プライムプラネットエナジー&ソリューションズで磨く技術力──挑戦を止めない設備保全

挑戦を止めない設備保全──プライムプラネットエナジー&ソリューションズで磨く成長力

左から株式会社タイズ 担当コンサルタント 柳 貴一朗
株式会社タイズ 担当コンサルタント 矢田 尚也
プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社 生産本部 姫路工場 製造1部 保全G 1係 係長 清王 義弘様
プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社 生産本部 姫路工場 製造1部 保全G 2係 橋口 斗礼様
※インタビュー時点での役職です

プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社は、車載用の角形リチウムイオンバッテリーの開発・製造・販売をしています。トヨタ自動車株式会社とパナソニック株式会社(現 パナソニックホールディングス株式会社)の合弁会社として、2020年に操業を開始しました。

中でも姫路工場では、電気自動車向けの高容量バッテリーの生産を行っており、製造1部 保全グループは、新規・既存ラインの立ち上げや安定稼働に向けての設備保全を担っています。

今回は保全グループのお二人に、設備保全としてのやりがいや新たな挑戦を全力で後押ししてくれる文化、働きやすい職場環境についてお話を伺いました。

01. トヨタ自動車×パナソニックHDの合弁企業「PPES」に入社を決めた理由

トヨタ自動車×パナソニックHDの合弁企業「PPES」に入社を決めた理由

――まずは、お二人のご経歴と、転職の決め手をお聞かせください。

清王様:姫路工場 製造1部 保全グループ1係で係長を務めています。姫路工場で新しく立ち上げている5〜8号ラインを担当し、全工程の立ち上げと安定稼働に向けた保全業務を行っています。

前職は装置メーカーで電気系設備の設計をしていました。この工場が立ち上がった2020年に中途入社し、今に至ります。

転職活動を始めた頃は当社のことを知りませんでしたが、「日本を代表するトヨタとパナソニックの合弁会社」であると知り、実績ある2社が新しい領域に挑戦している点に強く惹かれました。前職と業種は違いましたが、成長分野である車載用電池を扱い、今後の伸びしろも大きいと感じて入社を決めました。

橋口様:姫路工場 製造1部 保全グループ2係で、既存の1・2号ラインの組立工程を担当しています。交代制のメンバーと連携しながら、設備の安定稼働や、製造現場の困りごとの改善に保全の立場から取り組んでいます。

前職でも車載用電池メーカーで組立工程の保全業務をしていたので、その経験を活かせています。

転職のきっかけは「保全スキルの幅をもっと広げたい」と感じたことでした。トヨタとパナソニックの合弁で若い会社であること、多彩なバックボーンを持つメンバーが集まっていることに魅力を感じました。そうした環境なら、自分の経験を活かしながらスキルアップできると思い、挑戦を決めました。

02. 「やりたい」を形にできる設備保全の仕事──裁量を持って挑戦できる姫路工場の現場とは

「やりたい」を形にできる設備保全の仕事──裁量を持って挑戦できる姫路工場の現場とは

――入社してみて、イメージとのギャップはありましたか?

清王様:私が入社したときは、まさに立ち上げ初期でした。現場はバタバタしていて、トヨタ自動車出身、パナソニック出身、その他のキャリア入社など、さまざまなメンバーが力を合わせて工場を作っている段階でした。
「できあがった職場に入る」というよりもスタートアップに近い雰囲気で、ゼロから一緒に作り上げている感覚が強かったですね。
今もその雰囲気は当社の社風として残っています。決められた仕事はもちろんありますが、「これをやってみたい」と自分から提案すれば、裁量を持って挑戦させてもらえるのが大きな魅力だと感じています。

橋口様:私は、量産と交代制が本格化したタイミングで入社しました。経験のないトラブルも次々に起きて、そのたびに皆で意見を出し合い、「どうすれば早く復旧できるか」を考えながら乗り越えていく日々でした。

新しい会社だからこそ、チャレンジの機会を多く与えてもらえますし、こちらの意見もきちんと聞いてもらえます。上司も背中を押してくれるので、挑戦しやすい環境ですね。
入社前はもっと堅い雰囲気を想像していましたが、係長との距離も近く、いい意味でギャップがありました。とても働きやすいですね。

清王様:私は、電気系が得意な保全員として入社しました。保全グループの本来の業務は、設備トラブルへの対応や予防保全、点検が中心です。ただ、現場にはそれ以外にも課題が多くあります。

そこで前職の電気設計の経験を活かして、稼働率向上やトラブル削減につながる改善案を他部署に積極的に提案してきました。そうした提案を前向きに受け止めてもらえますし、保全だけでなく他部署も一緒になって実現に向けて動いてくれます。入社して間もない頃から、すでにそうした環境があったのは大きかったですね。

保全だけで仕事が完結するわけではなく、製造や品質管理、生産管理など、部署をまたいだ連携が非常に重要だと感じています。

橋口様:1・2号ラインは交代制で全工程を見ていることもあり、製造メンバーと話をする機会がとても多いです。「ここを何とかしたい」といった現場からの相談に対して、保全側から改善策を提案すると、他のグループも協力してくれて、役割分担しながら一緒に進めていくことができます。

保全グループには、メカが得意な人、制御に強い人など、さまざまな得意分野を持ったメンバーが揃っています。自分だけでは難しいところは、自然と周りがフォローしてくれるんです。

「やりたいけれど言いづらい」という雰囲気ではなく、「こういうことをやってみたい」と発信すれば、周りが協力してくれたり、アドバイスをくれたりする。そんな風に、意見を出しやすく、挑戦しやすい環境だと感じています。

――他社のラインと異なるポイントや、御社のラインで働くからこそ身についたスキルはありますか?

清王様:求められるスキルの幅は、前職とまったく違いますね。
電気系のスキルを持っているので電気の相談を受けることが多いのですが、実際のトラブル原因はメカ側にあることも多く、機械構造や調整の知識も必要になります。

メカが得意なメンバーも周りにたくさんいて、お互いの得意分野を持ち寄りながら成長していけるのは、この会社ならではだと感じています。

橋口様:私も、ここに来て一気に守備範囲が広がりました。制御・メカ・画像検査・レーザー・ロボット・クレーン・ネットワークなど、保全が見る領域は本当に幅広いです。前職では制御にほとんど触れていませんでしたが、入社後に制御の座学や試験設備でのトレーニングなどの教育を受け、現場では制御が得意なメンバーと仕事をしながらスキルを磨いています。

新工場ならではの最新の設備や技術に触れることができ、楽しいですね。

――好奇心や成長意欲がある方がフィットする職場と言えそうですね。

清王様:そう思います。自分の専門だけにこだわるより、「いろんなことを吸収したい」「知識の幅を広げたい」というタイプの方が向いていると思います。

橋口様:会社自体もまだまだ成長段階なので、「これに挑戦したい」という声を「一緒にやってみよう」と受け止めてくれる環境です。

――ネットワークや画像処理は、他社だと別部署の領域という印象もあります。新しい領域の仕事は、どのように任せられるのでしょうか?

清王様:個人の興味もありますが、一番大きいのは「それが分からないと設備を安定稼働させられない」からだと思います。
私たち保全は交代勤務をしながら常に現場のすぐそばにいて、異常があれば真っ先に駆けつけます。そのときに知識がないと、復旧したくても手が出せない場面が多いです。
だからこそ、分からない領域については技術部門に積極的に働きかけて教えてもらっています。その積み重ねの結果として、扱う領域が自然と広がってきた、という感覚ですね。

03. 保全の声が活きる設備改善――現場の意見が新設備に反映される環境

保全の声が活きる設備改善――現場の意見が新設備に反映される環境

――保全グループの人数構成はどのようになっていますか?

清王様:保全グループ全体では現在およそ200名在籍しており、1号ラインから立ち上げ中の8号ラインまでをカバーしています。1ラインあたり、日勤が5~7名、交代勤務が12~20名ほどの3班体制です。

――人数が多い印象を受けたのですが、工程ごとに必要な技術が違うからこその配置なのでしょうか?

清王様:そうですね。例えば1・2号ラインの中でも、極板、組立、注液、活性化……と工程が細かく分かれています。それぞれの工程で必要な技術が違うので、専門性のあるメンバーを配置していくと、自然と今の人数規模になりますし、ライン数自体が多いことも理由の一つです。

――入社後の担当工程や、ジョブローテーションについて教えてください。

橋口様:最初は組立工程の先輩のもとで教育を受け、その後は活性化工程など他工程のトラブル対応にも入るようになりました。
組立だけでなく「極板ではこういうことをしているんだ」と知る機会も増え、少しずつ守備範囲を広げていったイメージです。

清王様:1・2号ラインは稼働から時間が経ち安定しているので、工程をまたいだ経験を積みやすい環境です。
一方で、最新の5・6号ラインはまだ立ち上げ期のため、今は工程ごとに専任の担当を配置しています。
3・4号ラインも同じような体制で始まりましたが、ジョブローテーションを積極的に進めることで、現在はメイン工程を持ちながら他工程にも入れるようにしています。

――どのような不具合やトラブルが起きるのでしょうか?

橋口様:活性化工程をメインで担当していたとき、その中の1つ「熟成」という工程でトラブルが発生したことがありました。
「熟成」とは、完成に近い電池を高温や常温の倉庫で決められた時間保管し、性能を安定させるための工程です。このステップを踏まないと当社の電池品質は担保できないほど、重要なプロセスです。
倉庫への出し入れに使うスタッカークレーンがメカトラブルで故障し、しかも必要な部品が手元にない状況でした。
倉庫内の大量の電池がすべてダメになる可能性があり、会社にとって廃棄インパクトが非常に大きいため、メーカーや他部署と折衝しながら、1秒でも早く復旧させようと対応しました。本当に大変でしたがその分やりがいを感じた貴重な経験でした。

清王様:どの工程でも、設備に手を入れる以上は製品への影響を常に意識しています。調整が不十分な状態で設備を動かしてしまうと、不良品が後工程に流れるリスクがある。
それが一番怖いので、細心の注意を払って業務に当たっています。挟まれなど安全面も同様ですね。

――やりがいを感じた印象的なエピソードはありますか?

橋口様:立ち上げ当初から、何年も慢性的に続いていたトラブルがありました。電池の中身「電極体」を缶に挿入する設備で電池の蓋が缶から少し飛び出してしまい、奥まで入りきらない不良が出ていたんです。メーカーさんや技術担当と何度も話し合い、原因を洗い出しながら設備の改造にも取り組みました。
最終的に解決できたときは本当に達成感があり、製造担当から感謝の言葉をもらえたのも嬉しかったですね。
原因不明のトラブルに取り組むのは大変ですが、保全としてやりがいを一番感じる瞬間です。

清王様:入社直後に担当していた活性化工程の設備で、強く印象に残っていることがあります。新しい設備でしたが、搬送トラブルが複数起き、思うようにモノが流れない状態が続いていました。
トラブルごとに原因が違うので、原因を一つずつ洗い出し改善していくことを何ヶ月も続けました。ようやく当初要求されていた能力を出せる状態になったときは、大きな達成感がありました。

新しい設備は、メーカーとの調整に時間を要したり、ベアリングやケーブルなど部品の品質に不安があったりするケースもあります。そのようなときこそ保全の私たちが、より長寿命・高信頼性のある部品を探して置き換えるという工夫を行っています。

――新しい設備の設計時には、保全グループから提案することもあるのでしょうか?

清王様:あります。「既存ラインでどんなトラブルがあったか」「もっと早く安定稼働させるにはどうすべきだったか」といった現場の声を、生産技術部門にフィードバックしています。
生産技術側からも、そういった声がどんどんほしいと求められています。

PPESで開発・製造しているリチウムイオン電池

PPESで開発・製造しているリチウムイオン電池

04. 住みやすい街×メリハリのある働き方――長く続けられる環境と姫路での暮らし

――姫路に住む良さや、働きやすさについてお聞かせください。

橋口様:会社の住宅補助で家賃がかなり抑えられますし、姫路駅すぐという好立地に住めています。駅前は飲食店や買い物スポットも多く便利ですし、大阪へも電車で1時間ほど。新幹線も止まるので遠出もしやすいです。少し北へ行けば自然もあって、暮らしやすさのバランスがとても良いですね。
出身は大阪ですが、思っていた以上に住みやすい街だと感じています。

清王様:私はずっと播州エリア育ちです。地域全体が盛り上がる文化があって、とても気に入っています。

――交代勤務の働き方についてはいかがでしょうか?プライベートとの両立の面からも教えてください。

橋口様:交代勤務のメリットは「休みの多さ」です。日勤から夜勤に切り替わるタイミングの休みが長く、有給と組み合わせて旅行へ行く人もいます。平日に休めるので、どこへ行っても空いているのが魅力ですね。

清王様:会社として残業管理は非常にしっかりしていますし、職場でも定時退社の曜日を設定するなど工夫しています。メリハリをつけて働ける職場環境だと思います。

――設備保全として働く現場の環境はいかがでしょうか?

橋口様:とても整っています。多少の差はありますが、多くのエリアで夏も冬も一定の温度が保たれています。

清王様:キャリア入社の方からも「以前の職場より環境が良い」「元の同僚に紹介したいくらい」と言っていただけます。設備の中に入って作業する際に汗をかくことはありますが、全体として働きやすい環境だと感じています。

05. 挑戦を歓迎する文化がある――幅広い技術を学びながら成長したい方へ

挑戦を歓迎する文化がある――幅広い技術を学びながら成長したい方へ

――保全グループで活躍するうえで、一番大事な力は何でしょうか?

清王様:チームプレーとコミュニケーションですね。保全だけで完結する仕事はほとんどなく、関係部署と連携して初めて会社に貢献できます。
周りを巻き込みながら動けること、そのうえで向上心のある方が活躍しています。

――最後に、応募を検討されている方にメッセージをお願いいたします。

清王様:私自身、「環境を変えて新しいことにチャレンジしたい」と思って転職しましたが、ここでは幅広い技術を学びながら成長できます。新しいことに挑戦したい方にはとても良い環境です。一緒にチャレンジしてくださる方をお待ちしています。

橋口様:現職で「やりたいことができていない」「もっと挑戦したい」と感じている方には、本当に向いている環境だと思います。保全グループのメンバーは協力的で挑戦を歓迎する文化がありますし、会社や工場自体も発展途上なので、新しいことにどんどんトライできます。
多彩なバックグラウンドの仲間から学べて、経験の幅が自然と広がります。職場の雰囲気も良く、上司との距離も近いです。プライベートで一緒に出かけるくらい仲が良く、働きやすさは間違いなく感じてもらえると思います。
やりたいことがある方にぜひ来ていただきたいです。一緒に働ける日を楽しみにしています。

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柳 貴一朗

株式会社タイズ

  • 関西メーカーへの高い合格率に自信あり。メーカーへの深い知見、太いパイプを活かした転職のご支援をさせていただきます
  • 「勤務地・給与」といった条件だけではなく「働きごこち・忙しさ・社風」など転職の軸を丁寧にヒアリングさせていただきます。
  • 転職成功者の満足度は92%! ※当社経由でご転職に成功された方へのアンケートより

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