【ハイアール/AQUA】中途採用状況・面接のポイント・社風などをR&Dセンターのキーマンにインタビュー

ハイアールアジアR&D株式会社へインタビュー

冷蔵庫商品開発本部 商品開発グループ ディレクター 山川貴志 様

冷蔵庫商品開発本部 商品開発グループ シニアマネージャー 石田貴志 様

世界100カ国以上で事業展開するグローバル家電メーカー ハイアールの日本法人企業「ハイアールアジアR&D株式会社 熊谷R&Dセンター」の事業内容や中途採用について、インタビューさせていただきました。

01. 事業や製品の強みについて

ハイアールアジアR&D株式会社 熊谷R&Dセンター

御社の事業内容についてお聞かせください。

山川様:弊社は世界100カ国以上で事業を展開し、大型白物家電分野において11年連続で世界シェアNo.1を達成しているハイアールグループの日本における開発拠点として設立されました。

R&Dセンターでは、主に日本発のオリジナルブランド「AQUA」の製品開発を行っていますが、中国・東南アジア、中東、欧州、インドなどグローバル市場に向けた新製品を開発することもあります。

国内では京都と埼玉にR&Dセンターがあり、ここ熊谷R&Dセンターでは家庭用冷蔵庫の設計・開発を行っています。

商品開発で大切にしていることは何ですか。

山川様:一番大切にしているのは、ユーザー目線です。AQUAのブランドコンセプトとして「心地よさ、という品質」を掲げています。日常での使い心地を重視し、使って楽しくなる商品づくりを目指しています。

世界中にあるハイアールグループとの交流はありますか。

山川様:ハイアールグループは日本では「Haier」、「AQUA」ブランドを展開していますが、中国では青島本社の開発部門が「Haier」、「Casarte」、「Leader」の3ブランドを展開しています。またアメリカのGE Appliances、イタリアのCandy、ニュージーランドのFisher & Paykelといった世界中にある各グループ企業との技術交流を頻繁に行うことで、シナジーを発揮して、事業を発展し続けています。

また、大型白物家電分野では世界シェアNo.1グループなので、製品ラインナップも豊富にあります。各国の技術力や商品力を活かして日本市場でも順調に事業を拡大しています。

今後の事業展開についてお伺いします。

山川様:これまで弊社では、中型・大型クラスの冷蔵庫開発を得意としてきました。加えて最近では、TZシリーズやVZシリーズといった400リッター以上の超大型クラスの冷蔵庫を商品展開し、市場からも好評を得ています。

今後はこのような超大型冷蔵庫にも力を入れていきたいと考えています。

製品の強みについてお聞かせください。

山川様:TZシリーズでは、著名なプロダクトデザイナー深澤直人氏にデザインをお願いし、意匠的な特徴に大きな強みを持っています。また。こうしたユニークな商品を提供することで日本市場での存在感は年々増していると考えています。アクア社 冷蔵庫画像

売価と機能の関係についてはどのように考えていますか。

山川様:低い売価を設定しても、機能を落とせばユーザーの満足度は下がってしまいます。ユーザーのメリットを確保しつつ、グローバルな調達力を活かすことで、より高い機能・品質とお求めやすい価格の両立を心がけています。

02. 仕事のやりがいや教育・研修について

取材を対応いただいたキーマンのお二人

新商品プロジェクトのスパンはどれくらいですか。

山川様:新商品だと1年半から2年くらいですね。

技術者は同時に複数のプロジェクトに関わりますか。

山川様:新商品でもシリーズ化して、複数のモデルを並行して進めたり、マイナーチェンジだといくつものモデルを同時に担当している人もいます。

中途入社の割合はどれくらいですか。

山川様:2~3割くらいだと思います。

石田様も中途入社とお聞きしましたが入社動機は何でしたか。

石田様:洗濯機の開発をしてみたいと思ったからです。ただ、洗濯機の開発職で入社しましたが、今は冷蔵庫を担当しています。もともとR&Dセンターでは洗濯機の開発も行っており、洗濯機の開発部門が京都に移ったのをきっかけに、冷蔵庫の開発部門に異動しました。

それではこれからずっと冷蔵庫を担当されるのですか。

山川様:決まっているわけではありません。希望があれば自分が携わりたい部門へ異動できる可能性はあります。

御社で活躍されるのはどんなタイプの方ですか。

山川様:必要なことは何かを自分で考え、自ら動いてもらいたいと考えています。逆に言えば、主体的に進めていく人に対して止めることはしないので、前向きに積極的に進めていける人には、どんどん仕事が広がって活躍することができると思います。

巨大な組織で「自分のやりたいことができない」と考えている方にとっては特に向いている環境ですね。

山川様:そうですね。弊社ではアイデア会議という社員が経営陣へ直接提案できる会議があり、こういうものが作りたいとアイデアと実用性を出せば、それをカタチにできる機会が数多くあります。

普段の商品開発でも自分がやりたいことをどんどん打ち出して、商品開発に盛り込んでいける環境があります。

仕事のやりがいについてお聞かせください。

山川様:白物家電は生活に密着した商品なので、家電量販店に自分の携わった商品が並んでいると嬉しいですし、やりがいを感じます。

また、ユーザーレビューによってお客さまの意見も直接入ってきます。良い意見があれば嬉しいですし、改善の意見があれば次の開発に活かそうとやる気が出ます。

石田様:冷蔵庫の開発は一見簡単そうに見えますが、実はとても複雑で、実際に開発を始めると技術者としてとてもやりがいを感じます。覚えることもたくさんありますし。それが仕事の魅力であり、やりがいにつながっていると思います。

ディレクター 山川貴志 様

複雑な技術は、先輩の技術者から学ぶのでしょうか。

山川様:弊社には三洋電機時代から冷蔵庫を作って何十年という人がたくさんいます。「こんな冷蔵庫を作ったことがある」など、いろんな知識や経験をもっていて、そういった情報から学ぶことが多いですね。

中途入社の方への教育や育成のポイントについてお伺いします。

山川様:今お話した通り、ベテラン技術者のノウハウや技術は非常に重要なので、それをいかに若い人たちに伝えていくかが育成のポイントだと考えています。

最近はベテラン技術者を講師にして勉強会を開いて、過去の成功事例や失敗事例を学んでいます。特に失敗事例から学ぶことが多いですね。過去にこんな失敗がありましたという話をもとに、次はこうしようといったディスカッションを行っています。

他に外部講師を招いて開発手法の講習会なども行っています。

教育や研修を手厚くされていますね。

山川様:技術の伝承が大事と考えていますので、いかにそれを伝えていくのか、さまざまな仕組みづくりをしています。

そういった研修には希望すれば参加できるのですか。

山川様:業務に活かせる研修であれば積極的に参加してもらっています。

石田様:毎月講習の案内を出しています。興味のある研修があれば、上司と相談の上、参加してもらっていますね。

海外での仕事も経験できますか。

山川様:今は新型コロナウイルスの影響で海外出張は中断していますが、元々海外出張の機会は非常に多いです。弊社の生産工場はすべて海外にあるので、品質管理や量産化、設計段階の打ち合わせも中国やタイ、インドネシアにある生産拠点に出向いて行います。出張は長ければ2~3週間くらい滞在することもあります。

年間でどれくらい海外出張はありますか。

山川様:担当業務によりますが、多い人は100日を超えていますね。

グローバルに活躍したいという方にも適してそうですね。

山川様:そうですね、海外業務を望んで弊社に入社される方も多いですね。

03. 職場の雰囲気や働き方について

熊谷R&Dセンターの職場の雰囲気はいかがですか。

山川様:比較的フラットな関係です。北関東という土地柄もあってか、壁がなく、ざっくばらんな雰囲気です。

飲み会や食事会などは行われていますか。

山川様:部署によりますが、車通勤の人が多いので、それほど頻繁ではないかもしれません。ただチームで海外出張に行った時には、みんなで食事をする機会も多いです。

石田様:それ以外にも、歓送迎会など節目に食事会や飲み会は行われていますね。

コロナ環境下で働き方は変わりましたか。

山川様:もともと海外工場との打ち合わせなどは、よくオンラインで行っていたので設備も整っていましたし、オンライン会議には慣れていました。国内の会議でもオンライン化が増えていますが、特にやりづらい、業務に支障が出るといったことはないですね。

04. 求める人材や選考で見ているポイントについて

シニアマネージャー 石田貴志 様

求める人材についてお聞かせください。

山川様:何事にも前向きに取り組めることが基本です。どんな仕事でもチャレンジする目標を立てることはできると思うので、そういう姿勢が感じられる方を求めています。

また、私たちはグローバルなグループ企業なので、日本市場だけではなくて、世界市場を意識した商品開発をしたい方にも来ていただきたいですね。

石田様:姿勢と合わせて、人としての協調性や柔軟な対応力、責任感のある方にも来ていただきたいですね。

中途採用の面接ではどういった点を見られていますか。

山川様:何のために転職しようとしているか、転職理由がポイントです。「こんなことがしたい」といった前向きな転職を考えていて、その理由と当社の方向性が合う人とは、一緒に働いていても楽しいですね。

石田様:転職動機と入社目的がしっかりしてないと、また同じように転職を繰り返すケースが多いと思うので、そのあたりはきちんと確認していますね。

人物面では何をポイントに面接していますか。

山川様:先程もお伝えしましたが、物事に前向きに取り組む姿勢です。それは選考書類や面接で垣間見えるので確認するようにしています。

自ら主体的に行動できる方というのは、どのように判断されていますか。

山川様:職務経歴の内容や表現は良く見ています。例えば、指示に従って業務を行いましたということだけでなく、自分から提案した企画がこれだけ上手くいった、そのために何をしたかといったエピソードがあったりすると良いですね。

御社で働く魅力についてお伺いします。

石田様:業務はチーム制で行いますが、一人ひとりが持っている裁量の幅が大きいことが魅力のひとつです。一般的な大企業では川上か川下の一部しか担当しないことが多いですが、弊社では全工程を担当するケースがほとんどですね。自分の技術の底上げができ、経験の幅が一気に広がります。

また、雰囲気はフラットですが、自主性・主体性を重視した環境なので、自分で考えて、自分で動くことが求められます。もちろん、前向きな動きをシャットアウトすることはありません。こうした環境で働きたいと考えている方にとっては魅力的な仕事環境だと思います。

山川様:中国本社やアメリカ、ニュージーランド、イタリアなどの開発拠点との技術交流もあって、各国のいろんな考えの人やいろんな立場の人と接する機会があります。そういったことが好きな人には魅力的な環境だと思います。

海外の方との交流で得られる気付きは何ですか。

山川様:各国で市場が違うことですね。冷蔵庫は各国の食文化に深くかかわるもので、国ごとの食物の違い、食生活の違いが商品に表れています。アメリカのとてつもなく大きな家庭用冷蔵庫を見ると日本との違いが分かって面白いですよ。

日本の冷蔵庫だけを見ているとまったく思いつかないアイデアがあって、それを日本市場で展開する商品に結び付けられたら良いなと思います。

転職を考えられている方にメッセージをお願いします。

山川様:繰り返しになりますが、大型白物家電分野で世界No.1のグループで、こういう商品を作ってみたいという意志のある方にマッチする仕事環境があります。さらに、熊谷R&Dセンターはオフィスがきれいなので、職場環境も抜群に良いです。

石田様:そうですね、熊谷R&Dセンターは新しくて広いオフィスで、ミーティングルームもたくさんあります。建物は管理部門が入る棟と実験を行う棟に分かれており、実験設備にはさまざまな最新設備が揃っています。

ハイアールグループには、優れた技術の実現や事業の成功為には惜しまず投資するという意識が強く、設備投資に積極的ですし、理解があります。設備導入の希望を出せば、必要なものは導入の許可も下りやすい。前向きな技術者にとっては魅力的な環境があるので、みなさんの応募をお待ちしています。

R&Dセンターの執務室

執務室は非常に洗練された空間になっています。

無響室などの実験設備

無響室など実験設備も整っています。

この記事を書いた人

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中田 昌吾

株式会社タイズ

  • 関西メーカーへの高い合格率に自信あり。メーカーへの深い知見、太いパイプを活かした転職のご支援をさせていただきます
  • 「勤務地・給与」といった条件だけではなく「働きごこち・忙しさ・社風」など転職の軸を丁寧にヒアリングさせていただきます。
  • 転職成功者の満足度は92%! ※当社経由でご転職に成功された方へのアンケートより