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2018.09.25神鋼検査サービス株式会社の品質管理業務や教育支援体制、仕事のやりがいについて、高砂QCサービス部の部長様にお話を伺いました。

(2018.9.25更新)
神鋼検査サービス株式会社 技術サービス本部 高砂QCサービス部 部長 長濱憲之様
神鋼検査サービス株式会社 業務部 総務・労政グループ 鈴木貴也様

メーカー専門の転職サイト「タイズ」に求人を掲載している神鋼検査サービス株式会社の技術サービス本部 高砂QCサービス部 部長の長濱憲之様、業務部 総務・労政グループの鈴木貴也様に、同社の品質管理業務や整備されている教育支援体制、仕事のやりがいなどについて、コンサルタントがインタビューさせていただきました。

インタビュー

技術サービス本部 高砂QCサービス部 部長 長濱憲之様(左)
業務部 総務・労政グループ 鈴木貴也様(右)

長濱様が神鋼検査サービス社に入社された背景について教えてください。

1992年に新卒で入社しました。学生の時、お世話になっていた教授が神戸製鋼所出身で、研究テーマが三次元測定でした。この三次元測定の研究をするために神鋼検査サービスで測定器を借りており、そこで神鋼検査サービスと出会いました。入社以来26年間、この会社に勤めています。学生時代、はっきりとこれがやりたいという仕事はなかったのですが、技術者になりたいという思いは強くありました。

長濱様が入社された当時の神鋼検査サービス社はどのような会社だったのでしょうか。

当社は1986年の設立で、設立後間もない会社で知名度は全くなかったですし、入社当時の新卒採用社員は6名で、私の同期が4名でした。親会社である神戸製鋼所からの出向社員が大半でした。この先この会社がどうなるかわからないという不安はありました。

長濱様がこれまで経験されてきた業務について教えてください。

入社時は検査サービス本部(現在の機器検査課)に所属し、検査員を2年間務めました。その後、現在の組織で言う高砂QCサービス部の機器QAグループで、神戸製鋼所のある工場の品質管理業務を8年間経験しました。この仕事の面白さには5年目くらいに気づきました。大きな仕事を与えられ、設計部隊などと相談しながら進めた結果、トラブルを起こすことなく検査を完了できた、この経験が私の突破口になりました。そして高砂QCサービス部の検査技術グループに異動となり非破壊検査を中心に担当し、2018年4月から同部の部長(検査技術グループマネージャーも兼任)となりました。技術部門ですので、技術指導や今後の方向性などについてアドバイスもしていますし、既存の技術を応用させた手法の検討や、お客様の課題解決の全体を統括しています。また、各グループの調整や、グループ内で決定しきれないことについて私が判断を下す場合もあります。

「品質管理職」の働き方について

高砂QCサービス部には6つのグループがありますが、何がいちばん異なりますか。

扱う製品とお客様の違いですね。検査技術グループは内販(神戸製鋼所からの業務)と外販(一般のお客様からの業務)の両方、他のグループは内販のみを受け持っています。例えば、チタンQCグループの最終的なお客様はボーイング、ロールスロイス、IHI、川崎重工業…など航空機系の企業様で業務において英語はマストです。一方鋳鍛QCグループでは、鋼の鍛造材・素材(鍛造をする前の鉄の塊)などを扱い、電力会社や鍛造材メーカー様です。最終的なお客様が異なりますので、それぞれのグループでの仕事の進め方が大きく違ってきます。

御社が扱われる製品は一品一様のものばかりなのでしょうか。

基本、オーダーメイドの一品一様の製品です。かつ、品質の基準が特に厳しく、品質を常に考えていなければならない製品です。同じ製品であっても検査方法が違ったり、検査の仕様自体が違ったりすることも多々あります。ですので検査方法は常に考えていなければなりません。それぞれの製品に合わせて神戸製鋼所と密に打合せして業務を行っていきますが、使用する検査装置の選定、検査条件の設定、負荷量の調整など、検査や品質に関する情報を持ち合わせていないと提案もできませんし、神戸製鋼所との折衝もできません。もちろん検査スケジュール(工程)を計画できる事も必須です。

御社ではお客様に提案するような場面も多いとお伺いして驚きました。

個人の力量によって異なりますが、私の場合ですと検査仕様の観点から製品の作り方を提案して、お客様の工法・工程を変えてしまうこともあります。品質の面から相談を受けたとしても、神戸製鋼所のお客様が求めている製品スペックに対する神戸製鋼所の作り方を見て、適切な助言をしていかなければなりません。最終的な製品の検査の観点からは、こういう風に作っていかないと検査結果は合格には達しませんよ、もしそれが不可能ならば、お客様が求めているスペックのものは神戸製鋼所では作れないと逆に交渉してもらわないと実現できませんよ、という提言をします。このような提案を社員全員ができるようになれば、さらに存在感のある会社になると思いますね。

長濱様が感じておられる仕事のやりがいは何でしょうか。

これまでも、よい結果が出てこない業務、うまく進まない業務を数多く経験しましたが、それをやり切った時に得られる達成感を再び味わいたいと取り組んできました。担当者であった際は、自分だけにできる技術があって、自分がいなければ回らない仕事があることにやりがいを感じていました。今は、この技術をどうやって後輩に繋いでいくかという技術継承もおもしろいと感じています。世界的なシェアの高い、神戸製鋼所にしか作れない製品の検査を担っていることも誇りです。他の社員はどのように感じているのかわかりませんが、神戸製鋼所という大きな会社の仕事ができることに誇りを持つ人、自分がどんどん成長していくことに喜びを感じる人など、様々だと思います。

御社では、仕事を進めていく中でどのようなスキルを身につけなければならないのでしょうか。

まず、検査の知識や技術です。また、これに応用力と適応力を身につければ仕事の幅・選択肢が広がりますし、違う工場での業務もできるようになります。現在の設計仕様に要求される検査を理解した上で、そこにどのような検査技術を適用すれば解決できるかを考え出すことができるようになれば、様々な検査業務に対応できるようになると思います。経験を重ねる中で、今後どのような検査技術・品質管理技術が要求されるかを察知できるようにもなってもらいたいですね。

知識やスキルを身につけることに対する教育支援体制が整っていると感じるのですが。

まず、当社が行う検査は、資格がなければ仕事ができません。もちろん指示を出す側も技術を理解していなければ指示を出せません。当社では、直接検査に携わっていないスタッフも資格を取得することを推奨しています。資格取得の報奨金制度もあります。社員は実際に手を動かす検査員と同じ知識を持った技術スタッフ、QCスタッフであるべきだと考えています。検査工程におけるテクニックは検査員に敵わなくても、どういう検査が要求されているのか、この手法は正しいのかを判断できなければなりません。

海外のお客様と仕事をする機会のあるグループもあるとのことですが、英語の研修などもあるのでしょうか。

毎週木曜日に外部講師を招いて英語教育・英会話をしています。業務時間内のクラスには所属長が選抜したメンバーが参加しますが、定時後のクラスはだれでも参加可能です。1コマ30分で合計4時間実施していますが、1コマ単位で参加できます。もともとは英会話だけだったのですが、社員からの要望で、英語の仕様書や規格書を解釈するクラスも開設しました。ここでは実務で使う英語を勉強します。実際に今担当している業務の規格書を持ってきて、理解が難しい部分を解決する良い機会になっている、との声があがっています。当社はものづくりの会社ではなく、サービスを提供する会社ですので、人が最も重要な財産と考えており、社員教育への投資は怠りません。

神鋼検査サービス社の特徴

人事面において、神戸製鋼所グループならではの良さはありますか。

労務管理やハラスメント等に対する意識は同規模の他社に比べて高いと感じますね。サービス残業はありえないですし。

他の検査会社がたくさんある中で、御社と他社の違いにはどのようなものがありますか。

検査そのものはそこまで大きく変わらないかもしれません。しかし、「育成」という面では大きく違うと思います。通常の検査会社は個人の力量やスキルだけで仕事をこなしていて、当事者も自分にスキルがつけばそれでよいと思っているように感じます。その点当社は、個人が成長するのはもちろん、その次の人を組織的に育てることや、選手層を厚くすることを考えています。この考え方を持つ会社は魅力的だと思いますよ。

神戸製鋼所からの信頼も高まり、御社の価値がすごく高まっていますよね。今後の事業展開についてどのようにお考えでしょうか。

私たちは、神戸製鋼所の製品が社会にとって価値あるものとなるように検査・品質管理を代わって行う役割を担っています。また、グループ企業ですが、神戸製鋼所の品質管理部門として神戸製鋼所に働きかけています。神戸製鋼所へは請負という形で入り、当社で人材の育成をしつつ、神戸製鋼所の方向性を捉えながら当社で育成した人財が主役となっていくサイクルがしばらく続くと考えています。「この業務は継続性があるだろう」というように、先を予想して人財を育成していくことが当社の事業を存続させるバックボーンになるだろうと考えています。量産ではなくオーダーメイドの検査を行うというアイデンティティを曲げずに、付加価値の高い仕事をしていきたいですね。

御社ではどのような人材を求められているのでしょうか。

好奇心旺盛で失敗を恐れず、バイタリティをもって動ける方。仕事はトライアンドエラーです。品質管理という仕事はできて当たり前の仕事ではありますが、挑戦しないとおもしろくないですね。あとは、問題解決に燃える方。問題解決が日常茶飯事ということであれば会社自体の問題だと思いますが(笑)。

御社に中途採用で入社された方で、力を発揮されている方はいらっしゃいますか。

入社4年目の45歳でグループマネージャーになった社員がいます。前職は他の業界で品質管理をしていた方です。情報処理力と交渉力が高く、自身の置かれている状況を判断して情報を処理し、うまく周囲を巻き込みながらみんなを同じ方向に向かわせる能力がすばらしいですね。

これからご応募される方へメッセージをお願いします。

当社は兵庫県高砂市にある会社ではありますが、神戸製鋼所を介して世界とつながっている、世界に対して幅広く仕事ができる会社です。存在感のある仕事ができますし、神戸製鋼所はもちろん、社外での接点が多いです。接点が多いということは自分の持っているスキル、得意な分野を伸ばせる機会が多いということです。機械系、材料系、電気系、制御系…どんな人でも活躍できます。問題というのは製造現場だけで解決されるものではありません。当社は、検査・品質管理の力で顧客の問題を解決する、顧客の製品が社会にとって価値あるものになるように「検査する」ことにより社会に価値を提供しています。

本⽇は、貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました。

 

―担当コンサルタントより―
取材前は「検査会社」という名前から、「地味で寡黙な仕事」という仕事イメージを連想していました。しかし実際に仕事の醍醐味や神戸製鋼所からの厚い信頼についてお伺いすると、「ただの検査会社ではない」ことを実感しました。今回取材した品質管理の部門は、世界トップレベルの製品技術に携わりながら、品質・検査のプロフェッショナルとして「手に職が付く」仕事です。昨今の品質問題においても一切関与なしの同社は、「品質にこだわり抜いた」正しい仕事ぶりが評価され、今まで以上に神戸製鋼所から頼りにされている存在です。今後さらに存在価値を発揮していく同社の魅力に共感された方のエントリーをお待ちしています。

この取材は私が担当致しました
株式会社タイズ コンサルタント 石川 飛鳥

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