/> また、ロゴの真ん中の赤いeは、新しい技術、新しいビジネスの卵を育てていくという意味を込めて、卵型のフォントデザインとしています。
【アテクトエンジニアリングについて】
アテクトエンジニアリングはアテクトの製造機能を担う戦略子会社です。2010年に設立され、PIM(粉末射出成形）工法の研究開発を開始しました。2016年10月からはアテクトの3事業の製造を本格的に開始し活動しています。
当社は、半導体資材事業・衛生検査器材事業の2大基幹事業に加え、今後、大きく成長の見込まれる第3の事業としてPIM(粉末射出成形=パウダー・インジェクション・モールディング)事業を手掛けています。
親会社であるアテクトは、戦前の衣料用ボタン製造や伊号潜水艦・電車車両向けの熱硬化性樹脂製碍子部品事業に遡ります。
1959年10月に大日化成工業所として創業、プラスチック成形事業を開始し、ガス器具向けコックや化粧品容器、更にミシン用の模様カム成形と事業の幅を広げるとともに、更なる精度向上のため金型の内製化を行いました。
その後プラスチックフィルム製スピーカー振動板事業などの拡大により、1969年4月23日大日化成工業(株)を設立いたしました。
そして2003年5月には(株)アテクトへ商号を変更し、2006年にジャスダック証券取引所に株式上場を実現致しました。
韓国や台湾にも製造・販売拠点として、子会社を設立し、アテクトブランドのシェアを拡大し、世界市場における圧倒的な地位の確立を目指します。
また、2017年4月に滋賀県東近江市に工場ならびに事務所を移転いたしました。この移転により、工場・事務所の敷地面積が現在の3倍になり、拡大成長戦略の推進、ものづくり企業として更なる生産性の向上に努めていきます。
【事業内容】
■半導体資材事業
液晶テレビ、パソコンの液晶ディスプレイのドライバLSIをはじめとするフィルム基板を製造・搬送工程において保護する資材がスペーサーテープ。当社はTAB用・COF用スペーサーテープ、モールドスペーサーテープ(PAT)における世界トップシェア70％を誇ります。今後は4Kテレビの普及により更なる受注が拡大中です。
■衛生検査器材事業
ディスポシャーレを初めとした自社ブランド「Full-Steri」で、食品分野を中心にバイオ・医薬品などの分野における検査用衛生管理用品の開発・製造・販売を行っており国内トップシェアの20%を誇ります。月産700万枚のシャーレと50万枚の食品衛生、臨床検査用培地を12,000社のお客様に直接販売しています。
■PIM事業
PIM(Powder Injection Molding)とは粉末射出成形の略で、金属やポリマー微粒子などの微粉末とバインダーの混合物を金型で射出成形する製法です。当社は、材料技術、脱脂技術、射出成形技術、金型製作の4つの工程を自社独自で一貫して行える世界唯一のメーカーで、アルミダイカスト等に代表される金属射出成形とは異なり、チタンなどの融点の極めて高い金属も高い精度で成形・焼結することが可能です。今後、自動車業界や光学デバイス等のパーツへの応用が大変期待されており、同社の今後の注力分野です。
【社風】
ビジネスの市場を選び、他にはない知恵と工夫で業界のリーディングカンパニーを実現している当社の企業文化を、情熱とイノベーションという言葉で表現しました。新しいことに挑戦する情熱とイノベーションを持った人材がマッチします。