【事例あり】機械設計エンジニアの転職事情と求められる人材とは

機械設計の仕事をしている人の中には待遇面で現在の職場に不満を抱いている人もいるでしょう。機械設計の仕事自体は好きでも、待遇や社風、社内の人間関係が自分の理想と大きく乖離してしまうとモチベーションも下がってしまいます。 そのようなときには、思い切って転職を検討してみるのも一法です。ここでは機械設計の転職について解説していきます。

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【製造業界】機械設計の転職事情について


「機械設計」とは、あらゆる機械をつくる仕事のことをいいます。

まずは、機械設計における採用の動向や採用基準など、転職事情について見ていきましょう。

求人減少による買い手市場

機械設計は、精密機械や家電製品から自動車まで幅広い業界で必要とされている職種です。そのため、これまでは中途採用の機械設計求人の件数も多く、需要が安定していました。

しかし、近年の不景気や業界の動向により、転職市場での機械設計の求人は減少傾向にあるとも言われています。しかし、やり方次第では、十分にキャリアアップの可能性はあり、諦める必要はありません。記事後半では、買い手市場の転職市場において、成功するコツについても解説しています。

ただ、転職を急ぐのではなく、現在の職場でのキャリアアップを目指したり、現在の職場で経験を積んだりすることによって転職市場での価値を長期的に高めていく、ということも視野に入れておくと良いでしょう。以下の記事では転職のコツを解説しております。

「機械設計エンジニア」が知っておきたい転職のコツとは

機械技術の転職ではスキルと経験が重視される

転職で重視されることは職種によって異なりますが、機械設計の場合にはスキルや経験が重視される傾向にあります。具体的には、機械設計の企画段階から試作までを一人で行えるようになるには、10年ほど経験を積む必要があります。また、トランスミッションなどの複雑な製品を扱っている企業では、非常に高い技術と知識が求められます。そのため、年齢が若いかどうかはあまり関係なく、40代から50代くらいでも、即戦力となるスキルがあれば十分転職可能です。

また、転職に向けて資格を取得しておこうかと考えている人もいるでしょう。しかし、機械設計の転職では資格の有無もそれほど重視されるわけではありません。資格を持っていなくても経験のある人なら相応の知識やスキルを身に着けていることが分かるため、あまりこだわらなくて良いでしょう。

ただ、未経験者の場合には、資格があれば一定の知識を身につけていることをアピールできる場合もあります。

【機械設計】求められる人材の特徴

転職を成功させるには、企業がどんな人材を求めているのかを知っておく必要があります。

ここでは、企業が求めている機械設計の人物像について解説します。ぜひ自分のアピールポイントを見つけてください。

コミュニケーション能力がある

機械設計の仕事では、コミュニケーション能力が必要です。

機械設計は一人で図面と向きあうイメージがあるものの、実際には他部署と連携しながら、チームで仕事を進めることが多い仕事です。製品を作り上げるまでには、上司や同僚との綿密なコミュニケーションが欠かせません。

また、営業に同行してクライアントの要望をヒアリングしたり、製品の説明をしたりする機会も多くあります。そのため、相手の立場を尊重する共感力やマナー、自分の意図をしっかり相手に伝える伝達力や語彙力を備えていることが求められます。

海外企業と取引をする企業であれば、英語を使ったコミュニケーション能力が採用時に重視されることもあります。

向上心がある

機械設計の仕事をする人には、向上心があることも求められます。

機械設計の仕事は多岐に渡り、4大工学や材料・成形方法に関する知識のほか、PL法、規格などのコンプライアンスに関わる知識が必要です。

また、新しい製品づくりに関わるときには、社会や消費者のニーズを的確に把握して時代を先読みするセンスも求められます。

新しい技術や法律改正などにアンテナを張り、自ら情報を得ようとする行動力があれば、より良い製品づくりに活かせるでしょう。

さらに、機械設計には根気強さも必要です。稼働に問題がないか、強度は十分かなどを確かめ、試行錯誤しながら、何度も設計を練り直すこともあります。向上心を持ち、コツコツ努力できる根気強さがあれば、機械設計として活躍していけるでしょう。

PCの操作に慣れている

機械を設計する際はCADなどのソフトを使うため、PCスキルも転職に必須です。「CAD利用技術者試験」や「CAD実務キャリア認定」をはじめとする資格を取得しておくと、客観的にスキルの証明ができます。

それぞれの資格について、詳しくはこちらをご覧ください。
CAD利用技術者試験」(一般社団法人コンピュータ教育振興協会)
CAD実務キャリア認定制度」(一般社団法人コステックエデュケーション)

また、企業内外のプレゼンテーションやクライアントへの提案資料の作成でWordやExcelを使う機会が多いため、CAD以外のPCスキルも必要です。転職する前に、PCやソフトの基本操作に習熟しておくと良いでしょう。

主な仕事内容はこちらの記事で詳しく解説しているため、あわせてチェックしてください。

機械設計とは?仕事内容や必要な知識を解説

機械設計の一般的な転職パターンは3つ

機械設計の転職でよくあるパターンは次の3つです。それぞれについてくわしく見ていきましょう。

1.同職種・同業種の機械設計へ転職する

機械設計の転職でオーソドックスなのは、同業種の企業に同じ機械設計の職種で転職するというパターンです。同業種で職種も同じなら、仕事内容も似通っています。入社後も新しい職場での仕事に慣れるのにそう時間はかからないでしょう。転職が成功しやすいパターンだといえます。

また、機械設計では大半の企業が即戦力となる人材を求めています。現在の職場で扱っている製品や材質・加工方法が応募した企業と同じであれば、採用の可能性が高くなるでしょう。

現在の職場に対する不満が主に待遇面なら、同業種で同じ機械設計への転職を検討してみるのが良いでしょう。

2.機械設計から異職種へ転職する

扱っている製品が似ているなら、同じ業界内で「セールスエンジニア」としての転職などが考えられます。機械設計での知識や経験を活かして顧客によりよい提案ができれば活躍の場はひろがるでしょう。

3.未経験から機械設計へ転職する

機械設計の仕事をしたことがない人でも、興味を持っている人もいるでしょう。
ただし、未経験からの機械設計への転職は狭き門であり、20代や第二新卒であれば採用される可能性はあります。とくに工学系の学部を卒業している人であれば、一定の知識を持ち合わせていると評価されやすくなります。

機械設計の転職事例・体験談

機械設計の仕事における、具体的な転職事例や体験談も紹介します。

転職に至る経過や事情は一人ひとり異なります。いろいろな成功事例を知ることで転職活動の励みになるため、ぜひチェックしてください。

事例1.自動車メーカーの機械設計へ転職

環境の変化により転職を決意し、スキルを活かして自動車メーカーの機械設計へ転職した方の事例です。

転職を考え始めたきっかけは、体調を崩した家族との生活を続けるためだったそうです。しかし、当初は自分のスキルや勤務地、希望の待遇に合致する求人が見つからず苦労していました。

そのような中で、転職エージェントのアドバイスを受けて条件を見直したことで、要望に合致した自動車メーカーの求人が見つかりました。すぐに面接を受け、なんと1週間もかからないうちに内定を取得し、スピーディーな転職を実現しています。

転職を検討するときは、転職目的や自分の強みを明確にすることが重要です。転職によってどのようなキャリアを目指すのか、自分の魅力はなにかをしっかり掘り下げて考えて転職先を絞りこむことが、良い結果につながります。

悩んだときには一人で考えるのではなく、第三者の客観的なアドバイスを求めることも大切です。

事例の詳細はこちらをご覧ください。

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事例2.生産機械メーカーの機械設計へ転職

待遇面の不満と自身の関心のある、本格的な機械設計の仕事に携わりたいという思いから、生産機械メーカーの機械設計へ転職を成し遂げた方の事例です。

この方は、働きながら転職活動に取り組んでいたものの、スカウトメールなどと実際の社風や待遇が異なることが多く、選考のために取った休暇が無駄になってしまうことに困っていました。そんなときに強い味方になってくれたのが、転職エージェントです。

転職エージェントのマッチングは、人と人とのつながりがあることが魅力です。デジタル的なマッチングだと情報にずれが生じることがあるものの、人対人のアナログなマッチングなら確実に希望が伝わり、良い結果に結びつきます。

転職活動中に迷ったときに、エージェントから適切なアドバイスを受けられたのも、成功につながるポイントです。転職に至った原点に立ち返ることができ、希望どおりの転職を実現しています。

事例の詳細はこちらをご覧ください。

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【機械設計の転職】採用の確率を上げるコツ

機械設計の仕事へ転職しようとして、転職活動を始めてみると、なかなか採用されない人もいるでしょう。転職活動のやり方によっては長引いてしまうこともあります。

では、採用されやすくするにはどうすればいいのか、転職活動のコツについて見ていきましょう。

転職に有利な経験やスキルを備えておく

転職活動を始める前には経験を身につけることが重要です。また、より転職を進めるためにはスキルを身につけたり、資格の勉強をしたりすることが有効になる場合もあります。

最近ではグローバル化が進んでおり、機械設計の仕事でも海外企業と取引をする機会が増えてきました。そのため、英語や中国語のスキルが重視されています。英語や中国語もできる人なら機械設計エンジニアとしての市場価値が高く、採用上有利に扱われるでしょう。

また、採用の確率を上げるには、人物像をアピールすることも重要です。機械設計はチームで仕事をするため、「協調性」や「リーダーシップ」が求められます。また、モノづくりに対する意欲が強いこともアピールポイントになります。今から経験を積むのであれば、このような要素を示せる実績を残すことを意識しましょう。

スキルとしてはCADやCAE解析などが挙げられます。CADのスキルは特に設計オペレーションの仕事で活かすことができます。

機械設計関連の代表的な資格としては、「機械設計技術者試験」や「CAD利用技術者試験」、「技術士(機械部門)」などがあります。この中では「CAD利用技術者試験」が比較的易しく、「基礎」なら未経験者でも無理なく取得できます。しかし、機械設計者ならCADは使用できて当然という認識を持っている会社も多く、実務経験を重視される傾向があるため、資格を取得することだけが転職において特に有利というわけではありません。

機械設計に強い転職エージェントを利用する

機械設計の求人は、詳細な仕事内容はさまざまで、企業によって製造している製品の種類も異なります。そのため、求人の中から自分の経験やスキルに合っているものを見極めるのは難しいでしょう。

経験やスキルが合わない求人に応募し続けて、なかなか転職できない人も少なくありません。

そこで、機械設計エンジニアの転職に強い転職エージェントを利用するのがおすすめです。機械設計の転職市場に精通した専門家が求人を紹介してくれます。自分の経験やスキルに合った求人に絞って応募すれば、採用される確率も高くなるでしょう。
そして、大阪・神戸・京都・姫路・滋賀など関西エリアで機械設計の仕事を探しているのであれば転職エージェントのタイズにご相談ください。

担当者は関西での機械設計の転職市場に熟知しており、取り扱っている求人数も豊富です。
求職者の実績や能力を考慮した上で、豊富な求人の中から実力に見合った好条件の応募先をご提案いたします。

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まとめ

現在の機械設計の仕事は基本的に買い手市場で、好条件の職場にすぐ転職することが難しい状況にあるものの、スキルや実務経験がある人はその限りではありません。
そのため、転職に有利な、即戦力となるスキルや経験を身につけた上で、転職活動に臨みましょう。また、市場の動向を見ながら自分の経験やスキルに合う求人を見つけたい場合には、タイズにぜひご相談ください(無料)。ご自身で気がついておられない、スキルや強みをコンサルタントが見極め、長く働き続けることのできる企業を紹介いたします。

 

この記事を書いた人

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安達 篤史

株式会社タイズ

これまで17年間、転職エージェントのコンサルタントとして従事し、これまで1,000名以上の転職支援を実施。
技術系を中心に幅広い知識・経験があり、納得感のある転職を実現している。

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