中途採用は積極的に行われています。

過去2年間の中途採用比率は以下のとおりです。
正規雇用者の3～4割を占めており、積極的に中途採用が行われていることが分かります。

背景としては、中期経営計画 第Ⅲ期にて「xEV（電動車）」「産業機器」「電力・環境省エネ」の3つを重点事業とする中で、それらのニーズに対応するための増員が挙げられます。

	2022年度	2023年度
中途採用比率	32%	41%

参考：指月電機製作所|キャリア採用基本情報

エンジニア職ではスキルや実務経験が必要

指月電機製作所の求人のうち、品質管理、要素開発/商品開発などの職は、専門性が高いため、一定のスキルや実務経験が求められます。

また、営業職に関しても、メーカーでの有形商材の営業経験が必要です。
ただし、求人によって求められるスキル経験は異なります。

続いて、中途採用における求める人物像について見ていきます。選考対策の前に、まずは指月電機製作所が求めている人材を把握しましょう。
公式ページには、以下のように記載されています。

指月電機製作所は、自ら考えて動ける「主体性」と「チャレンジ精神」がある方を求めていると言えそうですね。

選考は以下の流れで進行します。

※応募職種によって変更の可能性があります。応募者様のご都合によりますが、応募から内定までは平均1ヶ月程度です。ただし、2週間程度（応募された週に一次面接、翌週に二次面接）で完了したケースもあります。

タイズでは、応募開始から内定まで、最短28日の実績がございます。
また、平均すると、25～40日程度となっております。

指月電機製作所では応募者様のこれまでの経験を重要視されています。指月電機製作所と異なる事業内容の企業様に従事されていても、活かされるような経験があるのかを見ています。
例1） 営業の場合
主体的な動きにより大きな案件獲得
例2） 品質保証の場合
ISO9001、IATF16949に基づく監査対応経験など

自らの提案で何かを成し遂げたなどご自身がどれだけ主体的な働きをされていたかなどもポイントとなります。

また、応募ポジションに関する知見をお持ちであるとわかるように、「コンデンサ」などの、「指月電機製作所ならでは」なキーワードを盛り込んだ職務経歴書にしていただければ、そのご経験を評価され、書類選考を通過できる可能性が高くなるものと思われます。
また、業務に対して主体的に取り組んでこられたエピソードや自己PRが記載されていると、より評価されやすいかと思います。

通過しやすい書類作成のポイントや、指月電機製作所の面接でよくされる質問、傾向などは、タイズにお申し込みいただければ、詳しくお伝えさせていただきます。

タイズは、書類選考・面接の通過率が非常に高いとご好評いただいているので、ぜひ一度ご相談ください。

これまで高い転職決定率で何人も指月電機製作所へ転職成功させている担当コンサルタントに、転職成功のコツを確認しました。

Webサイトで記載できる内容は限られてしまいますが、求人へのご応募・転職支援サービスのお申し込みをいただければ、もっと具体的な情報をご提供させていただきます。

日々、指月電機製作所とやりとりしているコンサルタントが、

• 指月電機製作所が求める人材
• 現在の状況や想定される年収
• 応募書類や面接のアドバイス

など詳細にアドバイスさせていただきますので、転職をご検討の方はお申し込みください。

長年培ってきた技術を核に＜コンデンサ・モジュール事業＞と＜電力機器システム事業＞の2部門で事業を展開しています。「お客様のご要望に応じたカスタムオーダーの商品作り（多品種少量生産）」を行っています。

創業	昭和14年（1939年）3月10日
代表者	代表執行役社長 　足達 信章
本社所在地	〒 662-0867兵庫県西宮市大社町（たいしゃちょう）10番45号
拠点一覧	本社、東京支店、関西支店、中部支店、仙台営業所、日立営業所、広島営業所、福岡営業所、海外営業部
売上高	連結：26,305百万円（2024年3月現在）
従業員数	326名＜指月電機グループ合計　1,474名＞（2024年4月1日現在）
資本金	5,001,745,595円（2025年3月31日現在）

社名の由来：『指月（しづき）』の社名は、創業者 山本重雄が長州（現在の山口県）の出身であること、また幕末長州藩の一代家老として藩政改革で功を成した村田清風が先祖にあたることから、毛利家歴代の居城である萩城（指月城）から名をお借りしたことが命名の由来です。

参考：指月電機製作所|会社概要
指月電機製作所|営業拠点

続いて、事業を見ていきましょう。指月電機製作所が展開している事業は以下のとおりです。

１，コンデンサ・モジュール

コンデンサを、部品やモジュールの形で提供しています。産業機器から自動車、家電機器に至るまで幅広い市場に向けた製品提供を、ラインの構築から手掛けています。各種インバータに適した電気の安定化やノイズの除去などをとおして、社会の電気エネルギーマネジメントの一翼を担っています。

【主な用途と商品】
＜産業機器用＞電鉄車両、高圧モータドライブ装置、直流送電システム、風力・太陽光発電シス
テム、無停電電源装置、溶接機、誘導加熱装置等
＜自動車用＞xEV駆動用インバータ、DC-DCコンバータ、DC-ACインバータ、電動コンプレッサ、
カーオーディオ、オルタネータ等
＜家電用＞IHジャー、IHクッキングヒーター、換気扇、エアコン、ファンヒーター、給湯器、
空気清浄機、除湿器等
＜その他＞エレベーター、電子顕微鏡、医療機器（MRI、CT、レントゲン装置等）、ポンプ等

２，電力機器システム

工場やビルなど大電力を扱う施設に向けて、電力品質の向上や省エネに貢献する製品を提供しています。コンデンサ・リアクトルをはじめ、ますます高まる環境保全・省エネのニーズに対応。力率（電力供給の効率を示す値）改善や瞬時電圧低下補償など、多様な製品を展開しています。

【主な用途と商品】
力率改善装置、高調波抑制装置、瞬時電圧低下補償装置､鉄道き電設備、蓄電器一体型DC-DCコンバータ等

指月電機製作所のコンデンサはエネルギー社会の必需品です。新幹線や電車、自動車、家電、エレベーター、工場、変電所、病院、太陽光発電、農業機械など、身近かつあらゆる分野で活躍しています。高シェア商品も多数あるのが特徴です。

参考：指月製作所 |会社概要

続いて指月電機製作所の経営理念を見ていきましょう。HPでは、下記のとおり掲載されています。

指月電機製作所の人を大事にする社風と、ものづくりによる「社会性の貢献」を伺えます。

フィルムコンデンサの国内トップシェアの実績

やはり、フィルムコンデンサで高いシェアを持っていることが強みと言えます。

新幹線用コンデンサや換気扇用コンデンサについては国内トップシェア。
その他用途のコンデンサについても高いシェア率を誇っています。

続いて、今後の展望について見ていきましょう。HPでは、中期経営計画 第Ⅲ期のテーマとして以下のように掲載されています。

中期経営計画 第Ⅲ期のテーマは「企業価値向上に向け融合からシナジーへ」です。電気エネルギーの有効利用を支え、社会の持続的成長に貢献することをミッションに掲げています。そのために、以下を目標としています。

・顧客のニーズを超える製品競争力（技術・品質・コスト）を獲得
・電気エネルギーマネジメント（省エネ、電力品質など）における多様なニーズに応えるソリューション企業となる

参考：指月電機製作所|中期経営計画 第Ⅲ期方針説明会

展望の背景として、2019年4月に社長が交代し、足達信章（あだちのぶあき）氏が就任され、それ以降現社長の方針では挑戦する人を応援する風土づくりを推進されております。

2023年度の指月電機製作所の売上は263億円です。

以下は、過去5年間の売上と営業利益です。

業績は安定しており、今後も安定的な売上・収益が続くと予測できます。
国内の設備投資の伸長を背景として、電力機器システム部門の製品を中心とした環境省エネ市場の売上が好調に推移した結果が、業績の好調の要因となっています。

	2019年度	2020年度	2021年度	2022年度	2023年度
売上	23,597	21,827	23,874	26,127	26,305
営業利益	1,182	698	996	937	1,098

（単位：百万円）

参考：指月電機製作所|財務ハイライト