「グンゼ株式会社」企業徹底解説

「グンゼ株式会社」の転職・求人・中途採用・年収等を徹底解説

「グンゼ株式会社」(以下「グンゼ」)の中途採用情報・求人情報です。
グンゼに転職をお考えの方に向けて、実際にグンゼへ転職成功させてきたタイズが、転職のコツ(難易度、選考対策、年収、社風、口コミ、事業内容、働きやすさなど)を徹底解説します。

前原 勇馬

記事監修

担当コンサルタント
前原 勇馬

1. 中途採用について

1-1.中途採用は積極的に行われている?

多様な人財による組織の活性化を目指し、キャリア採用を積極拡大中です。
グンゼのキャリア採用ページには記載がありませんが、タイズでは非公開の求人も扱っています。

1-2.グンゼに転職する難易度は?

関西の歴史のある大手企業で、中途採用人数はそこまで多くないこともあり、難易度は高めの傾向にあります。
求人ごとに求める人材やキャリアが大きく異なってきますので、そこに合致しているかが、入社できるかの大きなポイントとなります。

タイズではグンゼに詳しい担当コンサルタントがいますので、「どういう人を求めているか」を的確にお伝えさせていただきます。転職をお考えの際はお気軽にご相談ください。

1-3.どういうスキルや経験が必要?

一定の学歴や業界のキャリアが必要となってきます。ただ求人によって求められるスキル経験は異なりますが、基本的には、業務経験がマッチしていることが重要といえそうです。
求人ごとの詳しい内容についてはコンサルタントにご相談ください。

タイズの強み

  • メーカー特化型エージェント
  • 技術職への深い知見
  • メーカーとの太いパイプと
    転職支援実績

2.募集している求人情報、職種

2-1.募集している求人情報

現在HPに公開している求人はありませんが、タイズでは非公開求人をご紹介することができます。
ご興味をお持ちの方は、以下のボタンよりご相談ください。

3.グンゼへ転職する方法、成功させるコツ

3-1.求められる人材

求められる人材イメージ

選考対策の前に、まずはグンゼが求めている人材を把握しましょう。採用サイトには以下のように記載されております。

まずは「自分がやってみる」、
そんな最初の一人を
求めています。

考え込むより
まず行動にうつしてやってみる人

指示されるよりも早く、自発的に動く
何事にも好奇心を持つ
失敗を恐れず、思い切った決断をする

グンゼでは、「真っ先に飛び込んでいく」
ファーストペンギンとなるあなたをお待ちしています。

参考:グンゼ|求める人財像

同社は、創業120年以上の歴史を持ちながら、人々の役に立つという社会貢献の志からぶれずに、時代のニーズに合わせて事業変遷をさせながら成長してきています。
社会貢献の志が高く、かつ時代の流れや環境変化に対応し、新しい挑戦や積極的な改革を提案できる人物が求められるといえるでしょう。

3-2.選考の流れは?適性検査は必要?

選考は以下の流れで進行します。

  1. 応募
  2. 書類選考
  3. 1次面接:オンライン、WEB適性検査
  4. 2次面接:対面(大阪本社等)
  5. 内定

※応募~内定まで最短1カ月程度を想定しております
※内定後のカジュアル面談も実施頂けます

3-3.選考対策について|書類選考・面接

通過しやすい書類作成のポイントや、グンゼの面接でよくされる質問、傾向などは、タイズに申し込みいただければ詳しくお伝えさせていただきます。
タイズは書類選考・面接の通過率が非常に高いので、ぜひ一度ご相談ください。

3-4.転職を成功させるコツは?タイズから応募するメリット

これまで高い転職決定率で何人もグンゼへ転職成功させている担当コンサルタントに、転職成功のコツを確認しました。

前原 勇馬

担当コンサルタント
前原 勇馬

繊維事業から始まり、「こんなところに!グンゼ」といわれるほど幅広い事業を展開してきた同社は常に新しい風をもとめています。選考のポイントは、入ってからのビジョンを話せるかどうかです。グンゼで今までの自分の経験をどう活かして、どう活躍したいか、引っ張っていきたいか、攻めの姿勢があるかを問われます。企業研究はもちろんのこと、それを踏まえた上で自分なりのビジョンを論理だて説明できるように準備しておくことをお勧めします。自分なりの考えたビジョンに不正解はありません。面接は堅苦しい雰囲気ではなく、話しやすい雰囲気の中で進みますので、ぜひ面接官と熱く語れるよう楽しんで臨まれると良いでしょう。

Webサイトで記載できる内容は限られてしまいますが、求人へのご応募・転職支援サービスのお申し込みをいただければ、もっと具体的な情報をご提供させていただきます。

日々、グンゼとやりとりしているコンサルタントが、

  • グンゼが求める人材
  • 現在の状況や想定される年収
  • 応募書類や面接のアドバイス

など詳細にアドバイスさせていただきますので、転職をご検討の方はお申し込みください。

4.平均年収や福利厚生について

転職イメージ

4-1.年収は?

2024年3月31日現在の平均年収は約619万円です。

過去入社者の実績では、年収は約40歳(非管理職)で760万円という一例もあり、管理職になればさらに上がるケースもあり入社後も年収UPが見込めます。

参考:グンゼ|有価証券報告書

賞与は6月・12月の年2回の支給で、給与以外の手当としては通勤手当や住宅手当、家族手当、時間外手当、単身赴任手当があります。

参考:グンゼ|募集要項・Q&A

タイズから入社した方の年収例をお伝えすることも可能です。
興味をお持ちの方は、以下のボタンよりご相談ください。

4-2.平均年収の推移は?

過去4年間の平均年収の推移は以下のとおりです。
平均年収は600万円前後で安定しています。

2021年3月 2022年3月 2023年3月 2024年3月
平均年間給与 600万円 595万円 606万円 619万円

参考:グンゼ|有価証券報告書

4-3.福利厚生は充実している?

グンゼならではの福利厚生が非常に充実しています。

以下の制度が導入されています。

独身寮・社宅
通勤圏内に自宅等がない場合、独身寮や家族向けに社宅を貸与しています。独身寮は独立洗面台の完全個室で、少ない個人負担で入居することができます。(※入居には要件あり)

住宅補助制度
通勤圏内に自宅等や独身寮・社宅がない場合は、少ない個人負担で借上げ物件に入居することができます。(※入居には要件あり)

従業員特典
公式オンライン通販サイト「グンゼストア」では、従業員割引で様々な下着やストッキングなどを購入することができます。また、全国各所にあるグンゼのスポーツ施設も格安で利用することができます。

退職金制度
退職一時金・確定給付企業年金・確定拠出年金の3制度

特に退職金3制度に関しては、かなり充実した制度となっています。

参考:グンゼ|福利厚生・人財育成

タイズの強み

  • メーカー特化型エージェント
  • 技術職への深い知見
  • メーカーとの太いパイプと
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5.グンゼとは?企業概要や事業内容について

5-1.グンゼってどんな会社?

グンゼは製糸会社を創業したところから始まり、靴下をはじめとしたアパレル製品の生産を開始しました。その後新素材の用途開発、メディカル材料の開発がスタート。現在では、アパレル事業だけでなく、機能ソリューション事業、ライフクリエイト事業、メディカル事業の4本の事業を柱に、新たな価値の創出を目指した製品開発を行い、人々のQOL向上に取り組んでいます。

創立 1896年(明治29年)8月10日
代表者 代表取締役社長 佐口 敏康
本社所在地 大阪府大阪市北区梅田二丁目5番25号 ハービスOSAKAオフィスタワー
拠点一覧 綾部本社(京都・登記上の本店)、東京支社、事業部(大阪・京都)、研究所(滋賀・京都)、工場(愛知・滋賀・京都・兵庫)
売上高<連結> 132,885百万円 (2023年4月1日~2024年3月31日)
従業員数 1,449名<単体> 4,883名<連結> (2024年3月31日現在)
資本金 26,071百万円

参考:グンゼ|事業の成り立ち
グンゼ|会社概要

5-2.事業内容について

グンゼといえば「アパレル」というイメージがあるかもしれませんが、実はプラスチックフィルムや縫合糸や骨接合材などのメディカル製品、地域に密着したショッピングセンターの運営など幅広い事業展開をしています。

各事業の概要と、2023年度の売上高構成比および営業利益構成比は下記のとおりです。

機能ソリューション事業

売上高構成比:36.7%
営業利益構成比:58.4%
プラスチックフィルム、電子部品、エンジニアリングプラスチックス、機械類などを展開しています。
加熱することで容器にあわせて自由自在に収縮するシュリンクフィルムの国内シェアは約30%となっており、ペットボトルのシュリンクフィルムの約3本に1本がグンゼのフィルムを使用しています。
また、車のシームレスベルトは高い国内シェアを保持しています。そしてOA機器部材の転写ベルトでは国内トップシェアを誇ります。営業利益が高い事業分野です。

ライフクリエイト事業

売上高構成比:9.5%
営業利益構成比:8.1%
不動産の賃貸および売買、スポーツジム運営、緑化樹木等を行っています。

メディカル事業

売上高構成比:8.8%
営業利益構成比:19.3%
近年では国内初の生体吸収性縫合糸の開発から、骨接合材や人工皮膚等の医療機器の展開によりメディカル事業を拡大させています。

アパレル事業

売上高構成比:45.0%
営業利益構成比:14.2%
日々の生活に寄り添ったインナーウエア、レッグウエア、ライフスタイルウエア、そして繊維資材を展開しています。繊維資材の分野では、衣料用から自動車のエアバッグ縫製用ミシン糸といった各種産業資材まで、幅広く提供しています。

参考:グンゼ|製品・サービス
グンゼ|有価証券報告書
グンゼ|キーワードで見るグンゼ

5-3.理念は?

ここではグンゼの経営理念と社是をご紹介します。
HPに記載されている内容は以下のとおりです。

経営理念

私たちは「人間尊重」「優良品の生産」「共存共栄」という創業の精神を経糸(たていと)に、「社是」の実践を通じて、
社会からの期待に誠意をもって柔軟に応えることを緯糸(よこいと)として、社会に貢献してまいります。

社是

  • 優良品の提供に徹し 社会に貢献する
  • 誠意をつくし 信頼の輪をひろげる
  • 若さと創意をいかし 世界の一流をめざす

参考:グンゼ|経営理念

良い製品を作ることで社会に貢献し、新しいことにも積極的に挑戦するグンゼならではの経営理念と言えますね。

5-4.特徴や強みは?

男性用下着ではトップクラスのシェアを持ち、インナーウエアやストッキングといったアパレル事業のイメージが強い同社ですが、実は包装用プラスチックフィルムやエンジニアリングプラスチック、タッチパネルといった機能ソリューション事業の営業利益が大きいです。

中でもOA機器向けの中間転写ベルトは、グローバルトップシェア。他にもペットボトルのラベル(シュリンクフィルム)は国内シェア30%。またメディカル分野にも強みがあります。「糸」から始まっている同社は、実は国内初の生体吸収性縫合糸の製造・販売を実施。この糸は体内で吸収されるため抜糸が不要となり、患者さまの負担を軽減しています。

参考:グンゼ|キーワードで見るグンゼ
グンゼ|数字で見るグンゼ

5-5.今後の展望は?

メディカル事業を成長牽引事業に位置づけ、成長拡大を目指します。
事業戦略として、生体吸収性製品を中心とした自社製品比率の拡大や海外比率の拡大、新製品比率の拡大に取り組んでいく方針です。また、2025年2月を目標に綾部工場敷地内に新工場(第三工場)の建設と、開発力強化のための研究開発施設の増強を実施します。

さらに、エンジニアリングプラスチックス事業、プラスチック事業、アパレル事業での収益拡大も目標に掲げています。
エンジニアリングプラスチックス事業では医療・半導体分野での需要増に対応するため、2025年3月完成を目標に主力である江南工場を拡張しています。
また、プラスチック事業では資源循環型工場の本格稼働とリサイクルセンター設置を進めていきます。

参考:グンゼ|2024年3月期決算説明資料

5-6.業績について

グンゼの業績は2024年も増益で、好調であり安定しています

以下は2021年3月期から2024年3月期までの業績の推移です。
2021年3月期に比べ、2024年3月期は売上高、営業利益ともに伸びています。

2021年3月期 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期
売上高 123,649 124,314 136,030 132,885
営業利益 4,673 4,880 5,812 6,777

(単位:百万円)

メディカル事業は特に増収増益となっています。主力の国内医療用途市場の回復に伴い、癒着防止材など新製品の市場浸透が進んでいることや、生体吸収性製品が伸長していることが増収増益につながっています。挑戦を続けていくグンゼの業績は安定しているとみられます。

参考:グンゼ|2024年3月期(128期)決算説明資料
グンゼ|財務・業績ハイライト

タイズの強み

  • メーカー特化型エージェント
  • 技術職への深い知見
  • メーカーとの太いパイプと
    転職支援実績

6.社風や企業文化、労働環境について

6-1.残業は多いの?有給休暇も取得できる?

2023年度の平均残業時間は6.63時間/月、有給休暇の取得率は74.5%

平均残業時間は6.63時間/月と比較的少ないうえ、平均有給取得日数が14.9日となっています。有給休暇は半日単位・時間単位の取得も可能です。また、3日連続の有給休暇を取得することを奨励しており(3daysOFF)、ワーク・ライフ・バランスを実現させやすい環境です。

勤続10年目で連続3日間の休暇、勤続25年目で連続5日間の休暇とお祝い金を支給するリフレッシュ制度も導入されています。

参考:グンゼ|ESGデータ一覧
グンゼ|数字で見るGUNZE
グンゼ|福利厚生・人財育成
グンゼ|募集要項・Q&A

6-2.グンゼはどんな風土、企業文化の会社?

日々、グンゼに訪問し、直接社員の方とコミュニケーションしている弊社担当コンサルタントに聞きました。

前原 勇馬

担当コンサルタント
前原 勇馬

「優良」な製品やサービスを提供できるのは、「優良」な人財であると定めており、人を大切にする企業です。社員は誠実で穏やかな方が多く、外国籍の方も活躍されており、国籍、性別問わず、非常にアットホームな会社です。人を伸ばす風土があるからこそ、繊維事業から始まりこれまで多様な事業を展開してきました。自分のビジョンは持ちながら、周囲とのコミュニケーションや協働を大切にされる方が風土としてはマッチしているかと思います。

6-3.転勤はあるの?

グンゼは国内に複数の事業所・研究所があるため、職種によっては転勤の可能性はあります。

6-4.平均年齢や平均勤続年数は?

2021年3月期から2024年3月期までの平均年齢と平均勤続年数の推移は以下のとおりです。
2024年3月期の平均年齢は43.5歳で、平均勤続年数は20.0年と、長く働ける環境であるといえます。

年度 平均年齢 平均勤続年数
2021年3月期 43.5歳 20.2年
2022年3月期 43.7歳 20.2年
2023年3月期 43.3歳 19.7年
2024年3月期 43.5歳 20.0年

参考:グンゼ|有価証券報告書

6-5.女性でも働きやすい?活躍できる?

働く女性イメージ

女性が活躍できる環境です

2023年度の各項目に占める女性の割合は以下のとおりです。
新規採用は女性が半数を占めており、管理職の割合も年々増加しています。

女性の割合
全従業員 33.8%
管理職 7.0%
採用数 51.8%

参考:グンゼ|ESGデータ一覧

育児休暇の取得率は女性100%、男性42%となっています。
育児との両立をサポートする制度としては、2歳までの育児休職や小学校3年生までの短時間勤務、子の看護休暇などを利用することができます。また「仕事と家庭の両立支援サポート面談」があり、妊娠期から復職後まで5回行っています。

介護の場合も休職や短時間勤務、介護休暇が導入されています。

参考:グンゼ|数字で見るGUNZE
グンゼ|ESGデータ一覧
グンゼ|福利厚生・人財育成

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グンゼへの転職をお考えの方へ

グンゼは歴史のある老舗企業ですが、中途採用も一部募集しているため、取り組み方次第で転職は十分可能です。

転職をご検討されている方は、グンゼを詳細まで知り尽くしているタイズまでご相談ください。
コンサルタントが転職をサポートさせていただきます。


タイズの強み

  • メーカー特化型エージェント
  • 技術職への深い知見
  • メーカーとの太いパイプと
    転職支援実績

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