・IT事業等に関する研究開発も行います。

【グローバルフードインフラを創り、世界の毎日を新鮮に彩る】
今、世界の食や農業を取り巻く環境は変化の中にあります。例えば生鮮食品流通におけるIT技術の活用や、物流・生産現場でのロボットの応用など、進化するテクノロジーが既存の流通構造に大きな変革をもたらしています。一方で、農業従事者の減少などの社会的課題や、世界各地で起こる異常気象や農業による環境汚染問題によって食料の安定的な供給が課題となっています。つまり地球規模で「野菜」・「食」との向き合い方を考える過渡期を迎えています。

私たちは、生産、流通、ブランドなど、野菜を中心とした生鮮食品の川上から川下までの領域で事業を展開してまいりました。次世代に豊かな未来をつなぐため、持続可能な視点で人と野菜の関係を再構成すべく、生産から流通、物流、ブランドのあらゆるステージでイノベーションを創出していきます。現在そして未来でも安定的に生産ができる農業技術の研鑽。迅速かつ正確な取引ネットワークの構築。テクノロジーの融合による次世代型物流サービスの提供。新鮮な野菜の魅力や食文化を発信するブランド開発。これらのサービスを連携させ、社会に求められる独自の価値を創出する「グローバルフードインフラ」を構築し、世界中の日々を鮮やかに彩ることができると考えています。

【アースサイドグループ】
・株式会社トレード（2001.08）・・・・卸売市場向けの青果流通、青果の加工・販売、生産事業
・株式会社ディール（2002.06）・・・・仲卸業向けの青果流通事業
・株式会社クルーズ（2002.11）・・・・青果物流事業
・株式会社プロップ（2003.11）・・・・不動産管理事業
・株式会社スプレッド（2006.01）・・・植物工場事業

【事業概要】
・生産事業（株式会社スプレッド、株式会社トレード）
スプレッドが運営する世界最大規模の植物工場「亀岡プラント」では、困難と言われた黒字化を達成。さらに世界初の大規模自動化植物工場「テクノファームけいはんな」でも安定的な生産を早期に実現しています。またトレードでは、きのこ工場の栽培技術開発に取り組み、グループで次世代につなぐ持続可能な農業の実現を目指します。

・流通事業（株式会社トレード、株式会社ディール）
全国の卸売市場や仲卸業者向けに青果の転送事業を展開。情報収集力とチーム体制によるきめ細やかな提案で、1日約800tの青果を取引します。日本全国で野菜の需要と供給のバランスを整えることで価格の平準化に貢献するとともに、野菜が再評価される機会も作り出しています。

・物流事業（株式会社クルーズ）
卸売市場を中心とした全国に広がる物流ネットワークで、日々変化する青果配送ニーズにスピーディーに対応します。東京と京都に構える自社の物流センターでは、グループ内外の幅広い荷物の365日24時間入出庫が可能。各温度帯にも対応し、青果の鮮度と品質を守っています。

・ブランド野菜事業（株式会社トレード）
京野菜ブランド『洛市』や地域野菜ブランド『地選』を展開。生産者から直接仕入れた高品質な野菜を独自の規格でブランディングし、全国の消費者のもとにお届けしています。生産者、消費者ともに「安定価格での取引」という価値を提供し、持続可能な流通モデルを構築しています。