■タイズのサービスで印象的だったこと
「今回、担当コンサルタント木下のサポートはいかがでしたか？」
木下さんは親密なコミュニケーションをとってくれました。プライベートの話もさせていただくなど、ドライな対応の大手エージェントに比べてとても親身に対応していただき良かったです。求人紹介も的確で、他の求人サイトにはない私に合う「ニッチな案件」を紹介してくれたと思います。
現職の会社で内定をいただいた時、承諾まで土日を挟んで1週間という短い期限で返答する必要がありました。どうしたらいいのかと悩んで、休日に木下さんに電話をしました。木下さんもお子さんと公園で遊んでいるようでしたが、親身になって相談に乗ってくれたおかげで、迷いも吹っ切れて現職の会社に入社することが出来ました。
■転職理由とタイズに登録した経緯
「今回、どのような理由で転職したいと考えたのでしょうか」
前職の会社の経営が傾いて、技術予算も非常に削減されました。転職当時はまだ32歳でエンジニアとして新しいことや技術的に深いことをもっとやりたかったのですが、難しい状況になりました。そこで新しいことに挑戦できる環境で仕事をしたいと考え転職を決意しました。
「タイズには、どのような経緯で登録されましたか？」
エージェントの求人案件を集めたサイトがあり、その中で興味を持った求人の担当がタイズさんでした。それが登録したきっかけです。タイズさんの求人は非常に面白くて、他のサイトやエージェントにはない珍しい求人があり、それが私の希望とマッチしていたのでサポートをお願いしました。
■求人選びと転職軸について
「今回、どのような条件で求人を選びましたか？」
私は冷熱関係という非常にニッチな分野の経験を積んでおり、その分野で自分のスキルを活かせて、なおかつ技術的にレベルの高いことに取り組める仕事を転職の軸にしました。とてもニッチな職種ですが、木下さんはかなりマッチング度合いの高い求人を紹介してくれましたね。他のサイトにも載っていない求人を紹介されて「こんな求人があるんだ」と初めて知ることが多かったです。
「何社に応募し、内定は何社から得られましたか？」
書類選考は他社も合わせて20社位だったと思います。その中から面接に進んだのは10社程度で、内定は辞退したものも含めると5社です。最終的にタイズさんから紹介いただいた1社と他エージェントさんからの紹介1社の2社の内定が残りました。
■選考/面接について
「経歴書はどんな風に作成しましたか？」
今回初めて職務経歴書を書きました。前職の昇進・昇格試験でも仕事の実績を記述していたので、それをベースに作成しましたが、木下さんから「経歴のアピールポイント」が読み手に分かりにくいと指摘を受けましたね。社内の経歴書ではやってきたことを羅列していましたが、職務経歴書はメインになる職務を絞り、自分のスキルを分かりやすく伝えることが大切だと気付きました。そこからは木下さんに相談しながら職務経歴書を作り直して完成させました。自分が作ったというより木下さんと一緒に作っていただいたという気持ちが強いです。
「面接対策では、どのようなことをされましたか？」
企業研究に関しては自分が知っている会社を中心に受けたので、まずはネットで情報を収集しました。面接に進む段階では、タイズさんにネットには載っていない企業情報を教えていただき、助かりました。
木下さんとの面接ロープレも役立ちましたね。
具体的には、自分の技術を話した後、木下さんから「これはどういう内容ですか」とフィードバックをもらいます。それに対し私が説明すると、「だったら、こう説明すれば技術内容が分からない人にも伝わりやすいです」といったアドバイスをもらいました。おかげで、アピールポイントのトークを組み立てて、実際の面接に臨むことができました。
「面接で印象に残っている質問はありますか？」
一番困ったのは「結局、当社で何ができますか」という質問でした。会社の詳細な情報がある場合は準備してお答えできますが、情報が少ない会社で聞かれた時は焦りました。しかし、職務経歴書はしっかりと作れていたので、それに沿って「私はこんなスキルを持っているので、こんなところで力を発揮できるのではと思います」と答えられました。
「面接で評価された点をお聞きになりましたか？」
「技術力が高くコミュニケーション力も高いのでぜひ来てほしい」という評価のフィードバックを受けた時は嬉しかったです。
■その企業に決めたポイント
「現職の会社を選んだ理由は？」
自宅から通える唯一の会社だったことが大きなポイントでした。また、今回受けた中で現職だけが外資系の会社でした。そこで働くことが、将来に向けて貴重な経験や勉強になると考えたからです。
■実際に転職してみて良かったか？
「転職されてギャップなどは感じていますか」
自動車業界から家電業界に転職しましたが、まったく違う部分もあります。自動車は命を預かる製品なので安全性が最優先され、生産台数も多く高価格のためにコストも重視されます。一方家電業界では製品のスパンは短く、量も少ないけれど価格も安い。その違いにはまだ完全には慣れてはいないと思っています。
現職の会社はもともと日本の会社が母体で人事も日本型で、職場のコミュニケーションも円滑で働きやすいです。
ただ、物事を決定するスピードは速く、個人に与えられる裁量権が大きいといった外資系らしさもあります。裁量権が多い分、見返りも大きく、賞与に占める個人業績の割合がとても大きい。もちろん、頑張らないと収入は減りますが、メリハリがあって面白いです。とても楽しく厳しく働いています。
■転職活動中に苦労した点
「今回、転職活動中に何か苦労されたことなどはありましたか？」。
仕事しながら転職活動したので、仕事に疲れて帰宅してから企業研究や職務経歴書の作成、面接の準備をしなくてはいけないのが大変でした。
また、転職活動時に緊急事態宣言が出たので、それまでZOOMやTEAMSに慣れておらず、うまく接続できるかといった不安もありましたね。さらにWeb面接は自宅でいきなり面接が始まるので気持ちの切り替えがなかなかできないのもつらかったですね。
■転職活動をする人へのアドバイス
「転職を考えている方へ、ご自身の経験から何かアドバイスをいただけますか」
私自身も自動車業界から家電業界に移ったことで知見の幅が広がっていると感じています。同じ会社でずっと働くのも一つの選択ですが、実際に転職しなくても転職活動を行うだけでも貴重な経験になると思います。
転職活動は「軸」をもって活動しないと上手くいかないと思います。
私自身、木下さんから「転職軸は何ですか」と聞かれたとき、最初は答えられませんでした。待遇が良くて、楽な仕事というのは「軸」になりません。次の職場で何ができるのか、何がしたいのか、まずは「転職軸」をしっかりと考えることをお勧めします。
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