京セラでよく求人募集されている職種は比較的多いです！

製品やシステムの設計開発や生産技術関連の職種が比較的多いですが、商品企画、人事などの事務系の職など、幅広く募集されていることが多いです。

※下記は一例で、時期によって異なります。

京セラの製品といえば何を思い浮かべますか？京セラは一般的には「スマートフォン」が有名でしょうか。創業者の稲盛和夫氏は多くの書籍を出版されており、経営者のみならずビジネスマンならご存知の方も多いかもしれませんね。
その歴史は「ファインセラミック部品」からはじまっています。1959年に創業し、創業者の稲盛和夫氏によるファインセラミック技術を武器に、ブラウン管テレビの部品「U字ケルシマ」の製造に注力。その後、半導体部品、機器・システム事業の開始などを経て現在に至ります。
京都に本社を構える京セラは、グループ会社約260社、社員約76,000名とグローバルな大手・優良企業です。「人間として何が正しいか」を判断基準とする”京セラフィロソフィ“や、組織を小集団に分けて独立採算制で運営する”アメーバ経営“は京セラ社員じゃなくても耳にした方も多いのではないでしょうか？

多角的に事業をされている京セラですが、大きく分けて「コアコンポネート」、「電子部品」、「ソリューション」の3つになります。

コアコンポネート

半導体製造装置向けのファインセラミック部品や自動車関連市場向けのセラミックパッケージなどの商品を扱っており、主にBtoB向けのビジネスです。売上比率は全体の約28.4％となっています。

電子部品

パワーデバイスやコンデンサなど、主にBtoB向けの製品を扱っています。５G及び半導体関連市場での需要増加中の分野で、売上比率は約17.6％％です。

ソリューション

機械工具や、スマートフォン、複合機、太陽光発電システムなどの商品を扱っています。一般の方はこちらの方がイメージが湧きやすいですね。BtoB、BtoCの両方がターゲットとなります。売上比率は約54.9％です。

また地域別売上高を見ると日本が約29％で、残りの71％は海外であることから積極的に事業を海外展開していることが分かります。

参考：会社概要

京セラの経営理念は下記の通りです。

全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、
人類、社会の進歩発展に貢献すること。

京セラの社是の中には「仕事を愛し　会社を愛し」という部分があり、京セラでは従業員と会社の関係性を大事にしていることが分かります。

参考：社是・経営理念・経営思想

京セラの強みは以下のように述べられています。

一つの製品に特化するのではなく、
間口を広げて多角化してきたことが私たちの特徴・強
みの一つです。何か一つの事業に特化するというので
はなく、多角化によって得た多様な技術を活かし、組み
合わせることで新しいものを生み出していける企業で
あり続けたいと考えています。

当社の強みとして、独自の経営哲学「京セラ
フィロソフィ」が社員に浸透しているということも挙
げられます。まじめな社員が多く、「人間として何が正
しいか」を判断基準として物事を考え、行動できる会
社です。更に、KDDIの株式を多く保有していることも
含め、財務基盤という観点でもしっかりした会社であ
ると思います。

参考：トップに聞く

様々な事業に挑戦していける風土と、自分で考え、行動することのできる社員の方々が京セラの強みであるということが分かります。

またタイズから見た京セラの魅力は以下の通りです。

小さな町工場から始まり日本を代表する電子機器メーカーへ

ファインセラミックをベースとしたコンデンサなど電子部品だけではなく車載用部品、通信機器、複写機などを開発。創業以来持ち続けている「ものづくりに懸ける熱い思い」と「挑戦する姿勢」で、原材料から部品、完成品に至るまで多角的に事業展開しています。

心をベースとした経営で「組織の一体感」を重視する風土
「何よりも社員のことを大切にする」経営理念を持ち、失敗を恐れず積極的にチャレンジできる環境があります。また、やりたいことを提案でき、職務難易度で評価される体制が整っており、若手でもリーダーを任されるなど、自己成長を実現できる制度があります。
「人間として何が正しいか」というシンプルな考え方を持ち、開発においても成功するまでやり抜く強い意志を持つ風土もあります。

京セラが発表している中期経営計画には以下のように記載されています。

経営戦略

• 過去最大規模の積極投資を継続的に実施
• 競争優位領域へのグループ内資源結集による高成長の実現
• デジタル技術を最大活用した収益性の向上
• 事業継続/撤退の判断の迅速化による経営資源の最適配分

経営基盤の強化

• サステナブル経営の推進
• 資本戦略
• コーポレートガバナンスの取り組み

参考：中期経営計画

京セラの業績は2024年3月期は少し低迷しましたが、それでも全体的に安定して成長しているため、安定している企業であると言えます。

京セラの業績は下記のように推移しています。

参考：事業セグメントデータ

京セラ全体の平均残業時間は14.6時間です。

参考：ESGデータ集

また有給休暇取得率は81％と高水準となっており、働きやすい環境であるといえます。
年休5日連続取得の奨励や、5、10、15年などの節目のタイミングで3日連続取得を推進するリフレッシュ休暇などの制度を通じて、従業員が心身ともにリフレッシュできる時間を確保しています。

参考：ESGデータ集
働きがいのある環境

京セラでは、定期的な異動（ジョブローテーション）はありません。 所属する部署の事業展開や社員一人一人のキャリアプランに応じて必要なタイミングでフレキシブルに実施しています。

参考：FAQ

平均年齢は40.0歳、平均勤続年数は15.6年です。

2023年度の京セラの従業員における女性の割合は下記の通りです。

参考：ESGデータ集

短時間勤務制度や産前産後休暇・育児休憩、育児休職制度、ベビーシッター利用補助制度、介護休職制度などの制度が導入されており、育児や介護への支援制度が導入されています。

参考：募集要項