【JIS規格の表付き】アイボルトの規格まるわかり

この記事では、アイボルトの形状･寸法を表付きで解説します。

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01. アイボルトについて

ここでは、アイボルトの基本情報をJIS規格(日本産業規格)をもとに示します。

・頭部に丸い穴があり、ひもをかけたりフックを取り付けるなどして、重い品物や機械類の吊り上げなどに利用されます。

・破断したりリングに変形が生じないよう、保証荷重が定められています。

・機械器具類の吊り上げなど、一般の荷役に使用されます。

・施工方法は一緒ですが吊り方が２種類あります。

・１箇所１本で垂直に吊る垂直吊りと、２箇所２本使用の45°吊りの方法もありますが、使用荷重は全く変わりません。

・アイボルトは縦方向（垂直）に吊ることが条件であるため、横に付けて使用してはいけません。

（単位mm）

参考・引用：JISB1168:1994

ねじの呼び(d)	a	b	c	D	t	h	H (参考)	I	使用荷重KN（kgf）				重量1個約kg
ねじの呼び(d)	a	b	c	D	t	h	H (参考)	I	垂直づり		45度づり（2個につき）		重量1個約kg
M6(L=12	26	16	5	13	4.9	13.5	26.5	12.4	0.588	(60)	0.588	(60)	0.016
M8(L=15	32.6	20	6.3	16	5	17	33.3	15.0	0.785	(80)	0.785	(80)	0.03
M10(L=18	41	25	8	20	7	21	41.5	18.0	1.47	(150)	1.5	(150)	0.06
M12(L=22	50	30	10	25	9	26	51	22	2.16	(220)	2.16	(220)	0.12
M14(L=27	60	35	12.5	30	11	30	60	27	4.41	(450)	3.23	(330)	0.22
M16(L=27	60	35	12.5	30	11	30	60	27	4.41	(450)	4.41	(450)	0.22
M18(L=30	72	40	16	35	13	35	71	30	6.18	(630)	5.29	(540)	0.385
M20(L=30	72	40	16	35	13	35	71	30	6.18	(630)	6.18	(630)	0.385
M24(L=38	90	50	20	45	18	45	90	38	9.32	(950)	9.3	(950)	0.80
M30(L=45	110	60	25	60	22	55	110	45	14.7	(1,500)	14.7	(1,500)	1.56
M36(L=55	133	70	31.5	70	26	65	131.5	55	22.6	(2,300)	22.6	(2,300)	2.90

（単位：mm）

参考・引用：JISB1168:1994

一言にねじ、ボルトと言っても、様々な規格のボルトが、身の回りには流通しています。

このページでは、アイボルトの規格、基準寸法を紹介しました。ぜひ、みなさまの業務にご活用ください。

この記事を書いた人

株式会社タイズ

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