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2018.08.27川崎重工業株式会社エネルギー・環境プラントカンパニーの購買業務について、中途採用のエンジニアにお話を伺いました。

(2018.8.27更新)川崎重工業株式会社 エネルギー・環境プラントカンパニー 調達本部 機械調達部 購買課 主事 田中健一様

メーカー専門の転職サイト「タイズ」に求人を掲載している川崎重工業株式会社エネルギー・環境プラントカンパニーの購買のお仕事について、タイズを通してご入社された調達本部 機械調達部 購買課の田中健一様に圧縮機、蒸気タービン等の部品の購買の業務内容、前職との仕事の共通点、社員の強みを生かす職場の雰囲気や環境について、コンサルタントがインタビューさせていただきました。

インタビュー

エネルギー・環境プラントカンパニー 調達本部 機械調達部 購買課 主事 田中健一様

担当されている業務を教えてください。

エネルギー・環境プラントカンパニーの機械調達部・購買課に所属し、圧縮機、風洞設備、蒸気タービン、ガスタービン等の部品の購買の業務を担当しています。機械調達部の手配品は大きく分けて加工外注品、購入品、請負工事があります。私の所属する購買課は購入品、請負工事を受け持っています。加工外注品は、弊社の設計で外注先に加工してもらいますが、購入品は弊社が必要とする部品のスペック(仕様、機能)を提示して、取引先のノウハウをもとに製造されたものを購入します。請負工事として弊社製品の現地据付工事のほか試運転SV、アフターサービス工事などを発注します。弊社の設計とともに取引先の選定、仕様すり合わせ、価格交渉、発注手続きのほか、納期管理、不具合品の対応などのフォローも行います。取引先は国内の商社やメーカーのほか、一部海外メーカーとも直接取引しています。

どのくらいの数の品目を扱っていらっしゃるのでしょうか。

扱う品目数は、私は少ない方ですが、発注件数でいうと月に100~200件くらいです。一方で発注金額は多く、年間で数十億を取り扱っています。大物で一品一様ものが多く、リピート品がほとんどないので、各手配品について一から複数社の相見積もりをします。発注に至るまでには、照会先や仕様確認など必要な情報が多いですが、自分から調べないと情報が得られないので、設計担当や部内の先輩に常に聞きながら仕事を進めるようにしています。

前職ではどんなお仕事をされていましたか。

造船重工業界で、調達の業務を8年近く経験しました。前職では加工外注品が7~8割で、購入品が2~3割でした。重工業界といういみで現職と近く、仕事の進め方が似ていて、すんなりと調達業務になじめました。ただ、前職では配管や空調ダクト、商船の内装等の加工外注品を主に発注していましたので、扱う製品は少し違います。

前職では出荷までの工程で、毎日手配品のトラブルが続いていたので…やりごたえはありましたね(笑)。特に調達の責任範囲が大きく、調達が動かないと設計も品証も解決してくれないので、自分で率先してメーカーと不具合対策などをしていました。

転職をお考えになったきっかけを教えてください。

当時の造船業界は冷え込んでいる業界で、先があまり見通せないことを肌身に感じていました。それと、前職は組織変更した親会社との関係上、会社内に息苦しさを感じていました。思うように決定できない押し付けられた予算の中で動かなければならない状況で、会社の発展性に疑問を持ったので転職を決めました。

川崎重工社へ転職を決定された理由を教えてください。

会社選びの条件としては、メーカーで資材調達の仕事ができることと、家から通えるエリアで働けることでした。転職する少し前に家を建て、子どもも1人いて、親も近くにいない状況でしたので、転勤もできるだけ無い会社を探しました。何社かの候補の中で、川崎重工は最も安定性や将来性があり、自分が入社して誇れる仕事ができると思いました。

前の会社では、10年近く働く中で、社内でも認めてもらい、管理職も期待されていたので、果たして辞めてもいいのだろうかというのはありました。ただ直属の上司と話した中で、自分の人生の中で良い転職になるのならと背中を押してもらえたことで踏ん切りがつき、熟慮した結果、転職の道を選びました。

残業はどのくらいありますか。

入社した当初はほとんどありませんでしたが、現在の残業は月に20~30時間くらいです。担当業務が増えたので少し残業が増えましたが、土日出勤するようなことはありません。前職では月に2回くらい、土曜日に出勤していたので、負荷はだいぶん小さくなりました。

出張はどの程度あるのでしょうか。

新規調達先監査には同行するようにしています。良いメーカーかどうか判断するため、自分の目で工場を見て、責任者の経営の考え方を聞くようにしています。そのため出張が月に1~2回あります。出張のうち、工場監査がほとんどですが、製品が出来上がる直前に行われる立会検査にも同行することはあります。ただ、私が立会検査に出向くと何かしらのトラブルがだいたい起こります(笑)。ですが、是正処置をその場で協議できるというのも現地に行くメリットです。是正処置も、品質・納期を満たすよう交渉を行います。

前職ではどのようなスキル身につけられたのでしょうか。現職で生かされているスキルはありますか。

前職では新規発注先の探索に力を入れました。商談会に参加したり、他事業所に紹介してもらったり、加工外注先の社長などのつてをあたったり…。いちばん苦労している品目に対して、いいところを探して回りました。結果、いくつか実際に取引させていただくことになって、今も関係性が継続していると聞いてます。

あと、発注処理にあたっては上司承認が必ずあるのですが、高額の発注品の場合、発注の方針と決裁理由の2回提出する必要があります。発注先の選定理由や予算、他候補、また見積受領・交渉後の価格妥当性を検討します。この経験を通して、自身の査定基準を持って査定する査定力を培ったと思います。

発注時は事前準備がとても大事だと思っていて、現職でも、川崎重工の予算や査定基準を持ったうえで交渉することを心掛けています。もちろん会社として与えられた予算であることが大半ですが、その予算に疑問があれば自分なりの基準も用意して臨んでいます。

ご自身の強みを生かして上手く仕事を行われたエピソードを教えてください。

蒸気タービンの案件を進めていた時に、ある購入品に関して引合い先が1社しかなく、新しい取引先を探して火力発電の展示会に参加しました。そこで日本1社と海外1社を見つけ、従来のメーカーにも見積もりを依頼しました。従来のメーカーが今の価格では他2社に勝てないということでかなり価格を下げてくれました。新しく競合体制を構築できたのが成果です。

前職との会社の規模感の違いは感じますか。

感じますね。設計のメンバーの数が多く、頼もしいです。蒸気タービンやガスタービン、圧縮機などのいろんな部署がありますが、それぞれの部署に設計のメンバーが数十人いて、その中でも案件ごとに担当しているメンバーがいて、設計の負荷が分散されています。設計の人数が多い分、調整が大変な面もありますが、設計部隊のパフォーマンスが良いと思います。前職では設計担当が少なく、その人が詰まってしまうと前に進まなくなってしまっていました。

ご入社されてから川崎重工の組織編制が大きく変化したようですが、その状況の中で戸惑いはありましたか。

ありました。去年の10月から産業用ガスタービンの組織が移管され、従来、他工場で行われていた購買業務の一部が当部に移りました。その仕事も担当するようになったのですが、発注システムが全く異なっており、両方のシステムを使いこなさなければならなくなりました。両方のシステムを使用しているのは今のところ私だけです。

職場の環境はどのように感じておられますか。

かなり良い環境だと思います。自分の裁量で仕事ができて、蒸気タービン、ガスタービン、圧縮機も担当させてもらって、業務分野が広いですし、働きやすい環境もあります。お酒やゴルフなど、仕事以外の付き合いも多いです。とても仲良くさせてもらっています。機械調達部は中途入社の社員が多く、3分の1は中途入社の社員で、非常にやりやすいです。新卒入社、中途入社の垣根もありません。ただし、交流という意味では、他のカンパニーや、設計のメンバーの中に踏み込みきれておらず、購買課という身内の中で集まっているところは課題かなと思います。

これから取り組みたい目標を教えてください。

4月からの組織改正でプラント部門と統合され、社内では「シナジー効果」を出そうとさかんに言われています。調達関係も調達本部が置かれ、その下にプラント調達部とわが機械調達部が置かれています。集約購買、取引先情報の共有、発注業務の改善など、「シナジー効果」を求めて、これからどんどん顔を拡げて、視野を広げていきたいなと思います。

これから中途採用でご応募される方へメッセージをお願いします。

川崎重工に入社して感じたのですが、大変やりがいのある仕事を任せてもらえる会社で、風土としても、ものすごく温かみがあって、人を尊敬してくれる会社です。自分が行き詰まった時に周りが支えてくれる会社だと思います。ぜひチャレンジして、この会社に入っていただきたいと思います。

本⽇は、貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました。

 

―担当コンサルタントより―
造船関連の購買業務からガスエンジン・ガスタービン部品の購買業務ということで、扱う部材や数量・金額は異なりますが、前職の経験を活かし戦力としてのご活躍を感じられたことが印象的でした。将来は他のカンパニーや設計のメンバーにも影響力を発揮することを意識しておられ、今後も更にご活躍されることを感じるインタビューとなりました。また、趣味も活かしお酒やゴルフも楽しみながら人間関係を構築されており、川崎重工業社の社員の方々の温かみ・お互いを尊敬し合う文化などを垣間見る事ができました。

この取材は私が担当致しました
株式会社タイズ コンサルタント 安達 篤史

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