【ロボティクス事業について】＝＝＝
1.高度な技術力: ヤマハ発動機は、豊富な経験と高度な技術力を持つ企業です。
そのため、ロボット開発においても高い品質と信頼性を提供できます。

2.多様な製品ラインナップ: ヤマハ発動機は、産業用ロボットからコンシューマ向けロボットまで幅広い製品ラインナップを展開しています。これにより、様々なニーズに対応できる強みがあります。

3.革新的な技術の開発: ヤマハ発動機は、常に最新の技術を取り入れることで製品の性能向上を図っています。例えば、AIやIoT技術を活用した製品開発を積極的に行っています。

4.顧客ニーズへの柔軟な対応: ヤマハ発動機は、顧客のニーズに合わせたカスタマイズやサポートを提供することで、顧客満足度を高める取り組みを行っています。


<<ＭＤＢ事業部についての補足>>
1. 事業の概要と位置づけ
•ヤマハロボティクスのライフサイエンス分野における新規事業は、ヤマハ発動機内の新事業開発動活という上位組織のもと、新規事業として位置づけられています。
•この事業は、ヤマハがこれまでに培ってきたロボティクス技術を背景に、ライフサイエンス市場の攻略を目指しています。
•部署名としてはMDB（メディカルデバイスビジネス）グループと呼ばれ、医療機器というよりは、ライフサイエンス分野における研究用途の理化学機器の販売を行っています。

2. 事業開始の経緯
•事業を開始したきっかけは10数年前のアイデアコンテストで、元々は当時のIM事業部（現在のロボティクス事業部）で開発していた、**小さいチップを移動させる「マウンター」**という装置の技術を応用できると考えられました。
•このマウンターの技術を、より小さい対象（細胞）に置き換えても、ライフサイエンス市場に取り組んでいけるのではないか、という発想が事業化を進めるきっかけとなりました。

3. これまでの歩みと製品
•本格的にビジネスを開始したのは2017年頃（約8年前）です。
•2017年に最初の装置「セルハンドラー」の販売を開始し、2025年3月に、その後継機である「セルハンドラー2」を発売。
•現在の主力製品はこのセルハンドラーシリーズで、**細胞のピックアンドプレイス（掴んで配置する）**を行う装置です。

4. 現在のフェーズと目標
•現在は、このセルハンドラーを中心に、本格的な事業拡大を目指している状況です。
•ヤマハ発動機の現中期経営計画（2025年〜2027年）において、この新規事業は黒字化を目指すという目標を掲げており、この3年間で事業拡大を図る計画です。

5. 今後の展開
•単一の商材（セルハンドラー）だけでは事業拡大が難しい側面もあるため、今後はライフサイエンス領域をさらに深掘りするだけでなく、その他の装置開発や、サービス開発といった領域の開発も現在の中期計画で企画しています。
•これは、2028年以降の展開を見据えた取り組みです。
•新しい機種の開発は、今年は基本的に行われない見込みです。
しかし、2028年以降、あるいは来年から再来年あたりには、新しい機種の開発が検討される可能性があります。

6. ロボティクス技術の活用
•主力製品であるセルハンドラーには、細胞を顕微鏡のように見て分別する機能や、AIを組み合わせて適正な細胞を判断する画像認識・処理技術が含まれています。これらのアルゴリズム開発も部隊内で行っています。
•細胞のピックアンドプレイス技術 や、装置を動かすためのメカ、ソフト、電気、制御といった、ヤマハ発動機が培ってきたロボティクス技術が活用されています。

7. 組織体制
•MDBグループの現在のメンバー数は約32名です。
•メンバーの約9割がキャリア入社であり、ヤマハ発動機の中では珍しい部署です。
•技術チームは、メカ、ソフト、電気、制御などの分野で構成されています。
現在の比率は、ソフト系が最も多く（約5割）、次いで電気系（約3割）、メカ系（約2割）となっています。特にメカ系は現状の比率が一番少ない状況です。
•ソフト系の比率が高いのは、既存製品のアップデートや機能制御のためのソフト開発の要素が強くなっているためです。
•メンバーの年齢構成は、平均年齢が約39歳です。20代は1〜2名程度、30代が約18名、40代前半から上も数名いる構成です。


8. 顧客
•対象顧客は、製薬会社、大規模な国立研究所、アカデミア（大学の研究室など）です。
•顧客からの要望は特注になる傾向があります。スピード、精度、扱う細胞の形状や大きさなど、様々な要望が寄せられます。
•海外の顧客との関わりや海外展示会への出展もあり、英語を使う機会も増えるため、英語力はあった方が望ましいです。

9. 社内外連携
•部隊内には細胞実験を行う部隊があり、協力して機種開発を行うことがあります。
•大学など外部の研究機関との共同研究も行っており、そこからニーズを拾って開発に繋げています。

10. 将来の組織像
•将来的に担当が完全に分かれる可能性は低いものの、軸足を置くという意味での区別はあり得ます。
•将来的には事業部化を目指しており、その先には分社化やスピンアウトといった可能性も流動的に考えられます。

11. 事業のやりがい
•この事業に携わるやりがいとしては、人々の健康に貢献できること（癌などの難病研究や研究効率化）が挙げられています。
•製薬会社や国立研究所、アカデミアの最先端の研究（IPS細胞など）に関われることも大きなやりがいです。
•成長中の事業において、事業作りや人材育成に関われることもやりがいの一つです。組織作りや人材育成もミッションとして重要視されています。

12. 事業が目指す未来
•事業を通じて、将来的に癌などが減少し、人々が健康に長く過ごせるようになる未来を見据えています。研究効率化により、研究者がより効率的に研究に取り組めるようになることを目指しています。AIの活用により、将来的にはAIが細胞の選択判断を行うような未来も想定されています。

13. 競合
•細胞のピックアンドプレイスという同じ方式の競合は、海外に1社存在します。この領域ではグローバルでヤマハとこの海外メーカーの2社が目立つ存在です。
•細胞移動の方式としては、ピックアンドプレイス以外に、マイクロ流路を用いて細胞を流す方法なども存在します。

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■年収イメージ
役職 年次 年収
担当 1-5年目 400-500万円
主事 5-8年目 500-700万円
主務 8-15年目 800-900万円
基幹職　 15年目- 1,000万円以上

■住宅補助について
・30歳未満の単身者は寮に住むことが可能です。
・複身者は、入社から４年間社宅入居可能です（それ以降も補助は無くなるが住み続けることはできる制度があります）
　例：横浜市　単身10万円　　同居家族が2-4人：15万円　　５人以上：16.3万円
　　　自己負担30%となります。
・入社時転居必要な方は、転居費用企業負担です。
・賃貸契約時の初期費用について
　敷金・礼金・鍵交換費用については会社負担となります。
　※駐車場は個人契約

■家族手当など(一人目：14,500円、二人目以降：3,000円)、通勤手当
　【賞与】 年2回（6月、12月）

■新幹線通勤の規定について
・適用事由：持ち家に配偶者、扶養親族と同居する場合
　または、配偶者との同居／要介護の親がいる場合等のやむを得ない事由により遠方に転居する場合

・適用距離範囲
　①直線65㎞圏外
　② 新幹線乗車距離 片道50～150㎞のエリア
　③ 新幹線含む公共交通機関の乗車時間が2時間以内
　※①～③を全て満たすこと
　※③は新幹線以外の有料特急の乗車は認めていません。

■入社時から単身赴任をされる場合
・単身赴任手当：35,000円/月、帰省交通費： 月1回が支給となります。
　※正規社員・EX（一般職・基幹職）が対象
・住宅手当については、上記住宅補助と同様になります。

【転職移住者アンケート】
静岡県外から移住してキャリア入社した社員の、磐田市など静岡県西部の暮らしやすさやオフタイムについて、リアルな声を以下リンクにて紹介しています。
https://global.yamaha-motor.com/jp/recruit/move-questionnaire/
★「オフタイムが充実している」と答えた転職移住者がほとんどの為、ワーク・ライフ・バランス重視の方にはピッタリです！
Ex：朝サーフィンして、車で通勤して、社員駐車場でウェットスーツを乾かしている社員が居ます。
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★月々の生活費（住宅・光熱費・食費など）について、多くの転職移住者が「生活費が減った」と回答しています。
＜参考情報：SUUMO調べ＞
■家賃相場
SUUMO（駅徒歩1-5分　新築）1K：5.7万円、2LDK：8.1万円
■住宅購入相場
庭付き一戸建て（駐車場２台）：通勤30分圏内
磐田市平均販売価格　2,842万円・土地220㎡・建物120㎡・4LDK