「株式会社クボタ」企業徹底解説

株式会社クボタで2022年度/2023年度ベストエージェント賞を受賞したタイズが「転職の秘訣」を教えます。

「株式会社クボタ」(以下「クボタ」)の中途採用情報・求人情報です。転職をお考えの方に向けて、事業内容や今の業績、求められている人物像なども徹底解説します!この記事は約5分で読み終わります。「転職のコツ」など、実際にクボタへ転職成功させてきたタイズしか知りえない情報もありますので、ご覧ください。

中村 陸

記事監修

担当コンサルタント
中村 陸

1. 中途採用について

1-1.中途採用は積極的にやっている?

中途採用は活発に実施されています。

業績好調で、特に東南アジア、欧米など海外への事業展開が活発になっているクボタでは、技術系・事務系において中途採用を積極的に実施しています。事業拡大や新技術の開拓に向け、幅広い職種で中途採用を募集しています。

1-2.中途採用の難易度は?

業績好調の優良企業なため、難易度は高い。

関西を代表するグローバル企業であるクボタは、非常に人気のある企業のひとつです。
中途採用はいろいろな職種で実施されていることが多いですが、倍率も高いため、しっかり対策することがおすすめですね。
全国から応募者が集まりますので、新規求人をいかに早く知り、応募していくかがポイントになりますので、定期的にチェックすることが大切です。いち早く求人をキャッチアップされたい場合は、転職支援サービスにお申し込みください。ご経験やスキルに適した求人があればご案内させていただきます。

1-3.どういうスキルや経験が必要?

経験は必要だが、業界は幅広く。

職種ごとに必要な経験やスキルは異なりますが、その職種にあった経験が必要となります。業界はあまり問わず、自動車や産業機械など別業界から転職される方も多いですね。他にも英語力が必要な場合もありますが、応募職種や求人によって異なりますので、詳細は求人票をご確認ください。

タイズの強み

  • メーカー特化型エージェント
  • 技術職への深い知見
  • メーカーとの太いパイプと
    転職支援実績

2.募集している求人情報

2-1.中途採用している職種

クボタでよく求人募集されている職種は以下の通りです。

生産技術
研究開発
機械設計/ソフト設計
社内SE
調達
サービスエンジニア

製造メーカーであるため技術系の職種を幅広く募集されていることが多いでしょう。もちろん事務系もありますので、希望職種がある場合はこまめにチェックされることがおすすめです。
※上記は一例で、時期によって異なります。

2-2.募集している求人情報 ※一例

タイズの強み

  • メーカー特化型エージェント
  • 技術職への深い知見
  • メーカーとの太いパイプと
    転職支援実績

3.クボタへ転職する方法

3-1.求められる人材

求められる人材イメージ

転職方法を検討するために、まずはクボタが求めている人材を把握しましょう。公式採用サイトには以下が記載されています。

1.自らの成長を求めてチャレンジし続ける人材
2.誠実さと粘り強さを兼ね備えた人材
3.多様性を受け入れ、チームワークを尊重する人材

自律的に「挑戦」し続ける力。どんな困難にも真正面から立ち向かう「誠実さ」と「粘り強さ」を兼ね備え、チームワークで乗り越えていく力。常に自己研鑽を怠らず、自分の成長を追求していく力。国境や言葉の壁を越えた多様性を尊重し受け入れる力です。

引用:求める人材像

わかりやすい言葉で書かれているのでイメージはわきますね。
応募書類や面接などの選考時は、「挑戦」「誠実」「粘り強さ」「チームワーク」のキーワードに即した経験があればしっかりアピールし、求める人材にフィットしていることを説明しましょう。

3-2.応募書類は何が必要?面接は何回?

選考は以下の流れで進行します。

  1. 書類選考
  2. Web面談
  3. 一次面接
  4. 二次面接(最終)

3-3.転職成功させるコツは?

これまで何人も高い転職決定率でクボタへ転職成功させている担当コンサルタントに、転職成功のコツを確認しました。

中村 陸

担当コンサルタント
中村 陸

ご自身の転職理由を納得いくまで深堀し、それを踏まえて次の転職先で何を実現したいのかを志望動機で明確にお伝えできると良いかと思います。
あとは、工場での様々な部署の方とのやり取りで仕事を推進する必要がありますので、コミュニケーション力が重視されます。

Webサイトで記載できる内容は限られてしまいますが、求人へのご応募・転職支援サービスのお申し込みをいただければ、もっと具体的な情報をご提供させていただきます。

連日、クボタとやりとりしているコンサルタントが、

  • クボタが求めている人材
  • 現在の状況や想定される年収
  • 応募書類や面接のアドバイス

など詳細にアドバイスさせていただきますので、転職をご検討の方はお申し込みください。

タイズの強み

  • メーカー特化型エージェント
  • 技術職への深い知見
  • メーカーとの太いパイプと
    転職支援実績

3-4.クボタとタイズの関係は?

当社は関西のメーカーに特化した人材紹介会社で転職決定人数も右肩上がりで伸びています。
この為、クボタからの信頼も頂いており、キャリア採用に関して、日々部門が求める人材やお任せしたいミッションなどどの人材紹介会社よりも深く、クボタを理解しております。
また、技術の優位性や事業戦略、組織文化、人事制度などネットに載っていない情報も事細かにお伝えしております。
弊社の特徴の一つである企業採用担当とあなたのサポートを同時に一人で行いますので、あなたの強みを細やかに伺い、直接クボタに売り込むことや、あなたのキャリアをもっとも活かせるポジションのご紹介が可能です。

3-5.実際に働く社員様の声を紹介

タイズではインタビューを実施し、実際の社員様の声を頂戴しています。その中から印象的なご回答を紹介します。

株式会社クボタ-人事部採用・育成担当部長

・人事部 採用・育成担当部長の方
・Q:御社が求める人材はどのような方でしょうか?
「まずは、クボタの経営理念や事業内容に共感する姿勢を持っていることが大前提です。そこを踏まえた上で3つ求めていることがあります。1つ目は「自らの成長を求めてチャレンジし続ける姿勢」、2つ目は「誠実に粘り強く取り組む姿勢」、3つ目は「多様性を受け入れてチームワークを尊重する姿勢」です。
チームワークを大切にしていますので、弊社では周りをよく見て、丁寧に意見を聞いた上で自分の考えを述べるような協調性のある方がマッチしていると思います。」

・Q:クボタの社風について、どのように感じておられますか?
「人に対して優しい企業だと感じています。弊社は社員同士が協力し合って進めていく仕事がほとんどですので、自分が困っているときは同僚が助けてくれますし、上司もサポートしてくれます。また社員のやりたいことを尊重してくれる会社で、「こんなことがやりたい」と提案すると受け入れてもらいやすい風通しの良さがあります。」

クボタのインタビュー記事を見る

タイズの強み

  • メーカー特化型エージェント
  • 技術職への深い知見
  • メーカーとの太いパイプと
    転職支援実績

4.福利厚生について

転職成功イメージ

4-1.福利厚生は充実している?

各種手当、福利厚生とも充実。

クボタの福利厚生は、以下となっています。

手当:通勤手当※会社規程による。
退職金・貯蓄制度:財形貯蓄制度(財形年金)、団体貯蓄保険、クボタファンド(従業員持株会)
健康・レクリエーション:カフェテリアプラン(スポーツ施設利用補助、旅行費補助等)、各種健康診断、人間ドック補助

各種手当やカフェテリアプランなど、社員満足度の高い福利厚生になっていますね。

タイズの強み

  • メーカー特化型エージェント
  • 技術職への深い知見
  • メーカーとの太いパイプと
    転職支援実績

5.企業・事業について

5-1.クボタってどんな会社?

1890年創業の農業機械、エンジン、水インフラメーカー。

クボタは農業機械メーカーという印象が多いのではないでしょうか。実際は農業機械をはじめ、建設機械、エンジン、水のインフラ整備など幅広く事業を展開している大阪にあるメーカーです。 1890年に鋳物業を立ち上げたことが始まりで、創業約130年の歴史がある企業です。創業者 久保田権四郎氏の信念「技術的に優れているだけでなく、社会の皆様に役立つものでなければならない。」は今でも受け継がれており、「食料・水・環境」に関わる社会課題の解決を企業活動において取り組んでいます。
現場に適した製品を開発することで競合他社よりも優位性があり、海外売上比率77.5%(2022年)と関西屈指のグローバル企業です。

ブランドステートメント「For Earth, For Life」
クボタグループは、美しい地球環境を守りながら、人々の豊かな暮らしをこれからも支えていくことを約束します。

引用:企業理念

創業 1890年
代表者 代表取締役社長 北尾 裕一
代表取締役副社長執行役員 吉川 正人
本社所在地 大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号
拠点一覧 本社(大阪府)、本社 阪神事務所(兵庫県)、東京本社、阪神工場(武庫川&尼崎)、枚方製造所、堺臨海工場など
売上高 26,788億円(2022年12月31日現在・連結)
11,599億円(2022年12月31日現在・単独)
従業員数 50,352人(2022年12月31日現在・連結)
12,474人(2022年12月31日現在・単独)
※従業員数は就業人員です。
資本金 841億円(2022年12月31日現在)

5-2.どんな事業を行っているの?

クボタの事業領域は、 大きく分類すると「機械事業(農業機械、エンジン、建設機械)」と「水環境インフラ事業」の2つです。売上の比率では約80%が機械事業となっています。(2022年度の数値)

機械事業(農業機械)

国内シェアNo.1から世界の農業機械へ
日本においてはじめて農業機械を開発したのがクボタです。
米文化の日本において、稲作の農業機械で長年培った技術があります。海外展開を強めるため、稲作の約4倍の市場規模を持つ畑作向けの製品を順次投入しています。
国内の農業機械シェアNo.1をはじめ、タイのトラクタシェア・アジアのコンバインシェアNo.1と世界でも評価されています。

機械事業(エンジン)

産業用小型汎用エンジンのグローバルリーダー
100馬力以下で世界トップシェアの実績に加え、排ガス規制が年々厳しくなる中で、厳しい基準をクリアし、高品質の製品を開発しているグローバルリーダーです。

機械事業(建設機械)

18年連続販売台数世界No.1
クボタは建設現場で使わるミニバックホー(ミニショベル)を1972年に量産化し、業界をリードしてきました。また業界に先駆けていち早く海外市場に進出し、世界中から高い評価を得ています。2002年以降18年連続販売台数世界No.1という実績があり、今も躍進しているのが建設機械の事業です。

水環境インフラ事業

上水から下水までカバーできる水関連総合メーカー
水のインフラを構築する事業ですが、クボタの特長は上水から下水までカバーできる水関連総合メーカーであることです。
1890年当時、全国ではコレラなどの伝染病が流行し、その対策として水道設備が急がれていました。他の多くの会社が断念していくなかで、クボタは1893年に国内初となる水道用鋳鉄管の製造を開始し、多くの人が衛生的な水を口に出来るようになったという歴史があります。

5-3.企業理念は?

企業理念は以下のように書かれています。

「クボタグローバルアイデンティティ」
「スピリッツ(私たちの精神・姿勢)」、「ブランドステートメント(私たちの約束)」、「ミッション(私たちの使命)」を纏めたものが「クボタグローバルアイデンティティ」

その中にある「スピリッツ」は以下のように書かれています。

一、総合力を生かしすぐれた製品と技術を通じて社会の発展につくそう
一、会社の繁栄と従業員の幸福を希ねがって 今日を築き明日を拓ひらこう
一、創意と勇気をもって未知の世界に挑戦しよう

引用:経営理念

ここでも「社会へ向けたメッセージ」があり、社会の課題を解決する会社ということを社内外に発信しています。またスピリッツの2つ目に会社と従業員に関することが書かれていることも特長的で、従業員やその家族まで含めて大切にしている姿勢が現れていますね。

5-4.会社としての強みや特長は?

「本当に必要とされるものは何か?」現場を見て形に。

いろいろな製品を世に出しているクボタですが、その強さの1つは現場主義ではないでしょうか。「現場が必要としているものは何か?」ということを大切にしていて、現場に足を運び、ヒアリングし、それを形にするため、市場のニーズに適した製品・ソリューションを提供できています。それは国内だけではなく、海外でも同様に取り組んでいるため、世界でもクボタは認められています。

5-5.今後の展望は?

農業機械や水インフラなど各事業をさらにグローバル化。

2022年時点での海外売上比率77.5%を誇る業績からわかるように、今後もさらにグローバル化は進むと見られます。
事業ごとに見ていくと、
・農業機械
稲作でのシェア・技術をもとに、稲作の約4倍の畑作市場への進出をはじめている。
・水インフラ整備
まだまだ安全な水にアクセスできない人・地域があるため、日本の実績・技術を活かして、欧米・アジア・中東を中心に海外展開を推進。
・エンジン
厳しい基準をクリアできる高品質な製品を、自社の農業機械や建設機械に搭載するほか、企業のお客様にOEM供給するなど業界屈指の幅広いラインナップを提供。
という戦略で取り組まれていきます。

各事業の先には、世界中でクボタブランドを確立していくことを目標としていると宣言されています。

食料・水・環境分野でクボタが貢献できるフィールドをもっと広げたい。
だからクボタは「グローバル・メジャー・ブランド」の確立を目指しています。

引用:目指す次なるステージ

この15年で、業績は約2倍・海外売上比率は2割から7割に上昇した実績のあるクボタだけに、もっと大きなグローバルブランドになる可能性は大いに秘めていると言えますね。

タイズの強み

  • メーカー特化型エージェント
  • 技術職への深い知見
  • メーカーとの太いパイプと
    転職支援実績

6.業績について

業績イメージ

6-1.業績の状況は?

業績は非常に順調。グローバル化も加速。

クボタの業績は2022年12月期で売上高2兆6,788億円、営業利益2,189億円と非常に順調です。先にも書きましたが、グローバル比率は77.5%と非常に伸びています。
事業別で見ると、機械事業:2兆3,280億円、水環境事業:3,276億円となっています。
今後も順調に業績拡大されていると予想されますね。

タイズの強み

  • メーカー特化型エージェント
  • 技術職への深い知見
  • メーカーとの太いパイプと
    転職支援実績

7.社風や労働環境について

7-1.残業は多いの?有給休暇も取得できる?

残業は配属先による。有給取得率は106.5%。

残業は職種や配属によって異なりますので、一概にはお伝えできません。10~40時間程度をひとつの目安としていただき、詳細は企業へヒアリングを重ねている担当コンサルタントにお聞きください。

また有給休暇については、年々上昇しており、2022年度で取得率106.5%となっており、積極的な取得を会社として取り組まれていることが伺えます。ワークライフバランスはしっかりされていますね。

7-2.クボタはどんな風土の会社?

日々、クボタに訪問し、直接社員の方とコミュニケーションしている弊社担当コンサルタントに聞きました。

中村 陸

担当コンサルタント
中村 陸

真面目にコツコツとものづくりに情熱を注ぐ人が多いと思います。分業制はあまりなく、一人で行う範囲も広いため、大きなやりがいを持って業務をされる方が多いです。また、トップダウンもありますが、ボトムアップで提案していくこともあり、やりたいことをやれる環境があるかと思います。

社内の関係が良く、部署を越えて巻き込みながら仕事ができる環境は、気持ちよく仕事ができ、やりがいもありそうですね。

【タイズからクボタへ入社した方の声】

2017年入社
開発 40代・男性

キャリア採用社員にも、すごく裁量を与えてくれます。プロパー社員、キャリア採用社員の間に差はなく、自分がやりたいと思ったことは、比較的自由にやらせてもらえる環境です。他の会社から転職してきた大半の方は、満足していると思いますね。

2019年入社
設計 20代・男性

前職の会社はどちらかというと縦割りの組織で、専門業務を深めていくことを求められていました。クボタでは少数で開発を行い、一人の社員がいろんな業務を担当しますので、スキルの幅が広がり成長できていると感じます。

7-3.転勤はあるの?

配属先にもよりますが、転勤の可能性はあります。

本社は大阪・東京にあり、全国に支社・営業所・製造所などがあります。またグローバル展開しているため、世界中に製造拠点や研究開発拠点、グループ会社があり、部署や業務内容によっては転勤の可能性もあります。

7-4.女性でも働きやすい?

働く女性イメージ

女性も活躍しやすい組織・風土があります。

新卒採用では、事務系総合職で40%、技術系総合職でも20%が女性と、クボタは女性の採用に力を入れています。女性管理職も年々増えていますよ。
また育児と仕事の両立のための制度としても、
・育児休暇
・短時間勤務
・看護休暇
・ファミリーサポート休暇
などがあり、女性でも活躍しやすい環境がありますね。

SNSでシェア

クボタへの転職をお考えの方へ

クボタは業績好調で、グローバル化も成功している優良企業ですが、中途採用も比較的募集しているため、取り組み方次第で転職は十分可能です。

転職をご検討されている方は、クボタを詳細まで知り尽くしているタイズまでご相談ください。

コンサルタントが転職をサポートさせていただきます。

タイズの強み

  • メーカー特化型エージェント
  • 技術職への深い知見
  • メーカーとの太いパイプと
    転職支援実績

送信中です