■タイズのサービスで印象的だったこと
「今回、何社かの転職エージェントを併用して転職活動をされていましたが、その中でタイズのサポートはいかがでしたか？」
エージェントにはそれぞれのスタイルややり方があり、タイズさんのように専属の担当がついてフォローしてくれるエージェントも何社かありました。タイズさんが他のエージェントと一番違っていた点は、最初から最後まできめ細かくフォローしてくれたことです。
書類選考の結果待ちの段階でエージェントがやれることが少ない中でも、定期的に声をかけていただいて、今はどんな状況か、他にも手伝うことはないか、転職について他に必要な情報はないかと連絡をいただいて勇気づけられ、不安な気持ちの中でも転職活動を突き進むことができました。
「担当コンサルタントの間澤はいかがでしたか？」
担当してくれた間澤さんとのやり取りは決して業務的なものではなく、間澤さんの気持ちや私を心配してくれる思いが伝わってきました。活動をどう進めていけばいいのかといった疑問にも心を込めて相談に乗ってくれたことが心の支えとなって、今回の転職活動の大きな助けとなりました。
また、間澤さんと営業担当の方に、私の希望に沿って現職の会社と年収や勤務地の条件交渉を行っていただき、希望通りの年収と勤務地を実現していただいたことに感謝しています。
■転職理由とタイズに登録した経緯
「今回、どのような理由で転職したいと考えられたのでしょうか」
前職では商社に勤務し、設備の輸出販売を行っていました。その仕事を通じて、メーカーさんと触れ合う機会が多くなり、モノづくりへの興味が湧きました。また、商社は顧客とメーカーとの間に挟まれて、お客先の声をメーカーに伝えることができませんでした。今度はメーカーの営業としての立場で、よりスピーディーに顧客もメーカーも双方が互いに納得できる仕事ができればいいなと考えたのが転職の理由です。
「タイズには、どのような経緯で登録されましたか？」
大手のエージェントや転職サイトに登録して転職活動を始めました。転職サイトを通じてタイズさんからオファーメールが届き、メーカーの求人に強いというところに興味を持ったので、すぐに返信しました。面談時間を決めて、私の転職理由や志望している仕事内容などをきめ細かくヒアリングしてもらいました。10社ぐらいの求人を提案していただき、そこから何社かを選んで応募しましたが、その中に現職の会社も含まれていました。
■求人選びと転職軸について
「今回、どのような条件で求人を選び、転職活動を進められましたか？」
独自の技術を持っているメーカーで、これから海外への営業活動を積極的に展開したい会社を軸に探しました。求人サイトを通じての応募とタイズさんを含めたエージェント経由で50社の書類選考に応募して、6社と面接を行い2社の内定をいただきました。
■選考/面接について
「経歴書の作成などでは、どんな工夫をされましたか？」
前回の転職は8年前でしたが、その時は経験のない海外営業へと職種を変えたので職務経歴書に書く内容が薄くて苦労しました。今回は8年間で様々な職務を経験し、リーダー職も経験したので、職務経歴にしっかりと実績を盛り込むことができたので前回の転職時よりもスムーズに作成できました。
ただ、年齢的に求められる管理職の経験が少なかったので、新人やプロジェクトメンバーの育成に力を入れてきたことなどを細かく具体的に記述して、リーダーとしての経験をアピールしました。
「面接対策では、どのようなことをされましたか？」
基本的な質問となる転職理由や志望動機などの回答を準備し、求人企業がどんな人材を求めているかを調べて、自分の今までの経歴をどうやって活かせるかをアピールできるように対策を練りました。
「面接はいかがでしたか？ 印象に残っている質問などは？」
面接は3回行われ、一次はWeb面接で転職理由、志望動機、職務経歴など基本的な質問を受けました。現職の会社は海外の新規市場の開発の経験のある人材を求めており、私の職務経歴とマッチしたので一次面接を通過したと思います。
二次面接は役員の方が面接官で質問は一次の内容とほぼ同じでしたが、私のことをよく理解したいとのことで、海外で育った私の経歴について細かく質問を受けました。また、二次面接は本社で行われたため展示されているすべての製品を見て、その概要もご説明いただきました。
最終面接ではもう少し詳しく仕事の内容についてご説明いただきました。その上で仕事に興味があるか、やれそうかといった質問を受けて「興味も自信もあります」とお答えしました。最終の意志確認のための面接で、書類選考から1カ月程で内定をいただきました。
「企業研究はどうされましたか？」
基本的にはタイズさんからいただいたホームページやニュースの資料をベースに企業研究を行いました。その他自分でもネットで調べて、安定した経営基盤があり、しっかりとした独自技術を持っていて、将来性もある企業だと分かりました。
「現職企業の内定が出たポイントは何だったかと思いますか？」
本社の人事の方から聞いたのは、海外市場開発の経験があったことと語学力があったことが内定のポイントだったということでした。まずは中国市場を攻めるために中国語が使えること、その後はヨーロッパ市場を攻める時には英語が活かせる、そういう部分が評価されたのだと思います。
■その企業に決めたポイント
「現職の会社に転職することに迷いはありましたか？」
迷いはまったくありませんでした。現職の会社が私にとても期待してくれていると思ったからです。現職の会社は私の希望に合わせて募集条件に記載されていた年収もアップしてくれましたし、勤務地も通勤に便利な場所に変えてくれました。とても誠意を感じましたし、入社後に力を発揮して会社に貢献したいと思ったので現職に会社に転職することに決めました。
■転職活動中に苦労した点
「今回、転職活動中に何か苦労されたことなどはありましたか？」
コロナの環境下で海外営業を希望していたので求人が少なくて苦労しました。求人があっても海外への出張ができないために採用については様子見の会社が多く、書類選考で結構落とされました。
■転職活動をする人へのアドバイス
「転職を考えている方へ、ご自身の経験から何かアドバイスをいただけますか」
これは間澤さんからいただいたアドバイスですが、求人案件に100％の興味がなくてもとりあえず書類選考に応募して面接を受けてみることが大事です。転職活動を始めていきなり第一志望の会社の面接を受けても、その面接で100％自分を表現することは難しくて、不合格になるリスクがあります。また、面接を受けることになるとその会社のことを調べるので、知らなかった会社の強みや良さが分かり興味が高まることもあります。だから、多少でも興味を持った会社はできるだけたくさん受けてから、最終的に第一志望の会社に挑戦することをお勧めします。
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