2019.09.19【品質管理検定対策付き】品質管理・品質保証で転職に有利な資格・知識とは

品質管理・品質保証の資格イメージ

品質管理・品質保証で求められるスキルや知識は?

まず、品質管理・品質保証職で求められる資質は、各部署間の調整やルール徹底に協力してもらうための「対人力・折衝力」、製品の原材料や生産工程、製造装置などの「技術的な知見」、様々な交渉に必要な「誠実さ」と正確にデータを統計化し、ルールを徹底し、手順通りに改善を実施する「厳格さ」、お客様からのクレームに冷静に対応できる「ストレス耐性」などがあります。
また、多くの工場が認証を取得しているISO9001の知識や導入・運用の経験があれば、転職に有利です。最近では自動車関連の求人ニーズが高くなっているので、自動車産業向けの品質マネジメントシステムISO/TS 16949の知識や運用経験があれば、数多くの求人案件があります。

品質管理の資格一覧

品質管理検定(QC検定)

品質管理の知識を問う筆記試験を毎年2回、3月と9月に全国約120か所で実施しています。4段階のQCレベルに分かれています。

品質マネジメントシステム審査員

ISO9000審査員の資格です。資格取得のためには、審査員研修コースの合格修了や実務経験が必要となります。

マネジメントシステム監査員検定

ISOマネジメントシステムの有効性を高める監査員(内部監査員、第二者監査の監査員等)の力量向上を目的として、2011年に設けられた検定制度。

QCサークル指導士資格認定制度

企業・団体等で正しくQCサークル活動を教育・指導できる人を「QCサークル指導士」として認定する制度。

信頼性技術者資格認定制度(JCRE)

信頼性・品質保証業務に携わる技術者の、問題解決能力向上を図るための資格です。

品質管理検定対策

品質管理検定(QC検定)

4級

傾向 合格率が大体80%~90%とそれほど難しい試験ではありません。
対策 品質管理独特の用語や、QC七つ道具等をきちんと覚えれば大丈夫です。また4級については、日本規格協会が無料でテキストをホームページに公開しており、これをしっかり勉強すれば合格できます。

3級

傾向 試験はマークシートで、試験範囲は「品質管理の実践」と「品質管理の手法」です。「実践」の出題は、QC的なものの見方・考え方や、品質の概念や管理の方法、品質保証、品質経営などです。「手法」の問題では、データを扱う計算と、QC7つ道具、新QC7つ道具などについてです。
対策 書店で販売されている過去問を解き、解説を読んで、理解できないことはネットや専門書で調べて勉強しましょう。しっかり準備すれば合格できるはずです。

2級

傾向 2級からは合格率も30%以下とかなり難しくなります。試験内容は、「手法」と「実践」から出題されます。「手法」では基本統計量、仮説検定・点/区間推定、相関・回帰分析、実験計画法などから出題されます。「実践」では、品質管理原則、方針・日常管理、マネジメントシステム、計測・検査、品質保証や標準化、問題解決の手順などの知識が必要です。
対策 難関となるのは「手法」の基本的な計算式を使う計算問題。計算式を事前にしっかりと覚えておくことが重要です。「実践」では長文が多く出題されます。いずれも過去問題を徹底的にやり込んで、しっかり覚えておきましょう。

1級

傾向 資格試験は、「手法」と「実践」の知識を問う1次試験と、出題されるテーマに沿って論述を行う2次試験に分かれています。
対策 基礎的な専門知識はもちろん、「QC七つ道具」や「新QC七つ道具」の使い方も含めて統計的品質管理手法を完璧に理解する必要があります。知識だけでなく、それを論理的に説明できなければ、2次試験の論述問題に合格できないため、実務経験の長い受験者の方が有利になると言われています。とにかく1級に対応した参考書を徹底的に勉強して、問題集や過去問にも取り組んで知識を習得する必要があります。

マネジメントシステム監査員検定

傾向 1~4級まであり、試験方法は3・4級はマークシートのみ、2級はマークシートと論文、1級は筆記試験・論文・面接まであります。
対策
  • 3・4級は、日科技連(日本科学技術連盟)から出ている「過去問で学ぶ問題と解答・解説集」の勉強と各対象のISO規格を一通り理解しましょう。
  • 2級は日科技連(日本科学技術連盟)から出ている「過去問で学ぶ問題と解答・解説集」の勉強と各対象のISO規格をかなり読み込む必要があります。
  • 1級は面接があるため、ISOの各要素について、回答集を作成して模擬面接をしておきましょう。

QCサークル指導士資格認定制度

資格取得方法 日本科学技術連盟が主催する講座(QCサークル推進者コース:6日間・QCサークル指導士資格認定コース:3単位選択)を受けて、最終日の認定試験に合格し登録申請すれば資格を取得できます。

信頼性技術者資格認定制度(JCRE)

傾向 初級・中級・上級があり、初級は筆記試験、中級・上級は書類審査と面接が行われます。
対策 初級は日本科学技術連盟発行の「信頼性問題集」を勉強しましょう。
中級・上級は、信頼性の業務経験履歴書と信頼性に関する実務経験を実証するための実践事例レポートを提出。書類審査を経て、そのレポートをもとに面接審査が行われます。日々の業務経験を多く積み、事例をメモしていく必要があります。

品質管理・品質保証への転職を考えている方におすすめの資格は、以上となります。転職で有利になるように、是非スキルアップを目指して頑張ってみてください。
品質管理・品質保証の記事は他にも「品質管理・品質保証の仕事・年収は?【コンサルタント監修】」「【志望動機例文】品質管理・品質保証の転職ガイドライン」もありますので、合わせてご覧ください。

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