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2018.10.22三菱電機株式会社・受配電システム製作所の生産技術の業務内容や仕事のやりがいについてお話を伺いました。

(2018.10.22更新)三菱電機株式会社 受配電システム製作所 生産システム部 生産技術課 伊藤憲二様

メーカー専門の転職サイト「タイズ」に求人を掲載している三菱電機株式会社・受配電システム製作所の生産システム部 生産技術課の伊藤憲二様に、三菱電機株式会社・受配電システム製作所の生産技術の業務内容や仕事のやりがいについて、コンサルタントがインタビューさせていただきました。

三菱電機株式会社 受配電システム製作所 生産システム部 生産技術課 伊藤憲二様

インタビュー

伊藤様のご経歴について教えてください。

2010年の入社以来、生産技術科課の所属です。生産技術課は三菱電機の生産ラインの業務支援・改善活動を牽引する部門で、入社当時は受配電設備の遮断器の生産ラインに駐在する生産技術メンバーとして配属され、現場の改善活動を行いました。作業台の製作や、設備導入による試験業務の短縮など、作業者の快適な業務環境づくりに取り組みました。その後は、受配電設備の遮断器だけでなく、めっき設備や絶縁技術等、様々な技術が関わるラインを見ながら、製造技術について勉強してきました。

伊藤様はここ受配電システム製作所に勤めていらっしゃるのでしょうか。

2014年、語学の勉強と海外工場の支援のために1年間、関係会社のアメリカの工場に勤務しました。現地工場の移設計画にも携わりましたが、最適な製品の動線を検討したり、組立作業の時間分析を行ったりしました。日本では当たり前にされていることが、アメリカでは全然行われていないなど、新しい気付きが多かったです。

アメリカからの帰国後はどのような業務に携わっていらっしゃるのでしょうか。

帰国後は、生産技術課の生産企画グループで、企画を行う業務を担当し、「Just in Time生産革新」(三菱電機社で行われている改善活動の総称)の事務局として、改善活動が活発になるような取り組みの内容を検討しています。どういう施策を仕掛けるかを考え、実行するのが今の私のミッションです。実際の現場を見て、班長や作業者の方々に話を聞くと、ヒントや気づきがたくさん得られます。各製造ラインに、生産技術の社員が駐在していますので、ラインの生産技術と協力しながら、製作所全体の統制や、三菱電機・生産技術センターとタッグを組み新しい技術を社内に導入するといった、全体の最適化を進めています。

生産技術課の仕事内容について教えてください。

生産技術課には2つのグループ、生産企画グループと生産技術グループがあります。私が所属する生産企画グループは、投資計画から棚残の管理まで、幅広い範囲を担当しており、打ち合わせや、資料作成が業務の中心です。予算立てや、改善取組の計画について、メンバーで意見を出し合いながら、「こういう取組を行おう」という提案会を行っています。生産技術グループは生産現場に入り、生産ラインを動かしていく業務が中心で、年齢層も若いです。

どのような改善が行われているのでしょうか。

2018年2月に、受配電システム製作所に遮断器と真空バルブの新しい生産工場が竣工しました。その工場では生産管理システムや、生産計画の一元管理等、新しいIoT施策を導入しています。事例としては、作業者の作業手順や作業要領がモニターに表示されます。また、どの工程に無駄があるか、どのくらいの作業時間がかかっているかなどの見える化も行っています。製品の仕掛が多い場所を見える化し、そこに集中して改善を進めていく取り組みを行っています。作業の各工程にRFIDリーダーが設置されており、製品にRFIDタグをつけ、モノが来たタイミングと出て行ったタイミングのデータを取得することで、工程の物量や作業時間を計測しています。

受配電システム製作所の生産技術者は、どのような工程管理業務を行っているのでしょうか。

ECM(Engineering Chain Management※)視点の改善活動や、製造のインからアウトまでの流れも、1人の生産技術者が1ラインを受け持つ形で、幅広く担当しています。また、新規製品を立ち上げる時の、ラインの配置計画や必要人員数の予測も考えます。
※分断されていた各生産工程を、ITネットワークを活用して統合させるマネジメント手法。受注から生産までの各工程が同じ情報を共有することによって、品質向上、製造ロスの低減、納期の短縮といった業務の効率化、最適化を図る。

生産設備導入はどのように検討されるのでしょうか。

どのような設備を導入するかは、各製作所に駐在する生産技術者が考えています。生産企画グループは事務局として、年間の売上に対してどのくらいの投資が可能なのか、現場からあがってくる投資計画に対して、本当に今必要なのかといった投資の要否や、さらなる合理化のための検討をしています。

生産技術のお仕事の難しいところ、逆にお仕事のやりがいは何でしょうか。

製造部門間の調整がいくつもあったりして関係する人が多くなると、それだけ意見が増えます。それらの意見をまとめて一つの方向性を示すのは難しいですし、現場の改善をしようとも、作業環境を変えることに抵抗を持つ社員もいます。仕掛けた施策が波に乗らなかったり、現場のやりたいこととマッチせず、計画を再度練り直したりなど、大変なことも多いです。生産技術者側の立場としては、どの部門に対してもメリットのある調整をしたいのですが、どうしても理解を得られない時があります。そこを納得してもらうために、いろいろ言われながらも、根気強く説明します。事前に分析・シミュレーションを入念に行い、結果をしっかりと示して改善案を示すように心がけています。現場の意見を取り入れることも重要ですが、自分たちがベストだと判断した案の良さをしっかり説明することも重要だと考えています。

生産技術は間接部門で、直接部門に対して働きかけるのがミッションです。直接部門の社員が働きやすいと感じることのできる取り組みが実現できたら、大きな達成感があります。直接部門の方々から感謝の言葉をいただけるのも、やりがいに繋がりますね。

エンジニアとして技術を習得できるような環境はありますか。

海外研修のほか、自由参加の社外勉強会や講習会の募集があります。また、生産技術に関連する展示会に参加して、新しい技術を勉強したりなど、本人が希望すれば、学ぶ機会はたくさんあります。

労働環境について教えてください。残業は多いでしょうか。

三菱電機全体で、昨年度から働き方改革を進めています。定時帰宅日が週2日設けられており、定時になると所長の声で所内放送が流れます(笑)。また、総務と労働組合がパトロールするのですが、所長も一緒にパトロールしています(笑)。もちろん、その日中に済ませる必要のある業務があるならば、申請を事前にしておけば問題ありません。働き方改革を進めるにあたり、業務の効率化は必須だと思います。私の月平均残業時間はだいたい25~30時間です。

出張はどのくらいあるのでしょうか。

新しい改善事例を学びに他の工場に見学に行くなどの出張が年に4回ほどあるくらいで、多くないですよ。

受配電システム製作所の雰囲気について教えてください。

三菱電機の他の工場と比較すると、当製作所は規模が小さい分、知らない社員がいないほど人間関係が濃いです。和気あいあいとした、工場だと思いますね。一人が担当する業務範囲も広くなりますし、もちろん大変な部分もありますが、困ったことがあれば相談する相手が周りに必ずいる環境ですので、恐れずに新しいことに挑戦できる職場だと思います。

伊藤様は、どのような方と一緒に働きたいと思われますか。

現場で作業をされる方の身になって考えることができる人ですね。当製作所の製品は基本的に、多くの工程を人の手で進めています。作業をしているのは人なので、現場の方々とのコミュニケーションをとらなければ、業務は上手く進まないと思います。メンタルのタフネスさも求められます。

自分から進んで動く積極的な人や、周りを引っ張っていく力のある方は、一緒に仕事をしていて楽しいなと思います。業務上、関係する部門が多いため、関係者を巻き込む力があると業務も上手く進みますし、明るく楽しく仕事ができると思います。そのような方に来ていただきたいですね。

本⽇は、貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました。

 

―担当コンサルタントより―
改めて三菱電機株式会社 受配電システム製作所様における業務詳細をお伺いすることで、働いておられるエンジニアの熱い思いを感じることが出来ました。自ら手を上げることで色々なことを学べる風土やエンジニアとして成長できる環境が整っていることを改めて感じました。また労働環境に関しても、定時退社日には所長の声でアナウンスがかかることには驚きを隠せませんでした(笑)。この記事をお読みの方に受配電システム製作所様の魅力を知って頂き、ご興味を持って頂ければ担当コンサルタントとして非常に嬉しく思います。お忙しい中、貴重なお時間を頂きまして、ありがとうございました!

この取材は私が担当致しました
株式会社タイズ コンサルタント 大谷 浩之

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