では高い水準にあります。
また、住宅手当や、扶養家族手当、配偶者手当などの支給制度も充実しており、待遇面での満足度は高いように思います。
とくに住宅手当は管理職になるまで、持ち家・賃貸問わず一律25000円が支給され、さらに入社のために賃貸物件に転居が必要な場合はプラスで「家賃補助」制度が用意されています。
また単身赴任の場合は、単身赴任手当(月25000円)と月2往復分の帰宅補助が支給されるなど非常に充実しています。

4-2.福利厚生は充実している?

様々な福利厚生制度が充実

ダイセルでは一般的な各種社会保険や財形貯蓄制度、育児・介護休業に加えて、健保契約提携施設の利用が可能など、さまざまな制度を用意しています。

タイズの強み

  • メーカー特化型エージェント
  • 技術職への深い知見
  • メーカーとの太いパイプと
    転職支援実績

5.企業・事業について

5-1.ダイセルってどんな会社?

グローバル化学メーカーです

ダイセルは世界14の国と地域に活動拠点を置き、世界中にネットワークを展開するグローバル化学メーカーです。売上の半分が海外市場で、「セルロース化学」「有機合成化学」「高分子化学」「火薬工学」をコア技術に、化学製品から自動車エアバッグ用インフレータまで多岐にわたる製品を製造販売しています。

設立 1919年9月8日
代表者 代表取締役社長 小河 義美
大阪本社所在地 大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪タワーB
拠点一覧 大阪本社、東京本社、東京本社サテライト、名古屋支社、イノベーション・パーク、西播磨研修センター、播磨工場など
売上高 538,026百万円(2023年3月期)
従業員数 連結 11,207名 単体 2,524名(2023年3月31日現在)
資本金 362億7,544万89円(2023年3月31日現在)

5-2.どんな事業を行っているの?

ダイセルは以下4つの事業をメインに展開しています。

1.セルロース事業
たばこ用のフィルター用トウや液晶光学フィルム材料を扱う事業。たばこフィルター用アセテート・トウは国内1位/世界4位。 液晶ディスプレイ用偏光板保護フィルム材料は世界シェア80%を誇ります。
2.有機合成事業
自動車、電子情報材料、医薬をはじめさまざま分野で活躍する
事業。有機合成事業での酢酸の年間生産量45万トンは国内トップを誇ります。
3.合成樹脂事業
自動車、エレクトロニクスなど幅広い分野で使用される高機能プラスチックスを扱う事業。子会社ポリプラスチックスのPOM(ポリアセタール樹脂)、PBT、LCPはアジアでトップシェアを誇ります。
4.火工品事業
自動車エアバッグシステムの最重要部品であるインフレータ(エアバックを膨らませるためのガス発生装置)などを扱う事業。エアバッグインフレータは国内1位/世界2位を誇ります。

ダイセルは上記の他に電子情報材料など、新規事業ユニットの創出を積極的に推進。化学工業の枠を超えて事業領域を拡大しています。

5-3.経営理念は?

ダイセルは、グループとして大切にしたい考え方を「基本理念」として掲げています。この基本理念は、“ダイセルが今後も時代の変化に影響されず持ち続けるもの”として制定されています。

「価値共創によって人々を幸せにする会社」

価値共創・・・多様なパートナーと共感・共鳴し合い、共に新しい価値を創造していきます

【サステナブル経営方針】

基本理念の実現に向け、安全、品質、コンプライアンスを最重要基盤とし、サステナブルな社会の実現とダイセルグループの事業拡大を両立させるための基本となる考え方

【ダイセルグループ行動指針】

サステナブル経営方針を具現化していくために、私たち一人ひとりが、あらゆる行動において常に意識し実践していく行動指針

【ダイセルグループ倫理規範】

多様化するグローバル社会で存続するための必要条件として、すべての企業活動領域で普遍的に適用する規範

【長期ビジョン・中期戦略】

サステナブル経営方針に沿って、ダイセルグループが描く未来像や、実現に向けた具体的な施策

 

引用:基本理念

5-4.会社としての強みや特長は?

主力事業を4つ展開し、景気の変動を受けにくい事業形態であること

ダイセルは主力事業を4つ展開し、景気の変動を受けにくい事業形態であることが強みの1つです。メイン事業それぞれがシェアトップを獲得しているので経営が安定しています。また同時にシェアトップ製品を多数持ち、業界でポジションを確立していることも強みの1つです。

5-5.今後の展望は?

「健康」「安全・安心」「便利・快適」「環境」での、既存事業の成長と新事業の創出

ダイセルは現在、社会トレンドからみた数あるニーズの中から、当社の強みを活かせる事業領域である「健康」「安全・安心」「便利・快適」「環境」での、既存事業の成長と新事業の創出に取り組んでいます。

長期ビジョン『Accelerate 2025-Ⅱ(アップデート)』では、「売上高6,600億円規模」を目標として掲げ、「健康、安全・安心、便利・快適、環境」の4つの注力事業領域での新事業展開を加速します。

タイズの強み

  • メーカー特化型エージェント
  • 技術職への深い知見
  • メーカーとの太いパイプと
    転職支援実績

6.業績について

業績イメージ

6-1.業績の状況は?

【ダイセル好調の秘訣】
4つのメイン事業それぞれがシェアトップであり、海外売上比率も高いダイセルは、業績も非常に安定しています。

2018.3 売上:462,956百万円 経常利益:61,093百万円
2019.3 売上:464,859百万円 経常利益:53,433百万円
2020.3 売上:412,826百万円 経常利益: 29,644百万円
2021.3 売上:393,568百万円 経常利益:31,723百万円
2022.3 売上:467,937百万円 経常利益:50,697百万円
2023.3 売上:538,026百万円 経常利益:47,508百万円

引用:IR情報 直近決算発表

タイズの強み

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  • メーカーとの太いパイプと
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7.社風や労働環境について

7-1.残業は多いの?有給休暇も取得できる?

業務効率化や労働時間短縮に力を入れており、比較的休みは取得しやすい環境

ダイセルは2020年9月28日付で厚生労働大臣より「えるぼし」(三つ星)の認定を受けました。社員全員が年間の有給休暇と所定休日を活用し、年1回の5連速休暇を取得することを2026年までに達成することを目指しています。比較的、休みは取得しやすい環境であるといえそうです。
また、社員一人ひとりのワーク・ライフ・バランスの実現と働きやすい職場環境の整備を目的として、所定労働時間を2018年4月より8時間/日から7時間30分/日に短縮し、年間約120時間(約6.2%)の所定労働時間短縮を実現。業務効率化や労働時間短縮に力を入れています。

7-2.ダイセルはどんな風土の会社?

日々、ダイセルに訪問し、直接社員の方とコミュニケーションしている弊社担当コンサルタントに聞きました。

松本 和香

担当コンサルタント
松本 和香

ダイセルは社員を大切にしてくれる会社ですので、自社愛が強い方が多いと感じます。そして、今後の100年を創る為に新規事業にも積極的に取り組まれており、チャレンジングな社風であるとも言えます。協調性がありながらもチャレンジ精神が旺盛な方に、新しい風を入れて頂く事を期待しております!

【タイズから入社した方の声】

穏やかかつ誠実な社風で、非常に仕事がやりやすい環境です。キャリアパスや教育に関しても新卒・中途の差がなく、例えばキャリアパスは、入社何年後にどんな道が開けるかが明確になっています。
公正な評価制度のもと、将来の目標を見据えて働けるのでモチベーションややりがいにつながっています。

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7-3.転勤はあるの?

所属部署によって国内・海外の各事業所への転勤があります。

<勤務地例>
[本社]大阪・東京、[支社]名古屋、[イノベーション・パーク]兵庫、[工場]姫路・新潟・広島他、[研修センタ]兵庫

7-4.女性でも働きやすい?

働く女性イメージ

仕事と育児を両立しながら働きやすい環境が整備されています

ダイセルは、一般的な育休・産休制度に加えて、「在宅勤務制度」を導入。仕事と育児を両立しながら働きやすい環境が整備されています。また、女性だけではなく、男性の育休取得推進も積極的に行っており、2017年度の男性育児休業取得率は、29.8%と比較的高い割合にあります。また「出産祝金制度」や子供が小学校、中学校、高等学校に入学する場合に支給される「入学祝品制度」など子育てに嬉しい制度が充実しています。

7-5.実際に働く方にインタビュー

タイズは実際にダイセルにお伺いし、働く方々のインタビューを実施しています。
ここでは、その一部を紹介します。

人事グループの方々
Q:御社の中途採用で合格の基準はありますか。
A:「採用基準は部署ごとに違うので決まったものはありませんが、これまで中途採用の面接に立ち会ってきた経験からいうと、「ダイセルで何をしたくて応募したのか」「何ができるのか」がはっきりしている方は採用されているように思います。自分が持っているスキルはこれで、このスキルを活かしてこんな風に活躍したいということをきちんと説明する方です。これがきちんと伝われば、入社してからきっと活躍してくれるという期待から採用を決めるケースが多いですね。」

Q:面接で他に重視されているポイントはありますか。
A:スキルがあれば書類選考は通過しますが、実際に面接でお話しされる内容が受け身の方は通過しにくいですね。

ダイセル/人事グループのインタビュー記事を見る

エンジニアリングセンターの方々

Q:どんなスキルを持った人材を求めていますか。
A:「機械や化学の基礎知識をお持ちで、仕事に対する意欲に満ち溢れている方を求めていますが、第二新卒の方は、もちろん基礎知識は最低限必要ですが経歴よりも人柄重視で採用しています。
即戦力として期待している方は、これまでの職務経歴を重視しています。化学工学分野やプラントエンジニアリングでの業務経験をお持ちの方を求めています。」

Q:面接で重視するポイントは何ですか。
A:「転職理由や志望理由が明確であり、向上心と行動力を持ち合わせている前向きな方かどうか、というポイントを見ています。また基本的なところにはなりますが、元気でやる気に満ち溢れた方がいいですね。」

ダイセル/エンジニアセンターのインタビュー記事を見る

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