「お湯」をキーワードに、ガス・石油温水機器、温水暖房システム、そして、厨房機器等の独創的な商品を通じて、「お湯による快適生活」を提案しています。最近では、「お湯を超えていくノーリツグループ」として太陽光発電（産業用）、太陽熱温水器・燃料電池など、新エネルギー分野にも参入しています。

【海外市場の開拓】
海外市場においては中国、北米市場を軸に大胆な戦略的事業展開を推進中です。
その1つに海外企業のM&A（企業の合併・買収）が挙げられます。
たとえば台湾の給湯器・ガスコンロ市場でシェアNo.1の桜花中国という企業とタッグを組み、アジア市場を中心に海外進出に弾みをつけていたり、豪州市場で電気・ガス貯湯式給湯器のシェア2位のDux社を子会社化したりしています。
まだまだ、海外では国土が広いこともあって「勢いのあるシャワーが出る」といった、インフラが確立されておらず、当社の製品を展開するチャンスが豊富にあります。国内と海外のシナジー（相乗効果）をねらって、世界ブランドNORITZの確立を追求しています。

■競合優位性
〇製品開発を支える独自のコア技術
・燃焼制御技術（各国の規制に対応すべく、低NOx化・高効率化、低炭素化に対応可能な燃焼方式）
・熱交換技術（排気熱を回収する潜熱回収型熱交換器によって、従来型より約1.2倍熱効率アップ）
・流体制御技術（水・ガス・空気などの流体を制御する技術）

〇変化する時代のニーズへの対応と社会課題解決
例えば、入浴中の死亡事故が年々増加する中、「見まもり」機能を搭載した給湯器を業界で初めて製造・販売しました。このようにエネルギーや食文化、環境など様々な社会課題を解決する、業界初の製品を製造しています。

〇「お客様接点」の強化
2009年搭載，2019年から発報を開始している「点検お知らせ機能」や、マイページ等のオンラインサービスで直接お客様とつながることでダイレクトに顧客ニーズをつかみ、新製品開発やサービス強化につなげています。

■社風、風土
【「温かくのんびり」、家族意識の強い会社】
・ご自身の「寒い日の温かいお風呂」「小さな頃のお風呂」などの思い出を胸に「温かいお風呂」を自分の手で支えたい、と入社する方も多くいらっしゃいます。人の生活に密着した事業に貢献したいという、温かい心を持った方々の集まる職場です。
・従業員の働きやすい環境づくり：本社工場内に、企業主導型保育園ノーリツキッズパーク「わくわくすまいる保育園」を開設。（2017年7月）「ワーク・ライフ・バランス」「生産性向上」「ダイバーシティ」の推進。子育てをしながら働く従業員の「仕事と子育て」の両立を支援に取り組んでいます。