転職体験談

転職体験談 case.23

profile

年 齢 40代前半
前 職 品質管理コンサルティング会社にて品質管理コンサルティング
現 職 化粧品メーカーにて品質管理

■転職を考えたきっかけ

もともとは両親の年齢のこともあり、実家に戻らないかという話がきっかけでした。前職の会社でも希望を出せば転勤することはできました。しかし、その場合は給与が下がるため、転職も視野に入れ、リクナビNEXTとデューダの2つの転職サイトに登録しました。その後、同居の話は解決したのですが、求人サイトを通じてたくさんのメールが送られてきました。

それまで私のやってきた仕事が、どれくらい世の中にニーズや価値があるのかといったことは目に見えなかったのですが、求人サイトに登録すると思った以上にオファーメールが送られてくる。それで、もう少し転職活動を続けてみようかと考えたのです。

■転職活動の流れ

<転職活動開始>
前職では、いろんな企業の工場に入って、品質管理の指導する仕事を行っていました。当時、担当していた業界に絞って求人情報をチェックすることから活動をスタートさせました。その中からピックアップして、医療機器・製薬・食品企業の品質保証などに直接応募しました。しかし、なかなか思うように転職活動は進みませんでした。

<書類選考>
そんな時にタイズ社のキャリアコンサルタントの方から「ある化粧品メーカーの工場での求人があるのですが、興味がありますか」というメールが届きました。それまで現職の会社のことは知りませんでしたが、化粧品メーカーには興味がありましたので、「ぜひ、お話を聞かせてください」と返事をしました。

その後、コンサルタントの方から電話があり、「ある化粧品メーカーが品質管理で管理職候補となる人材を探しています。職務経歴を企業に送って検討させてもらえますか」とのことでした。事前に企業では、こんな人材を求めているので、こんなふうに書いたらどうですかといった具体的なアドバイスがありました。コンサルタントの方に添削していただきながらエントリーシートを仕上げていきました。

<一次面接>
書類選考を通過し、「工場が動いているので一度見てみませんか」とのことで一次面接は関東の工場で行いました。工場長と取締役の生産本部長との面接でした。

面接では、自己紹介、これまでの職務、大学での研究内容、管理職としてのマネジメントの経験、品質管理のスキルなどをお話しました。一番評価されたのは、いろんな業種・業態を経験して得た知識です。

工場で勤務しているといろんな情報がたくさん入ってきます。しかし、実際に違う業種の工場の現場を見る機会はなかなかありません。化粧品工場もある程度のグレードがありますが、それ以上の医薬品工場での品質管理、さらに上の半導体などを作る塵や埃ゼロの世界。食品工場が優れている人由来の異物混入を防ぐ衛生・品質部分。取引先の工場長、品質管理・製造スタッフとどんな折衝をしながら改善活動を進めていくのか。そういった具体的なお話と様々な企業に入って品質の不良、異物の混入などを削減した実績。実際に私が経験してきたことをこと細かくお話しましたね。また、前職の外回りで培った顧客対応力にも関心を持っていただけたと思います。

面接時間は当初予定していた40分?50分を大幅に超えて80分間、「話せるだけのことは話せた」という実感はありました。

一次面接を終えて、先方が私に対してどういった印象を持ったのかをすごく知りたくてタイズのコンサルタントの方に聞いていただきました。良かった部分は今後の私のPRポイントになりますし、足りない部分も見えると思ったからです。その答えをしっかりいただけたことは、とても良かったです。

<二次面接・内定>
二次面接は本社で行われました。社長と常務2名、取締役2名、人事部2名の7対1の面接でした。品質管理として苦労したことや入社する意欲、本当に入社が可能かどうか、などを聞かれました。この面接も1時間と長く、少し緊張していたせいか、何を話したかよく覚えていません(笑)。

9月上旬に一次面接があり、10月上旬に内定をいただきました。

■就職活動で苦労したポイント

年齢も高かったので、転職して一から勉強して積み上げることではなく、現場に入ってすぐに実績を出すこと求められます。現状の生活を維持できる年収と、なおかつ自分のキャリアを即戦力として生かせる求人を探すのに苦労しましたね。

前職は勤務時間が長く、毎日帰宅が23時を過ぎるような仕事でしたので、転職活動のモチベーション、職務経歴書作成などの準備にあてるエネルギーを維持するのも大変でした。

■その企業に決めたポイント

応募・選考が進む中で、現職の業種・業態の将来性を調べました。今は食品メーカーや化学メーカーなども化粧品業界に参入するなど、市場が拡大しまだまだ伸びしろがある事業で将来性を感じました。現職の会社も前期、今期と年々売り上げを拡大しており、事業方針も明確になっています。現職の会社は、大手メーカーのOEMを行っています。最初は正直下請けのイメージを持っていましたが、どこかの系列ではなく、さまざまなメーカーの商品を作っているので、多くのノウハウが当社に集結します。コンサルタントの方から「大手メーカーの10年分の仕事を2?3年で経験できます」とも言われました。まさに、それが私のやりたい仕事そのものでした。

今はブランドを持っているから安泰という時代ではないですし、逆に現職の会社のほうがしっかりとキャリアを積んでいけると感じました。業界もオーガニックやアンチエイジング、健康寿命などのキーワードで新たな商品開発に携われるのも面白い。

業界と会社の将来性、この2つが現職の会社に転職を決めた理由です。

■転職して良かったこと

今まで「製造現場は知っている」という感覚がありました。しかし今、研修中でいろんな部署を回っていて、モノづくりを「知っている」と「できる」の違いの大きさを実感しています。今は、それをどんどん習得できているので、ムリ・ムダ・ムラを防ぐ改善活動が実際の現場でできることとできないことが絞り込んで見えてきました。たくさんの生産現場を見て培ってきた私のノウハウが現職で生かせるのかなと思います。

現在の研修もそうですが、資材を購入する業務課から商品をつくる製造工程、包装充填工程、出荷工程と1ヵ月毎に現場を回っています。12月に入社して、4月末までが研修で5月から正式に品質管理への配属。こうした、きちんとした中途採用の研修プログラムがあることも良かった点です。

■これから転職活動を行う方へのアドバイス

「気長に焦らず」が大切だと思います。転職経験のある知人に「期間も1?2年は見ておいた方がいい。自分がしたいこと、したかったことをじっくり掘り下げて焦らない方がいい」とアドバイスを受けました。その知人は海外で勤務しており、「日本では一つの企業に勤めあげることが美徳となっているが、海外では美徳とされない。できる人材はどんどん転職してキャリアを伸ばしていく」とも話していました。日本でも自分にどんなスキルを身につけ、どんな実績を残すのかを意識しているか、していないのでは将来転職する時に大きな差が出ると思います。自分が今までしてきたことの総括をしっかりと見定めておくべきだと思います。

それとこれからの転職は良きエージェントとの出会いが大切だと思います。

■タイズのサービスで印象的だったこと

私を担当してくれたキャリアコンサルタントの方の力量もあるとは思いますが、すごく親身になって相談に乗ってくれました。コンサルタントの方も毎晩遅くまで仕事をされていたので(笑)、たくさんの案件を抱えていたと思います。声掛けとか気遣いがとても素晴らしかったです。コンサルタントの方も転職経験があり「私もそんな気分でした」とか家族への気遣い、新しい環境に行くことへの不安などにも相談にのっていただきました。だから、安心して任せられる、信用できる方だなと思いましたね。

また、例えば実際に入社する時の提示された給与に関して「もう少し上がりますが、あるいは下げた方がいいですか」といった聞きにくいことも、いいです、わるいですとはっきりと率直な意見を言っていただいたのも良かったです。アナログといえばすごくアナログですが、本当に求職者に寄り添ったサポートでした。

選考過程でもかなり具体的なアドバイスをもらいました。タイズのキャリアコンサルタントの方は、エントリーシートの添削でもそうでしたが、一次や二次面接でも何を問われるのかをその都度しっかり教えてもらいました。エージェントはもう1社利用していましたが、2?3社受けると一次も二次での質問内容も「志望動機」や「今後のキャリアをどう築いていきたいのか」といった決まりきった定型文的なものしかありませんでした。タイズのコンサルタントの方は、「今回の募集は、何より一次面接が重要で、キーマンはこの方で、こういうことを大切にしていて、こんな質問がある。」といったこの求人に関する具体的で詳細なアドバイスがありました。今までそんなアドバイスを受けたことがなかったので、とても驚きましたね。

人材紹介の仕事は、内定が出たら終わりだと思っていましたが、入社する何日か前まで「ご家族の方はどうですか」と連絡をくれたり、入社後も「転職された後いかがですか」と電話をくれたり、ここまでしてくれるのかという感じがありました。

前のページへ 一覧 次のページへ
PAGE TOP