NEW【大阪】研究開発（香粧品原料の処方開発）

に日本精化株式会社と社名を改め、総合的なファインケミカルメーカーとして生まれ変わり、現在、医薬品をはじめとする精密化学品分野、化粧品原料を中心とした香粧品分野、工業製品の原料を中心とした工業用化学品分野の3事業を軸に、幅広い製品の原料を世に送り出し、快適な暮らしを縁の下で支えています。

【幅広い製品によりコロナ禍においても4期連続増収増益】
コロナ禍においては家庭用製品（手洗い石鹸、手指消毒剤等）が業績を伸ばしたことによって昨年度を超える業績を出すことができました。このような幅広い製品群によって同社グループの業績は高い安定性を維持しております。

■製品
【リップやスキンケア商品に必須の「ラノリン」で世界トップクラスのシェア】
　毎年刈り取られる羊毛に付着する脂質成分を精製して得た天然油脂『ラノリン』も展開。ラノリンの特徴の一つが、コレステロールを豊富に含むことです。コレステロールはヒトの細胞間脂質の構成成分であり、肌なじみの良さと保湿効果が高く、抗炎症用の軟膏などの医薬品原料や、ニップルクリームなどのベビーケア製品の原料などで広く用いられています。
　またラノリンはラードやヘッドのような体内脂肪（皮下脂肪）ではなく、毎年刈り取られる羊毛から得られ動物が傷つけられることは一切ありません。安全性も高く人にも羊にも環境にも優しい再生可能な環境循環型：サスティナブル素材です。

【医薬品業界を支える「高純度リン脂質」】
　同社では独自生産プロセスにより各種高純度リン脂質を生産しています。医薬品原料に使用されるリン脂質はGMP対応で生産しており、これまでに数多くの医薬品への採用実績があり、高い信頼性を得ています。
　さらに、簡単にリポソームが調製できるの製造やリポソーム化の検討および少量製造なども行っており、製剤開発をサポートしております。

※リン脂質について
　近年、治療効果を高める、副作用を軽減する、患者の負担を小さくする等の理由でドラッグデリバリーシステム（DDS）技術を高めた医薬品製剤が開発され、現場の医療に貢献しています。リン脂質はDDSツールの一つであるリポソームの主要原料として使用されます。
参考記事：https://www.nipponseika.co.jp/business/lipid/pdf/pamphlet_lipid.pdf

■風土
・社員からの改善提案を積極的に採用していく風土。自由闊達であり、やりがいを感じながらイキイキと働ける環境になっています。
・勤続表彰制度(10年、20年、30年)、通信教育等受講支援制度、技能資格取得支援制度等、多様な福利厚生も魅力。
・フレックス勤務の導入、有給休暇の取得促進を行っています。
・寮・社宅完備ですので遠方の方でもご入社可能です。