モノづくりの未来を拓く、Phoxterで描けるキャリア

Phoxterは、AIを活用した画像処理技術や自動搬送システムを強みに、製造・物流現場の自動化を支える、2017年設立の成長企業です。人手不足や省人化といった業界の深刻な課題に対し、Phoxterは単なる部分最適ではなく、「全体最適」を軸にしたトータルソリューションを提供。システムの設計から開発、実装、保守まで一貫して手がけることで、お客様の本質的な課題解決に貢献しています。現場のリアルな声に寄り添いながら、先進技術で未来のものづくりを進化させる――そんなダイナミックな挑戦が、ここPhoxterにはあります。

――まずはPhoxterに興味を持った理由を教えてください。

西口様：ファクトリーオートメーション（工場設備を自動化すること）には元々興味がありました。前々職で働く中で、自社で開発して付加価値をつけ、直販売してお客様を直接サポートするという一気通貫型ビジネスは、基本ではありながらもお客様に高い付加価値を提供できると感じていました。Phoxterにも通ずるものがあると思った点と、前々職出身の方がPhoxterにも多く在籍しており、私自身の考え方に似ている部分が多かった点で、Phoxterに興味を持ちました。

木島様：Phoxterを知ったのは、当時Phoxterの採用担当者から直接スカウトしていただいたことがきっかけです。もともとベンチャー企業に興味があり、FA業界向けのオーダーメイド品の法人営業ということで自身の過去の経験との親和性の高さを感じました。前職は装置メーカーに勤めていたのですが、お客様のニーズをお伺いした後の、設計部門との連携や製造部門との納期調整など、社内調整の業務にかける時間がどうしても長くなってしまうところがありました。その点でPhoxterはお客様の課題に深く入り込んだ提案・対話の時間を長く持てる環境であることが分かり興味を持ちました。

――Phoxterへの入社を決めた理由を教えてください。

西口様：一番の決め手は「顧客志向の高さ」ですね。前々職では自社の売上目標を達成することが強く求められる環境でした。Phoxterでは、目標達成の意識はもちろんありますが、同時に 「お客様の付加価値を最大化する」という理念があり、大きなやりがいを持って仕事ができる環境だと感じました。

また、営業スキルや技術スキルを自己研鑽によって高められることにもすごく魅力を感じました。私が入社した3年前は教育基盤がなく、技術スキルも自分で習得していくスタイルでしたが、私には非常に合っていました。試行錯誤しながら成長し続けられる環境で自身の力を試したいという思いとマッチしていたことも入社を決めた理由の一つです。

その他にも、評価制度の説明性が高いのも好印象でした。クラス（職位）に対して賞与が与えられる仕組みなのですが、なぜこのような賞与額なのか理由を含めて細かいフィードバックを受けることができます。

また、入社前に財務基盤について質問しましたが、盤石であることの説明を受け、安心して入社できました。ベンチャー企業は資金調達をしながら頑張っているところが多い印象があったのですが、Phoxterは実質無借金経営です。財務基盤の盤石性も入社の決め手ですね。

木島様：私は、お客様に対するアウトプットに対して評価が得られる環境に魅力を感じたことが入社を決めた理由ですね。前職では社内の調整役を担うことが多かったので、お客様と一緒に「どんなものが必要か」を考えながら形にしていくスタイルには魅力を感じました。
また、会社が大きくなっていく現在のフェーズを経験することは他社様では得られない財産になるとも思っていました。成果へのこだわりを持って活躍されているメンバーの方々と切磋琢磨できる環境に挑戦し、自身のスキルアップにつなげたいと思い、入社を決意しました。

――他社との差別化のポイントについて教えてください。

木島様：私はSmart Robotics Solutions（SRS）事業部に所属しており、主に工場や倉庫への自動搬送ロボットの導入を行っております。差別化ポイントは、お客様の細かいご要望に柔軟に対応し、実現できるところですね。営業が窓口となって、ヒアリングから要件定義、立ち上げまで含めて一気通貫で行っています。他社様の場合は技術部門が携わる部分を、営業が担当することもあるのが特徴的だと思います。その分、スピード感を持った対応はさせていただけるので、「かゆいところに手が届く」とはよく言っていただけます。工場や倉庫の自動化はいろんな企業が参入していて競合も多いですが、一気通貫を魅力に感じて選んでいただくことは多いですね。

もちろん、ロボット やソフトウェアそのものも競合と比べて優れている部分はあるのですが、それ以上に「お客様の課題に対し、柔軟に・本質的に解決しようとする姿勢」を評価していただいていると感じています。

西口様：私はSmart Vision Solutions（SVS）事業部に所属しており、製造業の工場内の外観検査自動化をミッションとしています。自社開発のAI外観検査装置「StellaController 2.0」は、社内の一定の基準をクリアすれば、お客様の要望にあわせた多種多様なカスタマイズ対応が可能です。こうした柔軟性が、競合他社との差別化につながっていますね。

社内には開発・技術チームがしっかりあって、かなり短期間でカスタム内容を反映できるエンジニアリング力も強みです。「Phoxterなら対応できるけど、他社ではエンジニアリングが難しい」と言っていただけるようなケースで受注に至ることも多いですね。

営業がしっかりお客様のニーズを拾って、それを技術部隊にパスし、実際の商品として形にしていく。この流れができるのは、直販体制のPhoxterならではの強みだと思います。

――やりがいや達成感について教えてください。

西口様：外観検査の自動化提案を行い、製造工程で実際に検品者を外して運用ができた時は、お客様からの喜びの声を直接いただけるので達成感を感じますね。また、納品した商品を気に入っていただけると、そこからリピートで追加オーダーをいただけることも多くあり非常に達成感を感じています。ちなみにですが、大きな案件になると、一度に1億円規模の販売金額になることもございます。お客様には普段テレビCMで目にする会社もあり、そういった企業様で製造されている製品の品質を守るための大規模なプロジェクトを主導できるのは魅力に感じています。

木島様：自動搬送ロボットの導入プロジェクトでは、商談が始まってから実際に売上につながるまで、2〜3年かかることもあります。中には、難易度の高いチャレンジングな提案をすることもありますが、実際にそれが形になって、お客様と一緒に達成感を味わえる瞬間は、本当に嬉しいですね。先日は試行錯誤を重ねた案件が成功した際にお客様とハイタッチさせていただきまして、ここまで頑張ってきてよかったと感じましたね。

――Phoxterに入社して得たスキルやエピソードを教えてください。

西口様：入社1年目であっても、エンジニアリングの知識を要するような難易度の高い案件を、自ら主導して進めることができます。私自身も、上司を巻き込みながら、自分が中心となってプロジェクトを推進した経験があります。

あらかじめ正解が用意されていない中で、お客様にとって本質的な価値を見出し、それを提案し、納得いただいた上でご契約につながったことは、自分自身の成長を強く実感できた経験でした。

また、29歳という年齢でありながら、大手企業の取締役クラスの方々と直接ディスカッションを重ねる機会も多く、そうした中で対人スキルやビジネスコミュニケーション力も大きく鍛えられたと感じています。

――お一人で商談され始めたのは大体入ってから何年ぐらいですか？

西口様：2年目にはすでにしていましたね。それを求められるということではなくて、決められたルール内で自由にさせてもらえる環境です。

木島様：入社後早いタイミングから数千万、数億の商談を行い、決裁者である社長や取締役レベルの方への提案をしていくチャンスは大いにある環境ですね。営業担当者に与えられる自由と責任の範囲が大きいのがPhoxterで働く魅力の一つだと思います。

――Smart Vision Solutions（SVS）事業部とSmart Robotics Solutions（SRS）事業部で仕事の進め方に違いはありますか？

西口様：私が所属しているSVS事業部は、お客様にお電話して、外観検査に関する課題がないかをヒアリングし、必要に応じて訪問、Webで面談し、さらに深い課題を見つけていくというのがメインの進め方です。

木島様：SRS事業部は展示会への出展やホームページへのお問合せをきっかけに商談がスタートすることが多いです。
まずお客様の状況やニーズのヒアリングをもとに提案を行い、お客様との打合せを通じて提案内容をブラッシュアップしていきます。

――教育体制について教えてください。

西口様：SVS事業部は、 他のメンバーとも協力しながら、力を入れて教育体制を整えてきました。新しく入社したメンバーが、どんなことを学ぶのか、研修期間でどうやって知識をインプットしていくのか、しっかり仕組みとして整えています。

入社後の約5ヶ月間は、先輩との同行やロープレを中心としたOJT研修を実施しています。特に最初の1ヶ月間は、毎日1回は必ずロープレを行い、その場でフィードバックと次の目標を伝えるようにしているので、着実にステップアップできます。

2ヶ月目以降は、求められるレベルやスキルも少しずつ上がってくるので、その人の成長度合いや経験に合わせて研修の内容も柔軟に調整しています。

木島様：SRS事業部では、基本的にOJTが中心の教育スタイルになっています。SRSは案件のスパンが比較的長いため、早い段階から実案件を担当してもらい、提案書の作成やお客様への説明なども、自分の案件として主体的に進めてもらうようにしています。

実際に手を動かしてみないと気づけないことも多いので、経験者がしっかりと横で伴走しながら、必要なサポートを行う形で進めています。

――文系でも、理系の方々と同等以上にできるようになるのでしょうか？

西口様：教育システムが仕上がってきているので、未経験の方でも教育をきちんと受けてもらって勉強してもらえれば問題なく一人立ちできます。文系の方でも四則演算に問題がなければ大丈夫です。

木島様：文系理系に関してはあまり気にしている人はいないですね。持っているスキルや積極性が重視されていると思います。私も文系出身ですが、「文系だからできない」とは言いたくないと思っています。文系であることを言い訳にせず、できることを増やしていきたいと考えています。

――会社の雰囲気を教えてください。

西口様：仕事に全力で取り組む人が非常に多いです。休みの日も全力で遊ぶので、メリハリがしっかりしていますね。忙しいときは残業もしますが、その分早く帰れるときには早く帰るよう自分で調整しています。

木島様：私は転職経験もベンチャー企業勤務も初めてで、最初はどんな人がいるのか不安でした。入社してみると、ギラギラしすぎておらずすごく心地良いと思っています。

成果主義ではありますが、ノウハウを共有したり、組織としていかに売り上げを上げていくかを考えたりしている人が多いです。そして、他人のせいにせず、自分の仕事の範囲外でも積極的に助けてくれます。そういうところが私は心地良くて、仕事がしやすいですね。

西口様：業績連動の賞与だというのも、良い影響を与えていると思います。みんなで売り上げないと意味がないので、自動的に組織貢献思考になっていますね。

――働き方について教えてください。

西口様：基本的に社内で仕事をする際には9時までに出社します。18時が定時となりますが、早く終われる日には定時で終業しますし、お客様からの依頼があるときには19時30分まで残業することがあります。21時以降の残業はしません。翌日の仕事のパフォーマンスが落ちますからね。出張は月に1回程度で、販売した外観検査システムの立ち上げサポートを行います。出張期間は長くても1泊2日程度となります。 基本はテリトリ制（決められたエリアを営業活動する）なので、出張は多くない方だと思います。

木島様：SRS事業部も定時は9時から18時で、基本的にはテリトリ制（決められたエリアを営業活動する）です。
立ち上げ作業や展示会出展の際は、1泊2日から2泊3日ほどの出張となることもあります。
お客様都合でどうしても休日に立ち上げ作業を行うこともありますが、休日出勤した場合は振替休日を取得することになっています。子育て世代も多く、メリハリをつけて働いている人が多いです。

――評価制度についてはいかがでしょうか？

西口様：3ヶ月に1度、上司と１対１でミーティングをします。評価シートに基づいて、3ヶ月間の評価が定性的・定量的に行われます。どう評価されているかが分かるので、振り返りしやすいですね。この評価が賞与に繋がってきます。
クラス（職位）アップについても、私に課せられた目標を達成したらクラスアップの検討の土台にのるという明確な基準があるので、動きやすいですね。

木島様：SVS事業部の案件は2～3ヶ月、長くて半年ぐらいなので、毎月の成果や実績が細かく評価されます。
それに対してSRS事業部は1年以上かかるケースも多いため、年間でどれだけ売り上げたかに重きが置かれます。年度末に売上が集中しがちなのですが、それも加味して評価してくれていますね。

――活躍している方のイメージを教えてください。

木島様：まずは会社から何を求められているのか理解することが大事です。その上で、自分なりに考えて行動していく必要があります。
自由と責任を与えられているのですが、困ったことがあったときにはいち早く上司に相談できるかどうかも成果に繋がっていくように思います。

それから、素直に吸収できることと、お客様と要求のすり合わせができることも重要ですね。決まり切ったスペックを説明するだけの営業スタイルの人だと厳しい面もあるように思います。現場に活きる泥臭さがある方が合いますね。

西口様：自分なりに考えたことを仮説立て、検証し、結果を評価する、PDCAサイクルを高速で回せる人が社内で活躍していますね。
言われたことだけをやるのではなく、言われたことの背景を理解して、どうすればより大きな成果が出せるのかを考えている人は生き生きしているように思います。言われたことだけをするタイプの人は向いていないかもしれませんね。

――応募を考えている方へのメッセージをお願いします。

木島様：前職では、年次や在籍年数によって評価や報酬が決まる傾向が強く、「どれだけ頑張っても、なかなか自分には返ってこないな」と感じる場面が多くありました。実際、そういった環境にモヤモヤを感じている方も多いのではないでしょうか。

Phoxterでは、年齢や経験年数ではなく、成果にしっかりと目を向けて評価してもらえます。頑張った分だけ、正当に報われる仕組みが整っているのが魅力です。

「もっとフェアな環境で力を試したい」「成果で評価されたい」と考えている方には、きっとフィットする会社だと思います。会社と個人が、真の意味でウィンウィンな関係を築ける環境ですよ。

西口様：世の中には、大手企業がなかなか手を出せていない領域がまだまだたくさんあります。そういう領域に「自分が切り込んでいきたい！」という意欲のある方に、ぜひPhoxterで挑戦していただきたいです。

「自分がやってやる！」というハングリー精神を持った方、大歓迎です。チャレンジの場は、私たちがしっかり用意していますので、一緒に新しい価値を生み出していきましょう！