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「日本写真印刷」という社名から想像されるのは、書籍など紙の印刷物かもしれません。しかし、NISSHAの事業はそれだけではありません。最先端のタッチセンサーの開発・量産や、自動車の内装や家電に使われるプラスチックを、木や金属などの素材に見せる表面の加飾（デコレーション）技術。医療機器の取り扱いや、燃料電池車に搭載されている水素センサーの開発・生産、新型の化粧品開発まで、同社は1929年の創業時から積み上げてきた技術を発展・進化・拡大させ続けてきました。
現在は3つの事業がさまざまな分野で豊かな生活の実現に貢献しています。

”Empowering Your Vision”
私たちの原動力は、技術と情熱、リーダーシップ。価値ある未来の創出に今日も取り組んでいます。

■3つの事業を展開
現在は「ディバイス」「産業資材」「メディカルテクノロジー」 の3つの事業を展開しています。ディバイス事業は、主力製品であるタッチセンサー「FineTouch」や、ガスセンサーを取り扱っており、産業資材事業は素材を彩る独自技術、「成形同時加飾技術 IMD、IML」や「印刷関連資材 蒸着紙」を主力製品としています。メディカルテクノロジーでは心疾患向けを中心に幅広い分野で使われる低侵襲医療用の手術機器や医療用ウェアラブルセンサーなどの製品を手がけており、現在はグローバルベースで大手医療機器メーカー向けの開発製造受託（CDMO）を展開するとともに、医療機関向けに自社ブランド製品を製造・販売しています。

※IMDは、日本写真印刷株式会社の登録商標です。
※FineTouchは、日本写真印刷株式会社のタッチセンサーの総称であり、登録商標です。
※情報コミュニケーション事業は、日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社が運営しています。

■高い海外売上高比率
NISSHAの技術は、国内はもちろん世界中のお客さまから高いご評価をいただいています。NISSHAの製品は、お客さまのそれぞれの製品向けにひとつひとつカスタマイズされたものです。お客さまとの信頼関係なしには事業は成り立ちません。そこで世界中の「お客さまの近く」で仕事をしながら、お客さまのニーズに応えていくのがNISSHAのやり方。売上高は海外向けが国内向けを大きく上回っています。

■裁量が大きく、自由度の高い社風
・穏やかで明るい方が多く、ほどよい規模感であるため、一人あたりの裁量が大きい
・上場企業ならではの整った環境もあり、テレワークも推進（週1回の出勤の方も）

■中長期計画について
NISSHA社は2030年に向け、売り上げの半分をメディカルテクノロジー事業が占めるポートフォリオへの変更を行います。これはNISSHA社の繁栄を考えた際、今後世界的に需要が増え、景気や社会情勢に大きな影響を受けない医療業界への舵を切ることに決めました。多くの印刷会社がデジタル業界へのシフトを行う中、NISSHA社は「技術指向」を貫いています。