転職体験談

転職体験談 case.17

profile

年 齢 30代前半
前 職 計測機器メーカーにて設計・開発
現 職 生産機械メーカーにて設計

■転職を考えたきっかけ

きっかけは大きく分けて2つあります。一つは待遇面です。前職の会社では、年俸制で裁量労働制の給与制度でした。言い方は悪いのですが、会社からすると社員を使い放題的であり、社員にとっては残業しても、成果を出しても待遇が頭打ち。これでは高い勤労意欲を維持できないと感じていました。これがマイナスの理由です。

もうひとつはプラスの理由。大学ではものづくりというより、学問的な理学分野の研究に取り組んでいました。前職で設計・開発に携わるうちに、生産ロボットや工場のラインなど、動くものに関心が移っていったのです。ただ、前職ではそうした製品を作っていないため、機械設計のスキルが身につく環境ではありませんでした。そのために本格的な機械設計業務に携われる会社に移りたいと考え、転職を決意しました。

■転職活動の流れ

<転職活動開始>
昨年の2月位からぼんやりと転職を意識していて、情報収集を始めました。本格的に動き出したのは6月上旬で、まずはリクナビNEXTに登録。スカウトメールのうち10社ほどをピックアップして、エントリー。産業機械といっても幅広いので、将来、どんな分野で特化するかを考えるために、面接や見学に伺い、実際にお話を聞き、製造現場を見せてもらっていました。その後、しばらくしてタイズ社とも面談をしました。

<面談>
コンサルタントの方とは、出身大学も同じで、他にもいろんな共通点があり、お話しも上手だったので、信用できる人だなという印象を持ちました。

面談では、「何故、転職しようと思ったのか」「何故、前職の会社に入社したのか」、また、その当時抱えていた不満、将来進みたい方向と現実とのギャップなどを詳しく聞いていただきました。

その上で、転職するにあたって考えていた希望をつぶさに説明しました。一般的な待遇であること。設計業務ができること。自分としては、上流工程から納品、アフターケアまでを一貫して手がけたいので、大企業ではなく、技術力の優れた中堅中小企業であること。そういった希望をお伝えすると、コンサルタントの方が「心当たりの会社がある」と言われて、10社ほどの求人を紹介してくれたのです。そんなにたくさんあるのかと正直びっくりしましたね。

その中から現在の会社を1社だけ選んでトライすることにしました。

実は現在の会社は、新卒で就職活動をしていた時に、合同説明会で話を聞いていたのです。その時に「面白い会社だなぁ」とは思ったのですが、その当時、私が研究していた分野とはあまりにも違うために、応募はしませんでした。今回、コンサルタントの方からも強く勧められたこともあり、ご縁を感じて書類を提出し、応募することにしたのです。

<面接>
書類選考を無事通過して、内定をいただくまでに2回の面接選考がありました。

1回目は、まずSPI試験を受け、その後、人事課長、直属の課長、設計部の課長クラスの方、3名が面接に出てこられました。その面接でお二人とお話をして、会社の雰囲気がすごくよく伝わってきました。ホームページで経営理念をあらかじめ読んでいたのですが「人を大事にする」「技術を追求する」といった通りの社風だと思いました。その印象にぶれがなく、自由な雰囲気を直感的に感じたのです。

質問内容は入社動機や職歴に関する基本的なものに加え、幼少期に興味を持っていたことやお酒は好きか(笑)といったものでした。スキルよりは、私の人格をいろんな方面から知りたいのかなという印象を受けました。個人的には面白い面接でしたね。

二次は、社長、副社長、設計部の部長との面接でした。最初は緊張しましたが、固い雰囲気ではなかったですね。最初に志望動機などを聞かれましたが、そこからは社長が事業に対する思いを話されました。また、社長とは出身大学が同じで、私の専攻だった物理学や私が好んで勉強していた数学を社長も学生時代、熱心に取り組んでいたといったお話もしましたね。

「お酒は好きか」と二次面接でも聞かれました。どれだけ飲み会があるんだろうと思いましたが、実際に入社してみるとそんなことはなくて、あの質問はなんだったのかと今でも不思議に思っています(笑)。

<内定>
1週間後に内定の連絡をいただき、入社しますと即答。タイズ社を通さず、リクナビNEXTで直接応募して内定をいただいていた会社には、お断りの連絡を入れました。結果的にはタイズ社から1社紹介していただき、そこに転職することになりましたが、転職先を決断するときに比較できる対象があって、他の会社も受験しておいて良かったと思います。

■就職活動で苦労したポイント

タイズ社の紹介をいただくまで、就職サイトを通じて、スカウトメールが送られてきた数社に応募しました。しかし、実際に面接などに伺うとそこに書かれている社風や待遇、職務内容が違っていることが多くて辞退したこともありました。前職の会社で勤務しながらの転職活動だったので、面接のために休みや早退を取らなければならず、それが見込み違いだとまったくの無駄になります。また、スカウトメールが送られてきた会社に応募するとレジュメ選考で落ちたり、時間をかけた割には、活動がスムーズに進みませんでした。あまり頻繁に休みや早退を繰り返すのも無理があり、活動開始当初は「このままではまずい」と結構焦っていました。

■その企業に決めたポイント

人を大事にする、そして自由な社風に惹かれました。また、作っている機械が面白く、独自技術によって世界で高いシェアを誇っている。まさに私が作りたい機械を作っているところが転職を決めたポイントです。

■転職して良かったこと

待遇面では何の不満もないですね。本当に社員を大切にしている会社だと思います。

社風も私に合っています。それぞれが干渉しすぎず、大丈夫だろうと任せてくれる。かといって、放って置かれるわけではない。能動性がない方には向かない環境ですが、私は動かずにはいられないタイプなので、ピッタリだと思います。裁量権も大きく仕事を任せてもらえます。機械に接するチャンスも増えて、扱いたかった装置に毎日触れることができる。時には「自分には時期尚早では」という仕事も任され、その期待に応えるべく勉強を重ねています。プレッシャーかかる仕事にチャレンジしていることで、技術者としての成長を日々実感しています。

■これから転職活動を行う方へのアドバイス

タイズ社のホームページに「アナログマッチング」と謳っている通り、本当にコンサルタントの方が親身になって、なぜ転職したいのか、どんな適性を持っているのかなど、じっくり話を聞いてくれます。今回、コンサルタントの方や現在の会社との出会いやご縁などがあって転職することができました。まさに「アナログ」的なことが大切だったと思います。転職サイトの仕組みの中で行われるのは、あくまでもデジタル的なマッチングで確実性が低いと感じました。転職はやはり人間が中心でやるべきもの。だから、人と人とのつながりを大切にしていくことが大切だと思います。

■タイズのサービスで印象的だったこと

働きながらの転職活動でしたので、自宅に帰るのは夜でしたが、夜遅くても対応していただき、親身になって話を聞いていただきました。また、レスポンスの早さも印象的でした。一次も二次の時も面接に臨む前と終わった後には電話をいただき、二人三脚で転職活動をしているという実感があって、勇気付けられました。

また、転職活動中に「本当に機械設計の方向でいいのか」と迷ったこともありました。例えば、解析なども自分に可能性があるのではないかと相談したことがあります。コンサルタントの方からは「解析は設計をサポートする業務。機械設計をやりたいあなたがする仕事じゃない」と諭されました。一人でやっていたら、あれこれ考えて血迷った判断をしてしまう(笑)。転職の原点に立ち返り、考えを正していただいたことも今から思うとありがたかったです。

前のページへ 一覧 次のページへ
PAGE TOP