転職お役立ちコラム

vol.5「メーカーでは、転職回数は何回までOK?」

前回のコラムでは、「転職活動を始めるなら、1年の中でどの時期が適しているのでしょうか?」というご質問を紹介させて頂きました。今回は同様に、ご転職希望者の方からよくいただく、「転職回数が多いとメーカーへの転職は不利になりますか?何回くらいまでなら大丈夫でしょうか?」というご質問について取り上げたいと思います。

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1)メーカーはなぜ転職回数を気にするの? 

一般的にメーカー(特に大手メーカー)では、転職回数が多い方の採用に対して慎重になる傾向がみられます。採用担当者の方が理由として挙げられるのは、「定着性に不安がある(当社で長く勤めてもらえるだろうか?)」というものです。なぜ、定着性を気にするのでしょうか?海外や日本でもITや金融など業界によっては転職回数はあまり問題にならないこと、場合によっては「転職回数=それだけ多くの企業から認められた証」、と前向きに捉えられるケースもあるようです。

一方、日本のメーカーでは以前ほどではないものの、現在でも基本的に終身雇用、定年退職を前提とした採用であること。また独自の技術や知識の習得のため長いスパンでの人材育成を行っている企業が多いことから「採用する以上は長期間勤務してほしい」という意向が強くなるようです。

例えば定年退職予定に備えた人員補充の場合、10年以上の年月をかけて後任者に技術継承を行うことを目的とした採用もあるため、短期間での離職は、事業運営上大きなダメージとなるのです。

2)転職回数は何回まで大丈夫?

一般的なメーカーでは、20代で1-2社経験35歳までで2-3社経験までといった基準を設けている企業が多いようです。大手メーカーの中には、20代は1社まで、30代は2社までといった厳しい経験社数制限を設定されている企業もあります。

3)転職回数が多いと転職できないの?

これまで少し厳しいお話をさせて頂きましたが、 転職回数が多いからといって、必ずしもメーカーへの転職が不可能、というわけではありません。例えば、ある中堅メーカーでは、技術継承だけでなく、自社にない技術・経験をお持ちの方を採用したいとの意向から、転職回数を重要視しない採用を行っています。また前述のとおり、一般的に外資系企業は日系企業と比較すると、転職回数よりも経歴の中身を重視する傾向が見られます。

4)転職回数よりも大事な「転職理由」

採用側の企業は、転職回数そのものだけでなく、転職に至った理由をより重視します。転職回数が1回だけであっても、転職理由が「当社でも同じような不満を持たれるのでは?その結果、また転職されるかも?」という不安が、少しでも採用担当者の脳裏によぎった場合は、見送りにつながる可能性が高くなるようです。一方、過去の転職理由が、「うちの会社では問題にならない点なので、長期的に就業していただけそう」と判断されれば、転職回数が多くても問題なく内定につながるケースもあります。

転職回数を減らすことはできませんし、転職理由については誠実に、正直にお伝えすることが大前提です。ただ、同じ内容でも、面接官の共感を得るための伝え方には、表現方法の工夫やコツも必要です。タイズでは、単に求人企業の紹介だけではなく、面接対策の一環として転職理由の伝え方についてもマンツーマンでアドバイスを行っておりますので、ぜひご活用ください。

当然のことですが、不本意な転職を繰り返すことのないよう、あなたの転職目的にマッチした求人、企業を見つけることが、最も大事なことだと考えております。その点も心がけてご提案させていただきますので、是非お気軽にご相談下さい。

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