転職の秘訣
【キャリアアップ】メーカーが募集しているSEとは?社内SEの種類

「自分のスキルが、まさかメーカーで活かせるなんて、思っていませんでした。」
誰もが知る大手メーカーにキャリアアップの転職を成功させた方も、自分のキャリアでメーカーという選択肢があるとは思っていなかったようです。
そこで今回はあまり知られていない「メーカーで募集しているSE」について解説していきます。
以外とメーカーで自身の経験を活かして、高年収&安定した働き方&スキルアップを実現できるかもしれません。
社内SEとも比較していきますので、ぜひ最後までご覧ください。実はメーカーで求められるSEは社内SE/自社製品・サービス開発SE2つに大きく分けられます。それぞれの特徴を見ていきましょう。
2005年に創業以来、メーカー一筋の転職エージェント「タイズ」は、無料の合格相談を実施しています。各職種・IT業界への深い知見と、大手メーカーとのパイプには自信があります。HPでは掲載されていない「非公開求人」も多く保有しております。メーカーへの転職に興味があれば、お気軽にご相談ください。
01. メーカーSEには社内SE/自社製品・サービス開発SEの2種類がある
・社内SE
社内SEは管理部門・間接部門と位置づけられる業務です。社内の業務に使用するシステムの構築・保守運用やインフラ整備、社員が使うPCなどの管理、問い合わせ対応などを行います。
少し前まではあくまでも業務を下支えする間接部門という位置づけでしたが、今となっては社内SEはコスト部門という捉え方は少なくなってきています。IT化・デジタル化の推進は多くの企業にとって重要な課題となっているからです。社内のデジタル基盤を整えることが業務の効率化、データドリブンな経営、その先の事業のDXに直結します。そのため情報システム部門の重要性は上がっており、実際に各社からの社内SEの求人ニーズも激増しています。
・自社製品・サービス開発SE
製造業はモノを作る業界ですが、近年はモノ消費からコト消費へ、という流れの変化がありました。
製造業でも、ただモノをつくるだけでなくソフトも合わせてサービスを提供することが増えています。そこで必要なのが自社製品・サービス開発SEです。
例えば、家電などの機械がインターネットに接続可能になったことでスマホからの遠隔操作やデータ収集、予測ができるようになり、それらをサービスとして提供することがあります。いわゆるIoT関連のサービスです。
メーカーでは、モノづくりをする機械・電機の技術者は優秀な社員がたくさんいるものの、ソフト(アプリケーションレイヤー)開発の人材は社内におらず、キャリア採用で補うことが多いです。
社内SEと同様に製造業で増加しているのがこのタイプの求人となります。

02. 社内SEの働き方や活かせるスキル
社内SEは社内向けに社員の仕事を支援する業務になります。売上に直結はしませんが、ITの力で業務を効率化し生産性を上げることで会社に貢献します。ユーザーである社員と距離が近く直接感謝の言葉を伝えられるなど、やりがいも感じやすいです。
社内SEは開発はしない、と思われがちですが近年の事業会社は内製化を進める傾向も強く、開発スキルが重宝されます。手を動かして開発したい方にもお勧めできる企業もあります。
IT戦略は経営企画と紐づくため、立場によっては経営層などの再上流とやり取りすることもあります。社内SEはシステムを作ることが目的ではなく、そのシステムが自社のビジネスへどのように貢献できるのか、を考えることが求められます。ITを手段と捉え、上流から企画業務をしていきたい方にはやりがいのある職場となるでしょう。
また、これまで顧客向けにシステムを作ってきた方にとっては、納期やコストの問題も自社都合で動くことができストレスを感じる場面は少なくなります。

03. 自社製品・サービス開発SEの働き方や活かせるスキル
自社製品やサービスの開発に携わる場合は、会社の事業そのものにかかわることになります。よって、IT業界からメーカー業界へと業界をまたいだ転職となる方も違和感なくご経験を活かし力を発揮される方が多いです。
この部署は既存のサービスではなく新規事業であったり社内の注目部署である可能性も高いです。社内にSEの人材が少ないため、活躍しやすい環境でもあります。
また、大手メーカーならではのメリットとして、既存の安定した事業や経営基盤ありきでアプリ開発に取り組むため、新しいチャレンジがしやすい環境というこもあります。グローバルに活躍できる可能性も高いです。
開発工程は自社で内製を進めている企業もありますが、システムベンダーに依頼しているケースもあります。各社によって異なりますので詳細が知りたい方はぜひ無料相談にご登録ください。まだ転職を本格的に考えていない方でも専門のコンサルタントが情報提供します。
手を動かせる技術者、開発のプロマネやサービス企画ができる人材、それぞれにニーズがあります。自身のなりたいキャリアイメージに合わせて求人を紹介することが可能です。
04. データサイエンティスト職も募集が増えている
例外になりますが、今需要が高いメーカーSEの職種に、データサイエンティスも挙げられます。社内向け、社外向けのどちらの業務でも求められています。そのため業務領域を問わないデータサイエンティストのスペシャリスト集団として部署を立てる企業も多くあります。
メーカーは自社内で膨大な量のデータを保有している場合もありますのでやりがいのある職場になるかもしれません。
データ分析の他に、クラウド基盤開発やAI(機械学習)エンジニアなどもあります。

