パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社の中途採用について、採用ご担当者にお話を伺いました。

※2019年4月から組織体制変更

≪エントランスにて撮影≫

パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社

メーカー専門の転職サイト「タイズ」に求人を掲載しているパナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社(以下、AIS社)のキャリア(中途)採用ご担当者に、コンサルタントがインタビューさせていただきました。

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インタビュー目次

(1)パナソニック㈱AIS社とは?

(2)AIS社のキャリア採用について
1キャリア入社者に求めるもの
2キャリア採用選考の考え方について
3入社後のキャリアパスについて

(3)転職の考え方と、応募を検討されている方へのメッセージ

(1)パナソニック㈱ AIS社とは?

パナソニック㈱は家電メーカーという印象がありますが、その中でのAIS社の位置づけについて教えて下さい。

パナソニック㈱は総合電機メーカーと呼ばれており、4つの事業領域、すなわち「家電」「住宅」「車載」「BtoB」の4事業に注力しています。それらの内、AIS社は、車載およびBtoBを担当する社内カンパニーです。他に、アプライアンス社、エコソリューションズ社、コネクティッドソリューションズ社があり、AIS社は、パナソニック㈱の売上の3分の1以上を占める最大の社内カンパニーとなっています。

≪AIS社 本部部門オフィスにて撮影≫

(2)AIS社のキャリア採用について

1.キャリア入社者に求めるもの

キャリア入社の方に対して求めるものについてお伺いしたいです。

AIS社として大きく事業成長を図るためには、事業や仕事を大胆に変革しなければなりません。そのためには、他社経験を持っていらっしゃる方をお迎えして、変革の起爆剤になってほしいと思っています。当然、スキルやキャリアの面での期待が大きいですが、それだけにとどまらずに、風土面でのプラスの影響を与えて欲しいと思っています。「あの人の挑戦する姿勢は凄いな。違った視点も持っていて、さすがキャリア入社の方だな。我々も負けられない。」といった、良い意味の刺激や緊張感を周りに与えて欲しいと思います。

キャリア入社していただく方にとっても、お迎えする職場のメンバーにとっても、お互いに良い刺激を受けて、成長するきっかけにしたいと思っています。

また、AIS社は、仕事の最前線にいる担当者が主体的に判断してプロジェクトを推進する風土があると思います。パナソニック㈱やAIS社の組織の規模は大きいですが、日々の業務は、手触り感やダイレクイトな刺激を感じられるものになります。ご入社いただいた方には是非、遠慮することなく、思いっきりチャレンジを続けて成長してほしいと思います。それを受け止めるだけの懐を備えたカンパニーであると思っています。

社内制度として「e-チャレンジ」など、事業横断的にチャレンジできる環境が整っているとお聞きしていますが、いかがでしょうか?

パナソニック㈱全体で実施している「e-チャレンジ」は、自発的なキャリア開発に向けて、新たな仕事にチャレンジしていただくための社内公募制度であり、勤続4年目以降の社員を対象にしています。社内版のキャリア採用のようなもので、この制度の運用を通じて、チャレンジ風土の醸成や社内人材の流動化を狙っています。制度運用にあたっては、応募段階では、本人と募集側以外には応募の事実を知らせない等の配慮を行って、形だけではなく、生きた制度になるように工夫されています。

2.キャリア採用選考の考え方について

御社の採用では、職務経歴やスキルよりも志望動機や本人のやりたいことを重視していると感じますがいかがでしょうか?

基本は、やはり求人要件とスキル・キャリアとのマッチングですが、先ほど申し上げたように、周りへのプラスの影響の期待値も判断の重要なポイントとなります。「チャレンジしていこう」「この会社で成果を残そう」と、挑戦意欲や積極性を持って取り組んでいただける方を是非お迎えしたいと思います。

学歴についての見方はどうでしょうか?

確かに、学歴はその方の知識や努力の度合いを推察する重要な情報となります。ただし、私たちの事業の中でどのようなスキル、パフォーマンスを発揮していただけるかが最も重要です。ですから、学歴や出身校について確認はしますが、それだけで採用の可否を決める訳ではありません。

3.入社後のキャリアパスについて

キャリア入社の方のキャリアパスについてはどのようなものになるでしょうか。

決まったキャリアパスはありません。パナソニック㈱の事業領域や業務内容は大変幅広いので、さまざまな分野で活躍していただけるケースが考えられます。海外勤務も含めて、キャリア入社の方の人数だけキャリアパスがあると言えます。

御社では比較的長く勤められる方が多いとお聞きしますが?

そうですね。新卒入社の方もそうですが、キャリア入社の方も定年前に退職される方は少ないと思います。パナソニック㈱として、働きやすい会社№1のご評価をいただいたこともあります。決して仕事が楽ということではなく、厳しい中でも、それぞれの立場で挑戦し、やりがいを持って活躍いただけているということだと思います。

キャリア入社の方の活躍エピソードを教えてください。

例えば、AIS社は電池や電子部品も開発・生産しており、当然、電池や電子部品メーカーご出身の方にご入社いただくこともありますが、全く畑の違う業界の会社から来られるケースもあります。

例えば、かまぼこメーカーで「かにかま」の生産設備を設計されていた方が、電子部品の生産技術エンジニアとして活躍されているケースもあります。

製品分野が違うと自分には無理だと思われる方が多いのでは?

確かにこれまで経験されたことの無い製品を担当していただく場合は、特にスキル面でのチャレンジが求められますが、共通する技術やモノの見方などを応用できれば、活躍していただけるチャンスは沢山あります。

先程の例にあげました「かにかま」と電子部品とでは全く違う製品ではありますが、生産技術の仕事で言えば、「モノをどのように加工し、仕様に合った製品をいかに効率的に生産するか」という仕事のコアの部分は同じなのです。製品は異なっても、設備を設計するスキルは十分に応用できます。逆に、異なった製品を担当されていたからこそ、違った視点や関連のスキルが新規開発に活かせる場合も少なくありません。

求人要件によっても異なりますが、頭から無理と決めつけずに、ご自分の活躍フィールドを大きく広げるチャンスだと思って、幅広く検討していただきたいと思います。

御社は、総合電機メーカーということもあり、電気系の求人イメージが強く、機械系の人材ニーズがないのではと思われるケースも多いのですが、そんなことないのですね。

その通りです。ほぼすべての事業部で、製品・設備のメカ設計を担当する機構・機械設計エンジニアの人材ニーズがあります。メカ設計はとても重要な業務ですので、機械系の方も大歓迎です。

(3)転職の考え方と、応募を検討されている方へのメッセージ

転職に関するお考えをお聞かせください。

転職にあたって最も大切なのは、転職後に「職業人としてどう生きていくか」だと思います。つまり、転職を契機にどのように活躍のレベルアップを図り、自己実現を図っていくかということです。

ですから、私自身はキャリア採用を担当する立場ではありますが、お話をさせていただく中で、場合によっては転職をお勧めしないこともあります。しっかり考えていただいた上で今の会社で頑張るというのも尊い選択だと思っています。転職は目的ではなく自己実現をするための手段として考えて、納得のいく職業人人生を送っていただきたいです。それがご本人と私たちの双方にとっての幸せにつながると考えています。

最後にキャリア採用の応募を検討されている方へのメッセージをお願いします。

パナソニック㈱の求人の約4割がAIS社の求人となっています。非常に幅広い人材のニーズがありますので、是非マッチングする求人に挑戦していただきたいと思います。

また、会社単位、社内カンパニー単位では、販売高、従業員数など規模の大きな企業ではありますが、拠点規模でみると1000名程度の中規模の事業場の集合体です。ですから、企業全体のイメージに比べると、思ったよりもフレンドリーで風通しの良い環境であると思います。大規模な組織の中で歯車の1つになってしまう印象もなく、自分の位置づけやミッションも明確です。外から「パナソニック」を見るとわかりにくいかもしれませんが、一歩近づいていただければそういったところも見えますので、是非タイズ様や私のような採用担当にコンタクトしていただき、事業内容や求人内容に加えて、職場の雰囲気や社風なども知って欲しいと思います。そして、その上で、しっかりと検討していただければと思っています。皆様のご応募を心よりお待ちしております。

本日は、貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました。

-担当コンサルタントより-

創業100周年のパナソニック㈱は、人びとの生活に不可欠なもの、次の世代に喜んでもらえるものを作り、「100年後も誰かの役に立ちたい」と考え、次の100年に向けての土台づくりをされています。AIとIoTの時代に突入し、さらに進化する「パナソニック」を同社の選考を通じて感じてください。

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株式会社タイズより応募した方の年間採用実績数 35名(2018年度)

パナソニック社とは関係性も非常に深く、大変懇意にさせて頂いています。本社人事の方々をはじめ、カンパニー人事、事業部人事の方々まで、日頃より密に情報交換しており、時には人材を求めている配属予定部門の部門長から直接ヒアリングさせて頂く機会もあります。様々な部署の方からお話を伺うことで、詳細の求人情報や選考状況、部署毎の組織風土など、鮮度の高い情報提供をさせて頂くことが可能です。
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パナソニック社への転職をお考えの際は、是非、タイズにご相談下さい。

パナソニック様のタイズ評価は?

当社の各事業部の特性などを踏まえて、キーワードマッチングではなくアナログなマッチングを感じています。

当社では年々キャリア採用の要望数が増加しており、かつキャリア入社者への期待値も高いことから、現場ではより即戦力を求める傾向があり、採用の難易度は増しております
また、各事業ごとに採用要望がありますが、タイズ様には技術系、スタッフ系を問わずそれら事業特有の採用背景、募集地域の特性などを踏まえて、キーワードでのマッチングではなくアナログなマッチングをしていただけていると感じています。
さらには現場へ頻繁に足を運んでいただき、スピード感のある選考フォロー、進捗対応をしていただいており、大変感謝しております。
実際に年々、採用決定実績も増えておりますので、今後更なる実績を期待しております

パナソニック株式会社 採用部 部長様

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この記事を書いた人

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田熊 聖樹

株式会社タイズ

  • 関西メーカーへの高い合格率に自信あり。メーカーへの深い知見、太いパイプを活かした転職のご支援をさせていただきます
  • 「勤務地・給与」といった条件だけではなく「働きごこち・忙しさ・社風」など転職の軸を丁寧にヒアリングさせていただきます。
  • 転職成功者の満足度は92%! ※当社経由でご転職に成功された方へのアンケートより

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