機器、病院の分析・医療機器などに必要なタッチパネルを含む液晶表示ディスプレイ画像処理ボードの技術を有し、液晶表示システム、映像処理ボードの開発・製造を行っています。
オムロン株式会社のコンビニATMの液晶モニタを薄く設計、製造し、紙幣の容量を増加させ、ATMの効率を高めたことをきっかけに、当社の組込みタッチパネルがあらゆる機器に取り入れられ、使用される分野も広まり、近年は医療、船舶分野での実績が伸びてきています。
PC等からの映像情報を液晶に表示するには特殊な信号に変換しなければなりませんが、PCのシステム液晶モニターでの変換処理工程で当社が開発した映像処理ボード（信号変換ボード）が役立っています。顧客とのやりとりを通して、操作性の高いユーザーインターフェースの検討も行っています。あらゆるサイズ、使用環境、仕様に対してカスタム提案を行い、ジャストインタイムで製品を提供して、顧客満足度を高めています。
LCDユニットはユーザーの筐体に合わせたカスタム対応に強みをもち、映像処理ボードはアナログRGB、NTSC、DVIなどの映像信号に対応しており、屋外の厳しい使用環境の下でも高い信頼を得ています。
今ある製品を改良するのではなく、新しい製品を作っていくという発想のもと、常に新しい製品を各社に納入しています。
大手企業との競合関係の中、画一的な生産ではなく、顧客ごとに一つひとつカスタマイズし、必要なものを必要な時に提案、提供し、常にクライアント視点で最適な提案と最適な製品を提供することで、高いマーケットシェアを獲得しています。
■組込みタッチモニタ：シェアNo.1／郵便局・銀行ATMモニタシェア：50％／空港管制塔の表示システム：100％／駅券売機：70％
■どんな顧客にも対応
メーカー毎に、製品で使用する言語や設計思想が異なりますが、当社は他社に先駆けて様々な顧客とビジネスを行ってきたため、幅広く対応できる技術とノウハウを持っていることが強みです。
■代表取締役社長の藤井もエンジニア出身
情報を十分に集め、理論立てて物事をしっかりと考えていく藤井は大手電機メーカーのエンジニアでした。エンジニアに対する理解が十分にあり、エンジニアを中心とした社員の働きやすい環境が整っています。人と人とのつながりを大切に、スピードのある意思決定を企業理念とされています。
■一人当たりの売上高：9500万円（2017年5月）、創業29年無借金経営、ファブレスメーカー
■明日の日本を支える元気なモノ作り中小企業300社（経済産業省）