2019.07.31【施工管理経験者監修】施工管理の仕事内容とは?わかりやすく解説

施工管理の仕事内容とは?

施工管理経験のある転職コンサルタントが、「施工管理になりたい」「施工管理に興味がある」方へ施工管理の具体的な仕事内容をわかりやすく解説します!

施工管理キャリアのあるコンサルタント

仕事内容の概要について

施工管理とは、工事現場で管理を行う仕事です。工事には、電気工事や建設工事など様々な種類があり、それぞれ現場の特性が異なります。そのため、それぞれの現場に合った適切な方法で管理業務を遂行する能力が求められます。

施工計画を考えたり、納期までに完了できるよう現場のスケジューリングをしたりするほか、安全管理や品質管理など幅広い業務があり、現場で直接管理する仕事からデスクワークまで様々です。

また、どの工事現場でも共通して重要とされているのは、4大管理と呼ばれる「工程管理」、「原価管理」、「品質管理」、「安全管理」です。

施工管理に必要な4大管理

「工程管理」に問題があると、納期までに工事を完了できなくなり、「原価管理」ができていなければ予算オーバーによって利益が少なくなります。そして、「品質管理」ができていなければ工事の品質が下がり、「安全管理」ができていなければ現場で働く人達の安全を確保できなくなるのです。

つまり、全ての管理をしっかり遂行することが高品質な工事を納期までに完了し、しっかり利益を生み出すことに繋がります。このように、施行管理は会社の中でも特に重要な役割と言えるでしょう。

よく聞く、「施工管理の仕事は辛い・きつい、 女性は難しい」は間違い

施行管理と言えば、「辛い・きつい」、「女性には難しい」といった噂を聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。確かに、勤務先によっては残業が多く、休日出勤も少なくありません。ライフワークバランスを保つことができず、転職してしまう方もいます。

しかし、施行管理すべてがこのような現状であるわけではありません。当社が転職をお手伝いしているメーカーでは、工場や社屋の新設や増改築、営繕の施行管理を発注者として現場管理するため、残業や休日出勤の数が大きく減ります。

さらに、大型設備や産業機械、製造装置などを自社工場内で生産する現場の工程管理の仕事でも労働時間が少なく、出張や転勤もほとんどありません。このように、施行管理といっても幅広く、全てが辛くて女性には難しい仕事とは言えないのです。

施工管理の仕事の魅力

高品質な成果物を納期までにお客様に届けるためには、レベルの高い施行管理が必要です。自社の製品や技術をお客様に届けることに誇りを持ち、取り組む方がたくさんいらっしゃいます。実際に施行するのは現場の人達ですが、施行管理をする人は全体を見渡し、必要に応じてリスケジュールするなど、全体の取りまとめ役とも言えるでしょう。予定通りにお客様に製品や技術を届け、喜んでいただけた際には、大きな達成感を得られます。

施工管理の仕事に必要な能力

施行管理の仕事に求められるのは、次のような能力です。

  • 全体を見渡して工程の進み具合を正しく把握できる
    施行管理は、全体の工程を見渡し、スケジュール通りに完了できるか見極める能力が欠かせません。ある工程の進み具合は良いのに、他の工程の進み具合が悪い場合、人員配置を変更して遅れを取り戻す必要があります。
  • スケジュールが遅れるにしても最小限に留められる
    どれだけ綿密な計画を立てても、その通りに進まないのはごく自然なことです。例えば、病欠や重機の故障なども起こり得ます。このような場合、どうすればスケジュール遅れを最小限に留められるかを考え、対処しなければなりません。病欠が出て遅れが出そうな工程に人を増やしたり、重機をできるだけ早く交換できるよう手配したりと、様々な対処が必要です。
  • WordとExcelの基本的な操作ができる
    品質管理や原価管理などでは、Wordによる文書作成、Excelによる表計算が必要です。そのため、WordとExcelの基本的な操作を覚えることが大切です。Wordの操作と言えば、文字を太字にしたり色づけしたりといった程度のため、それほど難しくありません。また、Excelも基本的な関数を覚えるだけで済むため、数日で習得できるでしょう。
  • 密なコミュニケーションを欠かさない
    常に工程の進み具合を把握する必要があるため、各担当との密な連絡が欠かせません。また、各担当者との信頼関係の構築も必要なため、コミュニケーションスキルが求められます。現場の人達と良い関係を築くことができれば、納期までに高品質な成果物をお客様のもとへ届けることに協力してもらえます。

施工管理 1日の仕事の流れ(例)

職場によって異なりますが、施工管理の1日の仕事の流れは次のとおりです。

8:00 事務所に集合し、全員で現場へ向かう
9:00 現場到着、朝礼、仕事開始
12:00 休憩
13:00 仕事再開
17:00 現場業務終了、事務所へ向かう
18:00 事務所到着、終礼や片付け、解散

残業がある場合は、事務所でWordやExcelを使った作業をします。

施工管理に転職するために必要な資格

施工管理に転職するために必要な資格は、勤務先によって異なります。例えば、建築現場で施工管理するのであれば、施工管理技士などの資格が必要です。

各職場に応じた必要な資格について詳しくは、「施工管理の転職に本当に有利な資格とは?」をご覧ください。

業界別、施工管理の仕事内容

土木工事の施工管理の仕事内容とは

土木工事の施工管理では、資材発注や作業員の手配、工事予算の管理、安全管理、品質管理などの他、お客様との打ち合わせも必要です。現在の状況を共有し、必要に応じてリスケジュールするなど、臨機応変な対応を求められます。公共事業としての土木工事では、インフラの確立に繋がる大きな仕事となるため、やりがいを感じられるでしょう。

建築工事の施工管理の仕事内容とは

建築工事の施工管理では、リフォームや建築に必要な資材の発注、作業員の手配、原価管理や安全管理、品質管理のほか、お客様との打ち合わせも必要です。細かい注文内容の場合は、現在の状況をしっかり共有し、意図しない建築内容になっていないか確認しなければなりません。

建築工事の施工管理は、ハウスメーカーやゼネコンでの募集が多くみられます。それぞれの仕事内容について、みていきましょう。

ハウスメーカーの施工管理の仕事

ハウスメーカーは個人向け住宅の販売業者です。現場の施工管理だけではなく、営業的な業務も加わります。複数の現場をかけ持つことが一般的で、様々なデザインの建築工事の施工管理を経験できます。

ゼネコンでの施工管理の仕事

高層ビルや大規模工場、ショッピングモールなどを建築します。施工管理者は複数いるため、コミュニケーションをとりつつ、スケジュール通りに高品質な成果物を納品できるよう進めていく必要があります。プロジェクト全体を見る施工管理者になるためには、多くの実績を積まなければなりません。

電気工事の施工管理の仕事内容とは

電気工事の施工管理では、スケジュール管理や品質管理、安全管理のほか、お客様との打ち合わせ、電機資材の発注、電気施工図の作成などを行います。エレベーターなど電気製品の部品交換なども行っており、住民の生活への支障を最小限に抑えるためのスケジュール管理が求められます。

設備工事の施工管理の仕事内容とは

設備工事の施工管理では、空調設備や衛生設備など、その施設の過ごしやすさや衛生面に関わる設備のメンテナンスや部品交換、新設などの工事を管理します。部品の発注、作業者の手配、お客様との打ち合わせに加え、4大管理を行います。勤務先によって取り扱う設備が異なりますが、基本的な管理方法は同じです。

内装工事の施工管理の仕事内容とは

内装工事は、コンビニやスーパー、薬局、会社などの内装を作ったりリフォームしたりします。コンセプトや集客効果、視覚的な効果などを踏まえ、お客様と綿密な打ち合わせをした上で、工事を進めていきます。必要な資材の発注や作業員の手配、4大管理を行いつつ、納期までに高品質な成果物を納められるよう厳格な管理が求められます。

施工管理職種で転職

施工管理の転職活動ノウハウ

施工管理の転職では、面接での質問を想定した対策が必要です。どれだけ優れた技術を持っていても、それを伝えられなければ正当な評価は得られません。勤務先に合わせて面接対策をして、内定をもらえる確率を高めましょう。

さらに、転職体験談を確認して、イメージと現実の剥離をできるだけ防ぐことも大切です。

施工管理の面接対策や転職体験談などを「施工管理の転職ガイドライン」で詳しく紹介しています。

施工管理のオススメ求人

施工管理の求人は非常に多いため、どのような求人を選べばいいか迷うでしょう。できるだけ優良メーカーに勤務したいと思うのは、至極当然のことと言えます。こちらでは、大手・中堅優良メーカーの求人を紹介しておりますので、一度ご覧ください。

 

施工管理は、きつい、辛いといったイメージが定着していますが、勤務先をしっかり選べばライフワークバランスを大切にした生活を実現できます。勤務先によって仕事内容は異なりますが、4大管理はどの勤務先でも必要です。施工管理の基礎知識を身につけて、転職の準備を整えましょう。
施工管理の記事は他にも「施工管理の転職ガイドライン」「施工管理の転職に本当に有利な資格とは?」もありますので、合わせてご覧ください。

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