NEW【大阪】輸出管理（品質保証部）

、宇宙ロケット分野では国内シェア80％という驚異的な実績を誇ります。「難しく、高度な要求」に応え続ける研究開発型企業として、2014年には経済産業省より「グローバルニッチトップ企業100選」に選定。超モノづくり部品大賞を20年連続で受賞するなど、その技術力は国内外で高く評価されています。現在は半導体市場の拡大に伴い、直近3年で売上が2倍になるなど急成長を遂げており、カーボンニュートラルに向けた水素エネルギー分野でも中心的な役割を担っています。

【事業とミッション】
■「極限の状態」を制御し、未来のテクノロジーを支えるニッチTOP企業！
「絶対に失敗が許されない」環境下での流体（気体・液体）制御を軸に、宇宙・半導体・医療といった国家戦略レベルの産業を根底から支えています。 ロケット燃料の極低温（-253℃）や、水素ステーションの超高圧環境。あるいは、半導体製造における「不純物ゼロ」の超高純度空間。こうした極限状態において、流体を「止める」「流す」「制御する」精密技術こそがフジキンの真骨頂です。単なる部品メーカーに留まらず、お客様の高度な課題を解決するシステム装置の提案まで踏み込むことで、世界のモノづくりの進化を加速させています。

■宇宙シェア80％、半導体シェア43％の圧倒的プレゼンス
1976年にロケット用バルブを国産化して以来、日本の宇宙開発と共に歩んできました。宇宙ロケット分野での国内シェア80％、半導体分野での世界シェア43％という数字は、他社の追随を許さない「信頼の証」です。宇宙開発の分野ではロケット燃料の制御、宇宙空間における生命維持装置などの特殊用途用として、これまでに種子島宇宙センターに5000台以上の納入実績を誇っています。

■「グローバルニッチトップ」を体現する開発力
「他社がやらない、できない難しいことに挑戦する」というDNAを持ち、超モノづくり部品大賞を17年連続で受賞。世界最高水準の清浄度を誇るクリーンルームや、金属の劣化を防ぐ特殊素材設計など、独自の特許技術を多数保有しています。その活躍の場は地球上にとどまらず、"世界を超えた宇宙的な視野"でグローバルネットワークを拡大し続けています。

【流体制御とバルブの重要性について】
■なぜバルブが最先端分野で重要なのか
バルブ（弁）は、配管を流れるガスや液体の「蛇口」の役割を果たします。日常生活で使う蛇口と決定的に違うのは、その「精度」と「過酷な環境」への耐性です。

素早く、正確に制御する：1ミリ秒のズレも許されない半導体製造において、ガスの供給を完璧にコントロールします。

極限の温度・圧力に耐える：-253℃の液体水素から、超高圧の水素タンクまで、金属が悲鳴を上げる環境でも漏らさず動き続けます。

「究極のクリーン」を保つ：流路の表面を鏡のように磨き上げ、微粒子（パーティクル）の発生をゼロに近づけることで、精密機器の品質を守ります。

■フジキンが扱う「特殊バルブ」の世界
当社が手掛けるのは、石油精製、電力、造船といったインフラから、精密医療、次世代エネルギーの水素、そして宇宙探査まで。煙突のある工場だけでなく、未来を創るすべての研究室やプラントがフジキンのフィールドです。

【ちょこっと小話：フジキンにまつわる驚きのエピソード】
①『下町ロケット』のモデルは、ここにある。
2015年の大ヒットドラマ『下町ロケット』。実は、フジキン社のつくば先端事業所がロケ地として使用されました。劇中に登場するロケットエンジンのバルブは、実際にフジキンが製作・提供したもので、社員がエキストラや技術指導として参加したこともあります。「中小企業が世界一の技術でロケットを飛ばす」という物語の設定は、まさにフジキンの歩みそのものなのです。

②なぜ、バルブ屋が「キャビア」を作っているのか？
フジキンは世界で初めてチョウザメの完全養殖に成功した企業でもあります。「なぜバルブメーカーが？」と驚かれますが、実はチョウザメの養殖には、水質・水温・水の「ながれ」を完璧に管理する高度な技術が必要です。半導体製造で培った「超精密な流体制御技術」を水のリサイクルシステムに応用した結果、日本初のキャビア出荷を実現。バルブのプロが「水の流れ」を究めたら、美味しいキャビアが生まれたという、技術力の高さを物語るユニークな挑戦です。

【年収事例】
30歳：約500万円
32歳：約515万円
42歳：約600万円
45歳：約670万円