【京都/埼玉】IoT戦略 ディレクター

mp;Dセンター」「洗濯機R&Dセンター」の事業名称で統合、2016年1月に現在の社名「アクア株式会社」に変更しました。
同社は冷蔵庫・洗濯機など白物家電のブランド別世界販売台数13年連続世界第一位のシェアを誇るハイアールグループの日本及びASEAN諸国の統括会社として、冷蔵庫・洗濯機の設計、製造・品質支援、国内外での販売などを行っています。

■ハイアール社について
親会社であるハイアール社は世界各国にグループ会社を保有している超グローバル企業です。
2020年　売上高：約4兆1011億円　純利益：約2043億円
ユーロモニター・インターナショナルの「Global Major Appliances2020 Brand ランキング」において
2020 年の大型家電・ブランド別世界販売台数シェアで 12 年連続、世界 No.1 の認定を受けました。

また、ハイアールブランドは下記の製品カテコ゛リーで世界 No.1 を獲得しています。
・冷蔵庫 : 14 年連続・世界 No.1 (2008 年~)
・洗濯機 : 13 年連続・世界 No.1 (2009 年~)
・冷凍庫 : 11 年連続・世界 No.1 (2011 年~)
・ワインクーラー : 12 年連続・世界 No.1 (2010 年~)
ハイアール社は世界をリードするブランドとして、革命的なIoTエコシステムを加速することによって、
世界的基盤を獲得しようとする取り組みを行っています。
https://haier.co.jp/story/13th_consecutive_year_share_no1/

■アクア株式会社の強み
アクア株式会社は1953年から半世紀以上にわたって白物家電を生産・販売してきた三洋電機株式会社の長年の技術とノウハウを引き継いでおり、品質の高い製品を生産することができます。近年はデザインにも力を入れており、2015年に発売したハンディ洗濯機「COTON」は国内外問わず多くの賞を受賞しています。
ハイアールアジアグループでは法人向けOEM/EMSソリューションを行っており、企業のビジネスモデルに合わせてデザインされた家電を提供することが出来ます。
アクア株式会社は国内ランドリーソリューションとしてハイアールアジアグループの「研究開発」「製造」「流通」の３つの資源プラットフォームを駆使して、B to Bにおける業務支援にも協力しています。
振動を抑える制振技術は業界内での評価が高いです。また、壊れない・安全な品質に関しても定評があり、量販店から上がってくるデータも一番良いことが多いです。これは20年前の三洋電機時代の製品不良の経験から、品質をすべて見直し、独自の安全基準を設けているからです。材料段階から独自の品質規格を設けており、大手家電メーカーの規格と比較しても非常に厳しい水準です。

■製品例
洗濯機、冷蔵庫、掃除機、小物家電（オーブントースター等）、業務用洗濯機、施設向け洗濯設備機器

■シェア
コインランドリー向け業務用洗濯機：国内シェア73%
民生品洗濯機：国外トップシェア

■コインランドリー業界の成長
本業界は右肩上がりで成長し続ける業界になっています。（コインランドリーの市場規模：1000億円）
理由としては、製品の性能向上に伴い、これまでクリーニング店舗で実施していたものをコインランドリーで
洗濯する需要が増加しています。クリーニングと比較して、安価及び簡単に実施ができることより利用者が増加しています。

【今後の市場拡大】
①生活密着型のビジネスになっているため、異業種とのコラボレーションが実現しやすいです。
例）弁当屋やコンビニ店舗、ガソリンスタンドなどに隣接することにより、洗濯時間の待ち時間を利用した客先増加を狙い　
　　WinWinな関係を築けることより、展開が進んでいます。

アクアでは「ほかほか亭」「ファミリーマート」「各ガソリンスタンド」との開発を進めています。

②Iotシステムの充実により、オーナー及び利用者が簡易に使用できるようになり、より身近な存在になっています。
オーナーメリット：・クラウドでの一括稼動管理（販促計画、トラブル管理の簡易化）
　　　　　　　　　・コールセンターの委託より簡易に24時間体制が可能
　　
利用者メリット：・空き時間の確認
　　　　　　　　・終了通知
　　　　　　　　・キャッシュレス

景気に左右されない事業かつ減税メリットも大きい事業のため、今後さらなる成長が見込まれている市場です。

■社風
親会社であるハイアール社が2023年までに「売上高倍増計画」を出しており、アクア株式会社も売上高2倍に向けて開発に取り組んでいます。
また業務時間の20％を新製品アイデアに充てることを勧めており、年に一度本社への発表機会があります。アクア株式会社の自分のやりたいことが達成しやすい環境も魅力です。
元三洋電機出身の方が多く、仕事に前向きで、自らやりたいことを積極的に提案する、自発的に行動する社員が多い印象です。
大手で縦割りの仕事をするのではなく、幅広い業務に携わりながら、自ら提案した製品を形にしたいというご思考の方にはぴったりの就業環境であるかと思います。

■アイディア会議
年に一度、社内にて社員が発案した製品を本国の部長の前にて、発表する機会があります。
社内でいくつかのグループに分かれて、製品知識を出し合い、試作品の設計・評価を繰り返しアイディア商品を作り上げ
見事採用となれば、そのまま製品化されることもあります。