【メック(株)】採用担当者に事業・魅力・中途採用の求める人物像についてインタビュー!

メック_川田太郎様

川田 太郎様

経営企画本部 人事総務センター 戦略人事担当

01. 会社概要

メックグループは、モバイル端末や自動車の電装品、インターネットのインフラ等を製造するために必要な工業用の化学薬品メーカーです。一部製品においては世界シェアをほぼ独占する研究開発型企業でございます。

1969年に設立され、その後、電子基板製造用の薬品を開発、製造、販売により発展を遂げてきました。早くからアジアや欧州を中心にグローバルネットワークを構築するとともに、毎年連結売上高の約10%を研究開発投資し、積極的に事業の拡充、技術力の向上を図っています。

またメックには、仕事と生活を両立しやすい環境が整備されております。「仕事と生活のバランス」の実現のため、創業当初より多様な働き方の導入や仕事と家庭生活の両立の促進などに取り組んでいます。現在メック本体の従業員数228名のうち約1/3が女性であり、管理職の女性比率は約20.4%です(2020年12月31日現在)。

「仕事を楽しむ」という社是を基に、仲間と共に自発的に業務に取り組み、スキルアップをしたい、新たなものを生み出したいという熱意のある方、そしてワークライフバランスを整えて働きたいという方にはおすすめの会社です。

02. ご経歴について

まずはご経歴とメックに入社された経緯を教えてください。

新卒で印刷会社に入社して総務と人事を経験しました。その後、数社の化学系メーカーを経て、2017年にメックに入社。現在、戦略人事担当として、中途採用や教育研修、人事制度の改定など幅広い業務に取り組んでいます。

メックを転職先に選んだのは、人事制度の制定・整備に直接携わることができると聞いたからです。

また個人的な理由として、住まいが会社から徒歩10分の所であり通勤が楽になると思ったからです。それまでは1時間30分位かけて通勤していたので、ワークライフバランスも充実させることができると思い入社しました。

入社前と後で何かギャップはありましたか?

悪いギャップはありませんでした。良いギャップでいえば、想像以上に提案が通ることです。入社時から、人事制度の改定などは自らアクションを起こすることを求められたのですが、私が提案した内容が今年改定された人事制度に数多く採用されました。

社長以下ほとんどの上司が「あなたが考えたことを尊重するので、まずは提案してください」という姿勢なので、とても風通しの良く仕事のしやすい環境です。

03. 事業内容について

御社の事業についてお聞かせください。

メックは工業用化学薬品の開発・製造・販売までを一気通貫に行っている会社です。主には、パソコンやスマホに搭載されている電子基板を製造する際に使われる薬品を提供しています。

当社の強みは研究開発力と技術力にあります。メックはメーカーの機能も持っていますが、自認しているのは研究開発の会社、R&D企業だということです。

当社の主力製品は「CZ」シリーズで、銅の表面を粗化して樹脂との高い密着性を実現する薬品です。四半世紀にわたりトップシェアを維持し、他社の追随を許さない技術力を誇っています。またこの高い技術力をベースに、新たな市場や技術発展におけるシーズやニーズを探索しながら次代を担う新製品開発・技術開発にも取り組んでいます。

トップシェアを維持できる理由は何ですか?

研究開発にリソース(人・モノ・金)を恒常的に投資し続けていることが大きな理由です。具体的には連結売上高の約10%を研究開発費に投資しています。また人員は約230名いますが、そのうち1/3以上が研究開発員として働いています。実は製造に携わる人よりも研究開発の人数の方が多いのです。

製造まで一気通貫で行っているメーカーでは製造・生産に力を入れる会社が多いですが、当社はR&D企業として新製品を生み出すことに注力し、トップシェアを維持し続けているのです。

コロナ禍の業績についてお聞かせください。

業績は好調です。巣ごもり需要や在宅勤務でノートパソコンやタブレットの売上が拡大し、電子基板の製造も増加したので、それに伴い工業用化学薬品の需要も増えました。おかげさまで2020年度12月期については過去最高の売上と利益を達成。売上高はこの10年間でほぼ倍増となりました。

IoTや5G、6Gといった時流の中で、当社の製品への需要が高まり、今後もさらなる成長を続けていけると感じています。

今後の事業展開のビジョンについてお聞かせください。

当社のコア技術は社内では「界面創造」と呼んでいる表面処理技術です。これまで培ってきたこの技術を活かして、より付加価値の高い機能性薬品をどんどん開発していきたいと考えていますね。それに加えて当社の表面処理技術を使って、電子基板や半導体分野以外の市場でも当社の技術を転用して「事業の柱」を増やしていくことを目指しています。

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04. 社風や働き方について

社内の雰囲気について教えてください。

コミュニケーションが活発な職場で、性格は真面目な人が多いです。

当社の仕事の取組は個人ではなく、どの部門でもチームでの成果を求めています。そのため打ち合わせや議論する機会が多く、社員同士のコミュニケーションは活発です。

仕事はロジカルに進めていきますが、研究開発は雑談の中からアイデアの新たな種を見つけることもあるので、あまり縛られることなくいろんな話をするという文化も根付いています。

コロナ対応で働き方に変化はありましたか。

在宅勤務を推奨しています。当社は生活必需品であるパソコンやタブレット製造に欠かせない薬品を取り扱っており、研究部門は分析機器の使用、製造部門は工場での製造作業を行っているので止めることは難しいですが、管理部門や営業部門では可能な限り在宅勤務を推奨してシステムを整えて運用しています。週に1~2日の在宅勤務を行っている部門が多いですが、営業部門は殆どが在宅勤務をしています。全社ではなく、部門ごとに適切な働き方を考えています。

残業時間についてはいかがですか。

全社の月平均の残業時間は約19時間です。研究開発では分析の結果を待ったり、製造も一日の生産予定を達成するまで仕事をするので、繁忙期には残業が増えることはありますが、ワークライフバランスに影響を与えるほどではありません。一定レベルを超えて残業をした社員には上司と情報を共有して、その社員の業務調整を行います。こうした調整を毎月定期的に行って、大幅な残業時間が発生しないように配慮しています。

給与や福利厚生についてはいかがですか。

給与水準は高く、とくに賞与はメックの高い利益率を還元する方針ですので多く支給できていると感じます。(※)

基本的な福利厚生は整っています。一般社員には住宅手当や家族手当があり、メックは男女比7:3と女性の割合も多いので、育児休暇等も整っています。

女性管理職比率は20%を超えており、全国の業界平均3.0%を大きく上回っています。これはまだ規模が小さかった創業期に人材確保に苦労したことから、当時から女性が結婚・出産・育児を経ても働き続けてもらえる環境づくりに取り組んできたためです。出産・育児休暇制度等を設け、育児休業制度利用後の職場復帰率はほぼ100%です。小学3年生までは通常の有給休暇とは別に年間5日まで有給の育児休暇も取得でき、男性社員も配偶者出産休暇や育児短時間勤務を利用しております。

平均勤続年数でも男女差がなく、離職率も約3%と低く、性別に関係なく働きやすい職場を実現しています。

(※)メック株式会社の平均年収は723万円(参考:有価証券報告書)

有給の取得率はいかがですか。

平均して年10日程度は有給休暇を取得しています。数年前からフレックス制度も導入しており、有給休暇も気兼ねなく取得しやすい風土がありますね。

中途入社の方から「自由な社風ですね」と感想をいわれることがありますが、制度や決まりでがんじがらめにするのではなく、あくまで個人の自律性を尊重した組織の作り方、仕事のやり方が文化として根付いているので、有給の取得率が高いのだと思います。

そうした文化が形成された理由は何ですか。

R&D企業だというのがベースにあると思います。当社の研究開発は、これまでになかったものを独創的な技術で開発していくことをポリシーにしています。つまり、元となる手本や決まったフローがありません。自分で道筋を切り拓いていくことが必要なので自律的に物事を遂行する企業文化が形成されてきたのだと考えています。

転勤はありますか。また、海外で働けるチャンスはありますか。

当社の正社員は全員総合職なので、全員に異動や転勤の可能性はあります。

ただし、現時点で研究開発は本社のみです。製造は尼崎と新潟に拠点があります。

またアジアの海外拠点には4~5名が赴任しています。赴任して海外で長く活躍を続けていただくことや若い時に海外勤務を経験して、日本に戻ってきてその経験を活かすなど、様々なステップアップの道があります。

当社の海外売上比率は70~75%です。ビジネスがグローバル化しているので、海外赴任をしなくても海外出張の機会も数多くあり、日本でもグローバルな仕事を経験することができます。

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05. 中途採用の求める人物像について

中途採用で重視しているポイントはどこですか。

重視しているのは「伸びしろ」です。人の成長があってこそ会社は成長すると考えていますので、この会社でこれまでの経験を活かしてさらに成長したいという意欲のある方を求めています。入社後も自らを成長させるために自ら行動できる方に来ていただきたいですね。

私は主に1次面接を担当していますが、メックでどんなキャリアを実現したいのか、どんな風に成長したいのかといったビジョンをしっかりと持って面接に臨んで欲しいと思います。

研究開発を志望されるなら、研究開発に対する熱意やこれまでの経験をふまえてメックでどんな研究開発をしていきたいのかをきちんと伝えてほしいです。しっかりとお話しいただければ、そのビジョンに対して当社がそれを成しえることができるかどうかを判断します。

また入社後のミスマッチを防ぐため前職を辞める理由を正直に教えてほしいですね。結果的に求職者のビジョンとメックの期待がマッチする。そんな風にお互いがwin-winになれる採用を目指しています。

入社後の教育制度についてお聞かせください。

入社直後は人事や経理の手続きなどをご説明します。その後は各部門で担当者が必要な教育をします。中途採用の方は業務に親和性のある経験をお持ちだということが前提ですので、OJTの中でスキルを深めていただきます。

階層別研修については、コロナ禍を踏まえ、オンライン研修の導入を予定しています。また選抜された社員による語学研修は、一定の語学レベルに達するまで最長4年間、全額会社負担で受講することができます。

新卒と中途採入社で違いはありますか

全くありません。

現在約230名の社員がいますが、新卒は年に3~4名程度の採用数で、中途採用と新卒採用の割合は7:3であり、中途入社の方が多いです。経歴に関係なく仕事の成果は公正公平に評価していますのでご安心ください。

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川田様と弊社担当コンサルタント門田(左)

 

06. 転職希望者へメッセージ

最後に転職希望者の方へメッセージをお願いします。

私も転職して複数の会社を経験してきました。転職する理由は、自己実現ができない、もっと自分はやれるはずだと上のキャリアを目指す、など様々です。

ただ転職は何十回もできるものではありませんので、やはり一回一回、今後自分がどういった将来を歩んでいきたいのかをしっかりと考える必要があると思います。それが成し遂げられる会社をコンサルタントと相談しながら情報を入手し自分で咀嚼して転職先を決めてほしいと思います。

しっかりと考え抜いて、メックに応募いただいた方であれば、入社しても考え抜きながら仕事をしていただけると思いますし、そんな人材は必ず当社で活躍していただけると思います。

メックは「和」を大切にしており、家族的な雰囲気のある会社ですが、取り組んでいるのは最先端技術です。

時代に寄り添いながら会社の成長と自己実現を成し遂げたいという強い気持ちがあり、短期ではなく長い視点で働きながら、ワークライフバランスの充実も実現させたいという方にはピッタリの会社です。ぜひご応募をお待ちしています!

07. 【取材を終えて】

今回の取材を通じて、メック社の魅力を再確認することが出来ました。普段目に見えない薬品を製造していることもあり、知られていないことがほとんどですが、メック社のことを勉強すればするほど魅力を知ることが出来ると感じております。

ご自身のキャリアにおいて、風通しの良い会社で様々なことに挑戦したい・スキルを高めたい、且つワークライフバランスを整えて働きたいという方にはフィットする会社です。上場しておりグローバル規模で活躍しているメック社ですが、少数精鋭のため人数規模は中堅中小レベルです。一人一人の力量が重要となってくる中で、会社と共に成長して活躍したいという方にぜひご検討いただければと思います。

記:担当コンサルタント門田

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タイズは大阪に本社を置き、2005年に創業して以来ずっと関西メーカー一筋に転職支援を行っている転職エージェントです。10年以上の転職支援実績を元に記事を執筆しております。

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  • リクルートキャリア主催 GOOD AGENT RANKING ユーザー満足度部門入賞
  • パナソニック株式会社様 ベストエージェント賞 受賞