「現状維持バイアス」を認識する

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このブログではいろいろな考え方を発信しています。

皆さんは常に色々な情報を得ていて、
その時、その時で「そうだ、やろう!」と思うことは何度もあると思います。

しかし、繰り返し話しているように、行動しなければ、厳しい話ですが、0なんですよね。
一方で、「なんで私は行動できないんだ」と落ち込む必要もありません。

なぜなら誰しも「現状維持バイアス」がかかっているからです。

以下はネット上で出ていた「現状維持バイアス」に関する説明です。

あなたは、自分を変えたい、変わりたい!と思っていますか?
人は、変わりたいと思いながら、なかなか変われないものですよね。

新しいことに取り組んだり、今やっていることを止めたり。
変えたいと思いながらも、なかなか変えることができません。

これは、ほとんどの人が感じていることです。

そして、変えられないからと言って、嘆く必要はありません。
実は、人間という生き物は、現状を維持しようという性質を持っているのです。

例えば、勉強や運動は、より良い自分になるためには、絶対にやったほうがいいとわかっています。
でも、なかなかできない。なぜでしょうか?

それは、「今の状態が心地良いから」なのです。

人間は、本質的に変化を好みません。
「慣性の法則」というのを聞いたことはありますか?
ボールを転がしたときに、もし摩擦などの抵抗がなければ、
永遠に転がり続けるというものです。
現状維持をしたがる私たちには、「人生の慣性の法則」が働いていると言えます。

心理学ではこれを「現状維持バイアス」と呼んでいます。
あなたの毎日は、これまでの人生の何十年をかけて造り上げられた、一種の「システム」です。
そして3日続けるのがやっとで挫折してしまうのです。

これを防ぐには、変化の幅を小さくして、少しずつ変えることが重要です。

早起きを例えにするなら、いつもより 15 分早く起きてみる。
それが3日続けられたら、さらに 15 分早めてみる。
これを繰り返すことで、早起きもラクにできるようになります。

あなたも、何か変えたいことがあるのなら一気に変えるのではなくて、
小さく変えることを試してみてください。

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