「加工技術」で応える未来志向のグローバルカンパニー!!NISSHA株式会社のキャリア採用や社風について採用担当者にお話しを伺いました。

NISSHA株式会社
人事部企画グループ グループ長 齋藤明洋様
人事部企画グループ 神村崇志様
人事部企画グループ 小田知佳子様

メーカー専門の転職サイト「タイズ」に求人を掲載しているNISSHA株式会社の人事部企画グループの皆様に、同社のキャリア採用のポリシー、社風について、コンサルタントがインタビューさせていただきました。

■NISSHA株式会社の概要
代表者:代表取締役社長 兼 最高経営責任者 鈴木 順也、本社所在地:京都市中京区、設立年:1946年12月、従業員数:連結5,736人 ※2018年9月末現在

NISSHA株式会社(旧:日本写真印刷株式会社。2017年10月にNISSHA(ニッシャ)株式会社に社名変更)は、多様な製品とサービスを通して世界中に感動を与える未来志向型の企業です。NISSHAの製品は最先端のタッチセンサーや、自動車の内装や家電に使われるプラスチックの成形加飾パーツ、燃料電池車に搭載されている水素センサー、医療機器など多岐にわたります。同社は1929年の創業時から積み上げてきた技術を発展・進化させ続け、現在は4つの事業がさまざまな分野で豊かな生活の実現に貢献しています。

NISSHAインタビュー1

人事部企画グループ グループ長 齋藤明洋様

 インタビュー

齋藤様はなぜ御社に入社を決められたのでしょうか?

齋藤様:もともと本が好きでしたので、就職活動では印刷業界を志望し、応募企業の中の1つにNISSHA株式会社(以下、NISSHA)がありました。当時はインターネットで企業情報が手に入る時代ではなく、そんな中で、NISSHAは他社と比べて、採用担当者やOBの方とお話しする場を多く持たせてくれました。また、NISSHAはOB訪問など選考の早い段階で企業の中に入ることができましたので、職場の雰囲気や社風を感じることができました。実際の面談でも、基本的には何でも質問に応えてくれましたし、本音で学生の私と向き合ってくれている印象がありました。人事の方からの情報量・OB訪問・職場の雰囲気を知れたことなど、他社と比較して情報量が多く、判断材料をたくさんいただけましたので、「ここでなら長く働けそうだ」とイメージできたこと、また内定を1番最初にいただいたこともあり、入社を決めました。

ご入社されてから現在まで、どのようなキャリアステップを歩まれてきたのでしょうか?ご経歴をお伺いしたいです。

齋藤様:1997年に新卒で入社しました。入社後は、紙の印刷分野の事業部(現在は日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社が担当する情報コミュニケーション事業部門)に配属希望を出し、その事業部の営業として東京支社に配属されました。2年間、大手出版社や建築誌など専門誌を発行する中小出版社に営業を行った後、1999年からは京都本社の人事部に異動になり、新卒採用と人事システムの運用業務を担当しました。

2004年からは総合経営戦略室に異動し、中期経営計画に携わるなど管理系業務を担当しておりました。その後、総合経営戦略室は経営戦略本部という部署に発展し、そこでは経営企画業務を担当しておりましたが、2006年には、設立されたばかりの広報室と兼務することになり、2007年に広報部と改称されるとともに主務として本格的に広報業務に取り組みました。

そして2014年の4月、現在の人事部に異動になりました。当時は採用・教育を担当する人材育成部と、それ以外の業務を担当する人事部の2つがあり、私は人事部に配属されました。今年の1月に部門編成が変わり、人事部と人材育成部が統一されたことをきっかけに、現在は採用や昇格運用を担当するようになったというのが系譜です。

人事部以外にも営業、広報、経営企画など様々な部署でご経験を積まれてこられたとのことですが、実際、御社では様々なことにチャレンジできる環境が広がっていると感じておられますか?

齋藤様:そうですね。当社では、例え職種が変わらなくても、同じ環境で同じことを繰り返すのではなく、変化し続け、成長することを大切にしています。例えば営業であっても、お客さまを変える、製品を変える、エリアを変えるなど、職種を変えなくても、営業スキルを発揮する場面や、業界・製品を変えてチャレンジできる人、というのは新卒・キャリア採用共通で当社が求める人材です。

NISSHAインタビュー2

人事部企画グループ 神村崇志様

御社の事業分野についてお伺いしたいです。

齋藤様:現在、NISSHAグループは「産業資材」「ディバイス」「メディカルテクノロジー」「情報コミュニケーション」の4つの事業を展開しています。

産業資材事業は素材を成形と同時に彩る独自技術、「成形同時加飾技術 IMD、IML※1」や「印刷関連資材 蒸着紙※2」を主力製品とし、主に樹脂の表面にデコレーションを加えるような事業分野です。

ディバイス事業は、主力製品であるフィルムタッチセンサー※3や、ガスセンサー※4を取り扱っています。

メディカルテクノロジー事業は海外拠点が中心となって、医療機器とその関連分野の製品をグローバルに生産・販売しています。

情報コミュニケーション事業は、祖業からの紙の印刷物にとどまらず、お客さまのコミュニケーション戦略全般をサポートする製品・サービスを提供しています。

NISSHAインタビュー3

※1 成形同時加飾技術 IMD、IMLについて(公式HPより)
絵柄を印刷したフィルムを用いて、自動車や家電の内外装となる3D形状の樹脂表面に、機能やデザインを付加する加飾技術。

 NISSHAインタビュー4
※2 蒸着紙について(公式HPより)
優れた印刷適性と意匠性で、飲食料品や日用品のラベルやパッケージに広く採用されているメタリック調の特殊紙。

 NISSHAインタビュー5

※3 フィルムタッチセンサー(静電容量方式タッチセンサー)について(公式HPより)
スマートフォンやタブレット端末、携帯ゲーム機、産業機器、自動車などに幅広く採用。表面に指で触れると生じる静電容量の変化を、センサーが感知することで位置を認識。

 
NISSHAインタビュー6

※4 ガスセンサーについて(公式HPより)
目に見えないガスの存在を調べることができるセンシングデバイス。
一酸化炭素(CO)中毒やガス爆発防止用のガス警報器、また空気清浄機やエアコンなどにも搭載。

御社の事業は過去からずっと変化しつつ、今の「ディバイス」も過去からの変化を経て現在の姿になっていると伺いました。

齋藤様:1970年に電子部品事業に参入をしました。当時は現在取り扱っているタッチパネルの他に、リードフレームやプリント基盤など、電子部品の多角化を行っていました。紆余曲折を経て、現在はタッチパネルが主力製品となっていますが、このように、同じ事業部の中でも製品分野は変化しており、また、お客さまも変化していきます。そういう意味で、当社の事業分野は環境変化が大きいと思います。

 

NISSHA4つの事業分野(公式HPより)

 

事業の競争環境の変化は採用にも影響しますか?

齋藤様:そうですね。例えば1998年頃、現在の社長がリーダーシップを発揮し、欧米の携帯メーカー各社に当社の産業資材の製品を売り込み、海外展開を図りました。急速に海外マーケットが拡大するのに伴い、当時は社内に営業ができる社員が少なかったので、2000年に入ってキャリア採用を積極的に行いました。当時、私も採用を担当していましたが、様々な業界・製品で海外営業を経験されてきた方を採用することで、目先の変化に対応するだけでなく、新しい風を入れることによって、中で働く社員の変化のきっかけになればという思いを持っていました。今のキャリア採用でも、この思いは変わりません。

 

御社のキャリア採用の考え方についてお伺いしたいです。

齋藤様:会社の状況や市場環境の変化に合わせて、社内にはないスキルや経験を持った方、変化し挑戦しつづける方を採用したいと思っています。当然、他社を経験しているので、当社とは文化や考え方が違いますが、そういうものを中に持ち込んでいただき、社員の変化を促す役割を期待しています。また、環境変化が激しくなった時に、同じ価値観・能力を持った社員だけでは、乗り越えられません。外から様々な能力・タイプ・経験を持った方にご入社いただき、時代の変化に対して多様化を進めて会社としての耐性をつけることが大事だと考えます。

NISSHAインタビュー6

神村様もキャリア採用でご入社されたとのことですが、外から入ってこられて、どんなところが魅力だとお感じになられますか?

神村様:2015年の10月に人材育成部の採用担当者としてキャリア採用で入社しました。前職よりも会社の規模感が大きく、私の経歴は採用業務がメインではありますが、様々な業務を経験させてもらえるチャンスがあり、今後キャリアの幅を拡げられるような職場環境であるというのは魅力の1つだと思います。現在も、メインの採用業務以外に、昇格や昇進、アセスメントや配置ローテーションなどを担当する機会が増え、業務をこなせるようになってきましたので、非常に仕事が面白いですね。

御社の社風や特徴についてお伺いしたいです。

齋藤様::当社は、例えば大学閥など、そういったしがらみがまったくありませんので、キャリア採用者の方に対しても、新卒採用者との区分けをされるようなことはありません。昇格の差もなく、誰がキャリア採用者で新卒採用者なのかわからないくらいです。キャリア採用者が非常に馴染みやすい職場だと思いますね。

神村様:当社は社長含めた役員と一般社員との距離感が近く、役員の方がフランクに接してくださったり、考えを聞いてくださったりしますので、皆さん「やわらかくて、穏やかな社風」だと言われますね。

NISSHAインタビュー7

最後に、これから御社へ応募される方へ向けてメッセージをお願いします。

齋藤様:積極的に行動する人、「こんなことがしたい」という思いを持っている人に是非ご入社いただきたいですし、当社としてもチャレンジ精神のある方を伸ばしていく方針です。自分で考えて、積極的にチャレンジができる会社なので、職種に限らず是非来ていただければと思います。ご応募お待ちしております。

本日は貴重なお時間を頂きまして、ありがとうございました。

―担当コンサルタントより―
本当に皆さまお優しい方で、和やかな雰囲気で取材をさせて頂く事が出来ました。
技術力を活かして、うまく事業を変化させながら発展してこられたNISSHA株式会社。
インタビューの中でも「変化のある会社」と仰っておられましたが、様々な変化に対して柔軟な考えが根付いているのではないかと感じました。
「出る杭はもっと出ろ」という事を経営層から言われることがあるそうですが、どんどんチャレンジをしていきたい方には是非とも出会って頂きたいと思いました。

SNSでシェア

この記事を書いた人

プロフィール写真

神田 康平

株式会社タイズ

  • 関西メーカーへの高い合格率に自信あり。メーカーへの深い知見、太いパイプを活かした転職のご支援をさせていただきます
  • 「勤務地・給与」といった条件だけではなく「働きごこち・忙しさ・社風」など転職の軸を丁寧にヒアリングさせていただきます。
  • 転職成功者の満足度は92%! ※当社経由でご転職に成功された方へのアンケートより

送信中です